ぶきっちょkiio(嫁)の自家現像記録
こんにちは「kiio(嫁)」です!
先日モノクロフィルムを入れていたカメラが撮り終わったので、旦那さんに
Kiio(嫁)「早速現像しといてね~♪」
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Kio(旦那さん)「待て待て!モノクロは自家現像でしょ?せっかく道具揃ってるだから、自分で現像しなよ!」
というわけで旦那さんの指導の下、ぶきっちょ嫁の2回目の自家現像が始まりました。
結果はどうなることやら?
では、皆さんゆっくりして行ってくださいね〜!
我が家のちょっと変わった(?)休日の過ごし方
我が家では、夫婦揃ってフィルムカメラを持ってお写んぽをするという、のんびりと健康的な休日の過ごし方をしているのですが、ここから先は普通の家庭とはちょっと違うかも知れません・・・。
何が違うかって?
- カメラで好きな物や景色を撮る(ここは普通)
- フィルム一本(24枚か36枚)撮り終えたら帰宅(ここも普通ですね…)
- 撮り終えたら現像開始!(我が家ではモノクロフィルムは100%自家現像なのです!)
- フィルムスキャナーでスキャンしてデータ化する(何とデータ化までこなすのです!)
※カラーフィルムの現像は使用する薬剤や道具が多く温度管理も大変なのでお店に出しています。
自家現像って難しいの?
【自家現像のすゝめ】
- 現像液など薬品を使用するが資格や免許は必要無い
- 道具と薬品と現像方法に関する知識や情報さえあれば誰でも現像できる
- モノクロフィルムを店で現像すると2~3週間かかるが自家現像なら短時間&低コストで済む
- 自家現像すれば現像したその日のうちに撮った画像が見られる
- 暗室が必要な作業はフィルムをリールに巻き付ける時とリールを現像タンクに入れる時だけで良い(我が家は暗室ではなく『ダークバッグ』という真っ黒い袖付きの作業バッグを使用しています。人によっては部屋を暗くして布団の中で作業する人もいるらしい・・・)
ちなみに、ダークバッグはAmazonで3,000円弱で買えるので、おすすめです!
どうです?こんなに良いことだらけなら自家現像やってみようかな?って思ってもらえましたか?
モノクロ自家現像を始めよう!
以下の記事は、当サイトのトップに出ているので目につきますよね?
しかし、実際に記事は読んだ事ない…って方も多いはず!?
これを機に一度、記事に目を通してみませんか?
読み進めていくうちに、『自家現像愛』(何だそりゃ?!)が深まるかも知れませんよ・・・(笑)
ぶきっちょKiio(嫁)が自家現像したら・・・
楽しいお写んぽから帰宅したら、間髪入れず現像タイムに突入です!!
【現像の準備】
以下の作業を暗室またはダークバッグの中で行います。(この先信じるは己の手の感覚のみ!!)
- 撮り終えてベロを出したフィルムをリールに巻き付ける
- 巻きつけたリールをタンクに入れ蓋を閉める
私は2回目の自家現像ですし、ダミーフィルムを使ってダークバッグの中でリールに巻き付ける練習をした事があったので、簡単にできるだろうと思っていました。
そして現像タンクを見ると、初めて自分で現像した時使った「現像タンク」とは種類が違う気がしますが前回は成功しているので余裕でしょう!!!!(これが全ての悲劇の始まりでした、、、、)
本当にフィルムの巻き付けを侮っていました、まさかあんな事になるとは…
どういうことかって?
それについては後ほどお話するので、ちょっと置いておいて…。
【現像】
今回は『FOMAPAN200』というモノクロフィルムを一段増感の400で現像しました。現像液はKodak D76を使用しています。
〈現像データ〉 D76 1:1 21℃ 11’30” (30/30/2)
ギャラリー
前半の写真の現像は成功していますが、後半の写真は様子がおかしいような…?
不自然なつぶつぶや、白いモヤッとしたムラができています。
最後の1枚に至っては、フィルムが重なりあい、パーフォレーションがくっきり!?まぁこれはスキャンの時にずれただけですけどね(笑)
結果
今回の現像は、色の出方や現像時間など現像データ的には成功の現像なのですが・・・。
ダークバッグ内での作業が大失敗でした。
先に言っておきますが、フィルム感光したわけではありません。
なんと!リール巻き失敗のため、フィルム同士がくっついてしまった箇所があり、現像液が上手くフィルムに浸透していなかったため、約半分は現像出来てませんでした。
ギャラリーに紹介した写真を救えただけでも良い方なのかも知れませんね。
前半のリール巻きは順調だったので、最後まで気を抜かず上手くリールに巻けているか、溝にきっちりハマってるか確認できていれば防げたミスだっただけに悔しいです。
これを機に、リール巻きは簡単!と、たかをくくっていたことを反省し、今後は小さなダークバッグの中で手の感覚だけで作業する練習をし、次回の現像は絶対に成功させます!
それにしても、撮ったはずの、秋空を象徴するきれいな鱗雲、公園の草原を走る元気なワンちゃん、道端で健気に咲く花の写真が、現像されることなく「さよなら」する羽目になってしまい残念でした。
これから自家現像にチャレンジしようと思っている方はぜ~ったい明るい所でリールの巻き付け作業は練習してからが良いです!!!
因みに現像タンクの種類によってもリール巻き付けの「難易度」は変わってくるらしいです。
私が初回に成功したのは「ベルト式」と言って巻き取りが楽ちんな奴だったみたい、、、
確かにベルトついてたような気もするけど覚えてない、、(細かい事は気にしない主義です(笑))
旦那曰く、これが35mmも120もリール自体は一番楽らしいです。
今度機会があれば、初心者向けのリールの紹介等もしていきたいと思っています。
最後に
慣れればリール巻きは簡単と器用な旦那さんは言いますが・・・
ダークバッグの中では目での最終確認が一切できない!
練習で出来ていたからといってリール巻きを侮ってはいけない!
ぶきっちょな私には現像は出来ても、ダークバッグでのリール巻きはハードルが高かったのかも知れませんね??
でも!でも!!「失敗は成功の基」って言うでしょ?ダークバッグで一回失敗したから何?
悔しさをバネに、めげずに現像頑張ります!
長くなりましたが、最後までお付き合いありがとうございました!
では、また…