【フィルムレビュー】”花札”モチーフのパッケージが目を引く、珍しい12枚撮りのカラーネガフィルム「KoiKoi ISO200」カメラ、レンズのテスト、ハーフカメラに

こんにちは「kio」です。 大分暑さも和らぎ、少しづつ秋の気配もチラホラ見えてきた気がする。 今回は最近発売されたちょっと変った??新フィルム 「KoiKoi ISO200」 のレビューをお届けしようと思う。 是非最後までご覧ください。 KoiKoi ISO200について このフィルム「KoiKoi ISO200」は「こいこい」と読む。 販売元は「東邦ITサービス株式会社」で、今回こちらの担当の方からブログの方に連絡があり、提供頂き、レビューを書く事になった。 この会社は日本の企業みたい。 ちゃんとHPも有り、所在もはっきりしていたのでちょっと安心。 名前とパッケージを見て何となく察した方もいると思うけど、この「KoiKoi=こいこい」という言葉は「花札」の用語。 パッケージも花札をモチーフにして、海外での販売も視野に入れ、日本らしさをアピールしているとの事。 実際パッケージは花札の札のデザインがモチーフで、ぱっと見かなり目を引くんじゃないかな? 僕の様にレコードとかCDをジャケ買いする人間には結構刺さるw この花札については皆大好きNintendoの公式ページのリンク貼っておくから興味がある方は見てみてね。(ニンテンドーは元々花札やトランプを販売する会社だったんだよ。今でもニンテンドーは花札やトランプも製造販売している) そして、このフィルムの中身は「 コダック VISION3 200T カラーネガティブ フィルム 5213 」 このサイトを見て頂いている方や、フィルムに詳しい方だったらすぐにピンとくると思う。 このコダック5213は元々はシネマ用フィルム。 シネマ用フィルムのカーボン層を除去して、一般的なカラーネガフィルムの現像処理C-41が出来る様に加工したフィルムなんだ。 このサイトでも度々登場する「MARIX FILM」もシネマ用フィルムの加工フィルムを沢山リリースしている。 マリックスだけじゃなくて、今は結構このシネマ用の加工フィルムは色々なメーカーが出しているから、フィルムカメラ民には結構浸透してきていると思う。 そしてこの5213は「200T」これはタングステンフィルムという事。 タングステンフィルムというのは簡単にざっくりいうと、タングステン光の下で適正な色温度になるよう設計されたフィルムという事。 このタングステンフィルムを日中、太陽光下で使うと色温度が下がり、全体が青っぽい感じになる、逆にタングステン光等、温白色とかの人口灯下では自然な色味になるのが特徴。 更に特徴としては今時珍しい「12枚撮り」であるという事。 担当者様の話によると、「元々会社でテスト用で12枚撮りのフィルムを使っていたのを一般向けに販売」という事らしい。 そして、パトローネはプラスチックタイプ、DXコードは無し、フィルムエンド処理は担当者様情報によるとテープ止めとの事。 一気にこの「KoiKoi ISO200」について書いたので、ちょっとここまでの特徴ををまとめると。 次は購入方法と値段。 購入方法と値段 「KoiKoi ISO 200」は現在「公式オンラインショップTOHO STORE」か「チャンプカメラ各店」での販売。 値段は12枚撮り1本「1,100円」(公式オンラインショップでの値段) いや、、、何となく言いたい事はわかるよ、、、、 12枚で1,100円って割高なんじゃ??? と思ったあなた!!!! 正直ちょっと割高なのは、僕もそう思った(東邦ITサービスさんゴメンナサイ) でも、12枚撮りのカラーフィルムって結構使いどころはあると思うんだ。 ちょっと割高ではあるけど、手軽、気軽に使えるのがイイ! 正直書くと、12枚撮り1本1,100円って、結構割高ではあると思う。 最初は、12枚撮りで1,100円のシネマ用加工フィルムという事で、ちょっと割高に感じたし、提供を受けるってことはちゃんと正直にレビューも書かなきゃいけないからね(余り高い高いって書くのも申し訳ないし、、、) でも、僕がこのフィルムに惹かれたポイントは「12枚撮り」という所。 この12枚撮りって、今現在日本で流通しているカラーフィルムとしては唯一なんでは無いだろうか?? この記事を書いている時点でコダックウルトラマックス400の24枚撮りは1,690円、MARIX各種は1,750円(いずれもヨドバシ価格)と単純に24枚撮りを2で割って12枚撮りとして考えると845円~875円と、こいこいISO200の1,100円ってちょっと割高感はある。 でも僕の様に、ジャンクカメラ、レンズが好きな人だったり、ハーフカメラを使ってサクッと撮り切って早く現像に出したい人も一定数いると思う。 カメラ、レンズのテストには今まで普通の24枚撮りや36 … 続きを読む 【フィルムレビュー】”花札”モチーフのパッケージが目を引く、珍しい12枚撮りのカラーネガフィルム「KoiKoi ISO200」カメラ、レンズのテスト、ハーフカメラに