【実験】期限切れのフィルムで写真を撮ってみた。その2
こんにちは「kio」です。
前回の「24年前に期限切れのフィルムで写真を撮ってみた」に続き【実験】その2で今回は
2006年5月に期限が切れているフィルムで写真を撮ってみました。
宜しければこちらもどうぞ
今回使用した期限切れフィルム
使用したフィルムは「FUJICOLOR SUPER 400」
2006年5月に期限切れ。丁度16年期限が過ぎています。
某リサイクルショップにて未使用5本パックを安く購入しました。
前回24年前に期限切れのフィルムが意外と普通に写ったので、今回も行けるのか?
ちょっとワクワクしながらカメラに詰めます。
今回使用したカメラ
前回は「Kodak RETINA Ⅲc」で使ってみましたが、
今回もクラシックカメラで使用することにします。
白羽の矢がたったのは、
ZEISS IKON CONTESSA351950年~発売されているドイツ製のクラシックカメラです。
前回と同じく2段落ちの感度、ISO100として撮影してみる事にします。
16年前に期限切れのフィルムの写りは??
さっと散歩がてらスナップして早速現像。
今回もしっかり「期限切れフィルム」であることを伝え、近所の写真店へ現像と、スマホ転送を頼みました。
1時間後、現像があがり受け取り写真を確認。
前回案外普通に写っていたので
「今回も行ける!」
と確信してましたが、やっぱりドキドキします。
写真をクリックすると拡大します
うん。
今回も普通に写ってる。
しかも、前回より色の被りも少ないです。
でも、やっぱり少し彩度は落ちている感じ、色乗りもいまいちですね。
やはり感度は落ちているようですし、コントラストも低いですが、粒状感は思ったよりは出ていない様に思います。
しかし、これくらいなら補正をかければ余裕でなんとかなるレベルです。
ちょっと試しに補正をかけてみましょう。
ライトルームで補正をかけてみた
ちょい彩度とコントラストを弄っただけです。
これは普通に使えそうです。
しかし、わざわざ期限切れフィルムを使う必要があるのでしょうか?
次は期限切れフィルムのメリットデメリットを書いていきます。
次は、期限切れフィルムのメリット、デメリットについてです。
期限切れフィルムのメリット
ここではメリットを紹介していきます。
- 意図してない面白い、「エモい」色味や粒状感が出るときがある。
- 物によっては、新品と比較して比較的安価に購入出来る。
- 今は販売してない珍しいフィルムを使うことが出来る。
- 結果が予想出来ないのでドキドキ、ワクワク感が高い。
期限切れのフィルムのデメリット
次はデメリットです。
- 意図してない色味や、粒状感が出る場合がある。
- 物によっては値段が新品より高価な場合がある。
- 保管状態によっては写らない場合がある。
- 露出補正が必要だが、どれ位必要かはわらかない。
- 現像を断られる場合がある。
最後に
16年前に期限切が切れたフィルムで写真を撮ってみたを見ていだきました。
正直、メリットもありますが、デメリットもかなりあります。
今回は、そこそこいけましたが、たまたま結果が良かっただけで、期限切れフィルムはリスクもありますね。
24年前に期限切れフィルムより、劣化が少なかったのか少し彩度とコントラストは落ちていましたが今回も「実験成功」といってもいいかと思います!!
但し、3枚目の送電線の写真上部に「乳剤の剥がれ」があります。
期限切れフィルムはこういうこともありますので、大事な写真を撮るのは避けたほうが良いです。
注意点として、現像に出す際は必ず「期限切れフィルム」であることを伝えて下さいね!
正直、「安価」であれば、試しに使ってみるのも面白いとは思いますが、「高価」なものであればわざわざ購入して使う理由も無いとは思います。
そうはいいっても、実はうちにはまだまだ期限切れフィルムありますので今後も【実験】してみようと思います。
最後まで見て頂きありがとうございました。