【フィルムカメラレビュー】スタイリッシュでコンパクト、写りも最高のレンジファインダー「ミノルチナ-S」がやってきた!

こんにちは「kio」です。 最近今まで使ってこなかったメーカーのカメラが手元に増殖中です。 このペースで増えていったら、嫁kiioに怒られそうですが、、、なんだかんだ言って僕の買ってきたカメラを、「これカワイイねー」とか「小っちゃくてイイねー」とか言って「しれっ」と使っているので案外楽しんでるかもしれません(という事にしてます) さて、今回レビューするカメラは「minolta ミノルチナ-S」しかもオーバーホール済み! 基本8割以上がジャンクカメラ触っているので、バッチリ整備されたカメラは久々 このカメラを手に入れて、早速試写してきましたので、使用感や作例、購入先等交えレビューしていきたいと思います。 レビューと言っても「完全個人的新しいカメラ購入で嬉しい補正」が入っている記事なので、ふわっと見て頂ければ幸いですw 是非最後までご覧ください。 ミノルチナ-Sのレンズ「ロッコール」の写りは? まずは何はともあれ、写真を見て頂きます。 使用カメラ:minolta Minoltina-S 使用フィルム:Kodak Proimage 100 カメラのキタムラ現像、データ化無補正です。 手に入れて早々いつもの漁港に試し撮りにきました。 ここからミノルチナ-Sの作例 写真の感想 ミノルタのカメラは今までも使ってきたのですが、大体αシリーズからで、ミノルタでも「ロッコールレンズ」は今までほぼ縁がなく使った事余りなかったんです。 そして、今回ミノルチナSに付いている「ロッコール」で写真を撮って思った事は、 めちゃめちゃ良い!!!(語彙力) の一言! でも、砂浜はちょっとオーバーでしたね、、、もっと精進します、、、 レビュー書くと、大体「良い」とか「良く写る」って書いてる気がするけど、今回のロッコールはその中でも上位に入る写り。 あっ、、でも皆さんも経験あるかと思いますけど、買ったばかりのカメラって「購入した嬉しさ補正」が大分かかっていてよく見えるんですよねw それにしたって、補正抜きでもこのレンズ、とても良い写りだと思いました。 正直、レンズの収差とか解像度、周辺部分とかを細かくレビューしている方も多くいらっしゃって、それらを見るたびに純粋に「スゲーな」って思ってみているんですが、僕はレンズの収差や湾曲、解像度とかは殆ど気にしない、というか、写真って「パっと」全体をみた時の印象や、バランスなんかが一番だと思っています。 言葉で上手く伝えられないんですけど、出来上がったデータや、プリントを「一目見た時の印象」で僕は良いとか、凄いとか、好きとか言っているんですね。 40mmという画角も広すぎず、狭すぎずスナップ用途にはとても使いやすい長さでした。 まぁ、今の時代に好んでフィルムカメラメインに使ってる変わり者なので、レビューと言ってもこんなもんですw フィルムの特性もあるかとは思いますが、特に気に入ったのは「青」と「黄色」の色味。 コントラストが強い訳でも、めちゃめちゃ鮮やかでも、色ノリも凄く良い、、、という訳では無いんですけど、色が「艶めかしい」「艶がある」とでも言うんでしょうか? 快調も良く出ていて、妙な「リアルさ」がある描写だと最初に出来上がった写真をみた時そう思いました。 Minoltina-Sのスペックや使用感など ミノルチナSの発売年は1964年、このころの日本はハーフカメラ全盛期でAEのカメラも出始め、一般的な35mmフルサイズのマニュアルカメラは「大きく、重い」物が好まれていたようで、このカメラが発売した時はそういう背景もあり余り売れなかった様です。 ミノルチナS/ミノルタAL-s(1964年11月発売) – セレン連動露出計を内蔵するマニュアル露出の距離計連動式カメラ。セイコーSLVシャッターを装備。AEカメラが普及してもやや上級向けとして販売され続けていたが機能的にはすでに陳腐化していたマニュアルカメラを小型化することにより気軽に高度な撮影を楽しめることを狙って開発された機種。連動距離計、連動露出計、大口径ロッコールQF40mmF1.8レンズを持ち合わせていながら当時としては非常に小型のカメラだった。しかし、普及機は自動露出が当たり前となり、一方本格的なマニュアル撮影をするカメラを小さくする必要はないという風潮があり、あまり売れなかった。輸出用にはミノルタAL-sとして販売された。 ミノルタのカメラ製品一覧wikiより引用 上記説明にもしっかりあるように、余り売れなかった様で、ちゃんと動く個体も少なく、僕がいつもチェックしているドフの青箱はもちろん、カメラ店でも見かけた事は無いです。 サイズ感はハーフカメラよりはちょい大きく、当時35mm判フルサイズのカメラとしては当時”世界最小”だったとか、 … 続きを読む 【フィルムカメラレビュー】スタイリッシュでコンパクト、写りも最高のレンジファインダー「ミノルチナ-S」がやってきた!