フルマニュアルのハーフカメラ【OLYMPUS PEN D】/FUJIFILM 業務用100/スナップ
こんにちは「kio」です。
今年に入ってからフィルムカメラ界隈は色々な話題で持ち切りですね。
まずは各社フィルムの値上げ、、、、
そして
Kodak がハーフフィルムカメラ「EKTAR H35」、フルフレームフィルムカメラの「i60」を発売、そして9月に入ってから富士フィルムが2018年に出荷終了していた「SUPERIA X-TRA 400」を国内で再販したり
と、色々ありました。
そして、最近ではネガカラーフィルムが転売ヤーの標的にされている様で、実店舗等では買い占め等が問題となっているようです。
こうしてみるとネガティブなニュースがどうしても目立ってしまいますが、APSフィルムの様に絶滅した訳では無いので、細々とでもフィルムカメラを楽しんでいきたいですね。
当サイトでも記事を書いている「魅惑のハーフカメラ」シリーズでも紹介してますが、今回はハーフカメラ【オリンパス PEN D】にフィルムを詰めてスナップしてきたので是非最後までご覧ください。
フルマニュアルだからこそ良い!!
今回使った【オリンパス PEND】ですが、基本【フルマニュアル】
フルマニュアルなのでフィルムカメラをはじめたばかりの方にはちょっとおすすめはしづらいですが、このフルマニュアルだからこそ色々な場面で使う事が出来るんです。
フルマニュアルで1番良い点は、シャッタースピードと絞りを自由自在に操れますし、いかにも「フィルムカメラで写真を撮っている感」がするのも良い所。
僕はこのオリンパスペンDが大好きで、とても思い入れのあるカメラなのですが、カメラが多すぎて中々出番が回ってこないんですよね、、、、
でも、古いカメラはたまにシャッター切ってやらないとすぐに調子が悪くなりますし、久々にペンDが使いたくなったので今回久々にフィルムを詰めてスナップしてきました。
以前個別で使い方記事を書いていますのでそちらも合わせてみてみてください
作例
フィルムは期限内の【フジフィルム業務用100】
カメラのキタムラデータ化無補正です。
久々のPEN Dはやっぱり楽しかった
久々に使いましたが、やっぱり写りも良く、使っていて楽しいカメラでした。
PEN EEシリーズなんかは室内だとシャッタースピードが遅くなり所謂「赤ベロ」が出てシャッターを切れない状況でもこのPEN Dだとフルマニュアルなのでシャッターを切ることが出来るのも良いですね。
でも、室内や、ちょっと絞りを開けると被写界深度も浅くなり、目測でのピントなのでピントは外しちゃってますが、それも含めてこのカメラの個性だと思っています(笑)
それとシャッタースピードが遅くなるとコンパクトなボディーが災いして、ブレやすくなるのも注意です。
それ以外の日中野外での撮影ではピントも、ブレも問題なく良く写っていますね。
作例一番最後の鉄塔の写真なんかは、露出も合っていて、とてもキレイで特徴的な「青」が出ました。
この青は使ったフィルム業務用100っぽくない色ですね、
フィルムカメラは使うフィルムとレンズの組み合わせで色々な色味が出るので飽きないです。
比較するのも可哀そうですが、コダックのハーフカメラエクターH35より数段上の描写で、オリンパスの「ズイコー」の名を与えられるレンズなだけの写り。
最後に
久々に大好きなカメラ【OLYMPUS PEN D】でスナップしてきました。
24枚撮りを入れたのですが、それでも倍以上の52枚撮れたので現像までに少し時間がかかってしまいました。
作例でもわかるようにやはりハーフカメラ、PCのモニターのサイズで見てもやはりざらつきが少し目立ってしまっていますね、以前から書いてはいますが、ハーフカメラにはISO100か200位で使った方が良いと思います。
改めて、このカメラの良さを再確認。
もっと使ってやらなきゃ、、、、
でもPEN Dばっかり使うと他の子たちがへそを曲げないか心配です、、、
最後まで見ていただきありがとうございました。