【モノクロ現像データ】オリエンタルニューシーガル100×MARIX MX-19 1+3/PETRI COLOR35スナップ
こんにちは「Kio」です。 GWも無事に特に何もなく過ぎ去り、またいつも通りの日常がやって来た。 数少ない休みでちょっとだけスナップして来たので今回はMARIX から発売されたばかりのコダックD-19ベースの硬調現像液「MX-19」とマリックスフィルム以外のフィルムでの組み合わせの現像データをお届けしようと思う。 是非最後までご覧ください。 MX-19は勿論マリックス以外のフィルムでも普通に使えるんだよ 新たにMARIXから発売された「MX-19」今現在は現像データはMARIXフィルムの物しか公開されていない。 しかもベースになった現像液「Kodak D-19」も殆ど現在のフィルムでの現像データは見つからないのが現状。 しかし、折角MARIXでは色々な個性を持った現像液が6種類も新発売されたし、MARIXフィルムだけで使うのはもったいない、、、 そこで今回は冷蔵庫で暫く眠っていた「オリエンタルニューシーガル100」を使ってMX-19を使って現像してみたので現像データと作例を公開していく。 現像時間の割り出しは、データが豊富にあるD-76(MX-76)やMX-T2(X-tol)とニューシーガル100の現像データと比較して大体のあたりを付けて現像時間を決定した。 オリエンタルニューシーガル100について 今回使ったフィルム 「オリエンタルニューシーガル100」 は現在でも購入可能なISO100のパンクロマチックフィルムだ。 トラディショナルタイプの乳剤を使用していて、中身は「ケントメア100」と言われている。 このニューシーガル100の特徴は といった所か。 本ブログでも少しこのフィルムでの現像データがあるので一度見てみて欲しい。 この軟調なニューシーガル100に硬調な現像液MX-19を組み合わせるとどんな感じになるか気になっていた。 次は早速現像データの公開。 現像データ 使用フィルム:オリエンタルニューシーガル100 使用カメラ:PETRI COLOR35 使用現像液:MARIX MX-19 現像処理:MX-19 1+3 20℃ 8´00(30/60/3) スキャン/データ化:VALOI easy35/ライトルームモバイル反転現像 ※データ化の際ネガポジ反転とカラーバランスを白黒にし、明るさのみの調整。その他コントラスト等の調整はしていない。 MX-19×ニューシーガル100作例 作例を見て ニューシーガル100×MX-19の作例を見て貰った。 現像結果の感想として 僕はいつもモノクロのデータ化は という手順でデータ化をしているが、今回は上記1~3までの手順のみで(明るさのみは少し調整してある)各種パラメーターは弄ることなく上記作例の感じになった。 前回の記事でも書いた通りMX-19はコントラストが高く、ハイライトが上がりやすい硬調な現像液。 それにしたってちょっと現像時間は多かった気もする、、、、 輝度差が多い所ではやはりハイライトが上がり、飛んでしまっているが、シャドー部はニューシーガル100にしては大分出てくれたと思う。 粒状感はやはりこのMX-19やや出る現像液の様だ。 元々軟調なフィルムだが、結果コントラストも付き、ラチチュードの広さで助けられ全体的にバランスは良いと思う。 しかしそれでもやや現像過多なのは否めない。 今回1+3 20℃ 8´00での処理だったが、30秒~1分処理を短くしても良いかもしれない。 逆にこのハイコントラストな感じが好きな方は8´00のままで処理して貰っても良いかも。 を目安に現像して貰えば大きな破綻は無いと思うので、現像する皆さんの好きな調子になるよう試して貰いたい。 かなりアバウトな現像時間の割り出しではあったが、取り敢えず何とかなって良かった(;・∀・) リンク 最後に 今フィルム写真、カラー、モノクロを楽しんでいる方は少ないと思う。 その中でもフィルムを実際に手焼きプリントして楽しんでいる人は更に少ない。 本来ならネガから手焼きでプリントした方が良いのは大前提だが、中々そこまで出来る人は多くは無いのが現状だ。 基本的にこのブログで紹介している写真や現像データは 「スキャン・データ化」 を前提として紹介している。 MX-19×ニューシーガル100の現像データと作例を見て貰った訳だけど、今回の現像データを目安に現像すれば「ニューシーガル100(ケントメア100)はこんな感じの写真(データ)となるよと」、参考にして頂ければ。 皆さんそれぞれフィルムの楽しみ方があると思うが今後もこのMARIXから発売された新現像液とマリックス以外のフィルムの組み合わせを色々試していきたいと思っている。 最後まで見て頂きありがとうございました。
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