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ハーフカメラ【KODAK EKTAR H35】ISO400フィルムで撮ってみた。スナップ 作例

こんにちは「kio」です。

【KODAK EKTAR H35】ですがかなり売れているようで各店売り切れ続出のようです。

少し待てば再入荷してくると思いますので手に入れてない方は気長に入荷を待つのが良いと思います。

焦って転売ヤーから買わないようにしてくださいね。

さて、今回はフィルムハーフカメラ「コダックエクターH35」にISO400フィルムであるコダックウルトラマックス400を詰めて撮影してきました。

前回、前々回の「EKTAR H35」の記事ではISO100のフィルムを使用しましたが今回ISO400フィルムという事で、画質、粒状感の違い等も比較していきたいと思います。

まずは前回、前々回の「KODAK EKTAR H35レビュー」記事をご覧ください。

上記リンクでは今は定価より高い値段で出品されてますね、、、何度も言いますが適正価格は「7,200円~8,000円」程度です。

金額は頻繁に変わるのでこまめにチェックしておくといいかもしれません。

それと上記記事リンクでも紹介している「レンズキャップ」ですが今は在庫切れになっているようです。

7/15日時点で在庫復活してました。

コダックエクターH35レンズキャップ
レンズキャップを付けた【EKTAR H35】

これも一応リンク貼っておきますので、欲しい方はリストにでも入れて入荷するのを待ちましょう!

ISO100フィルムとISO400フィルムの違いについて。

まずはISOが変わるとどの様な違いがあるのか簡単に説明していきます。

ご存じの通りこのカメラ「エクターH35」はハーフカメラです。

ハーフカメラとは通常の35㎜フィルムの「1枚分」の半分のサイズで撮影できるカメラの事で、半分のサイズという事は24枚撮りなら48枚、36枚撮りなら72枚以上撮影する事が出来るフィルムや現像代が高い今にとてもマッチしたカメラです。

ISO100とISO400のフィルムを比べた時にやはりISOが増えるほどに「粒状感」は出てきますので、【倍撮れる=サイズが半分】ハーフカメラで撮影したときには一枚一枚のサイズが小さくなり、同じ大きさで見た時にフィルム特有の「粒状感」も目立つ結果となってしまい、結果画質が低下したように見えやすいという欠点もあります。

なので通常僕はハーフカメラを使うときはISO100か200のフィルムを使い撮影する事が多いですが、今回は画質の比較もしたかったので、ISO400のフィルムで撮影してみました。

まずはISO400である「ウルトラマックス400」で撮影した作例を見て頂きます。

現像と一コマづつのスマホ転送をお願いしてあります、その際、明るさのみ補正をお願いしてあります。

使用したフィルムについてはこちら

作例

画像をクリックすると拡大します。

中心部はまだ良いですが周辺部の写りは良くないです。
稲の花粉持ちなのでもう少し育ってくると咳が止まらなくなります。
ISO400だと今時期の19時少し前の明るさでも撮影できますね。
逆光だとやはり「虹色ゴースト」が盛大に出ますね。これはプラレンズならでは。
ウルトラマックスらしいさわやかな青

いかがでしょう?

スマホやPC等で見る分にはISO400でも見れなくはない写りです。

次は軽くISOによる画質の比較。

ISO100と400の比較

ここでちょっと画質の比較。

ISO100 と400の写真をスマホで同じ倍率に拡大してスクリーンショットを撮ってみました。

上段2枚はISO100「12年期限切れ業務用100」

下段2枚はISO400「ウルトラマックス400」

画像をクリックすると拡大します。

小さなプリントや、スマホの画面で見るくらいなら気になりませんし、スマホ画面で見る分には違いはわからないと思いますが、大きくしてみると粒状感的にはISO100の方がやはり良い感じですね。

ISO100の方は12年期限切れなので多少通常より粒状感が多めに出ている感じはありますが、それでもISO400と比べて滑らかに見えます。

結局ISO100とISO400どっちを使えばいいのか?

結論

好きな方を使ってください!!!

では無責任過ぎますね(笑)

ISO100と400を選ぶポイントですが、

  1. 日中野外での使用がメインならISO100
  2. 少しでも画質が良い方が良い方はISO100
  3. 室内や、日陰、夕方も撮りたい方はISO400
  4. 色々なシチュエーションで撮影したい方はISO400

といった感じで選んでも良いと思います。

但しISO400を使って晴れの日中の場合は明るさを補正してもらわないと空なんかは白く飛びがちになってしまうのでデータ化やプリントを頼む際に「明るすぎる写真あれば少し暗くしてください」等とお願いすると明るさ補正かけてくれますので頼むと良いでしょう。

因みに一番上の「KODAK EKTAR H35爆速レビュー」記事での写真はISO100フィルム使用して完全無補正ですがオーバーで空なんかは少し白っぽく飛んで写ってしまっています。なのでISO400を使うとさらにオーバーに写りますので、400フィルムを使う際はそこは注意してください。

最後に

今回はフィルムハーフカメラ「KODAK EKTAR H35」にウルトラマックス400を詰めて撮影し、簡単なISO100との比較でした。

正直画質は・・・・・・ですが、

軽く、コンパクトでデザインも良く、新品で購入できる安心感もありますので見つけた方はぜひ使ってみて下さい。

写ルンですを毎回買うより将来的にはコストも抑えられますよ。

最後まで見て頂きありがとうございました。

始めまして写真好きの「kio」と嫁の「kiio」です。 夫婦二人でフィルムカメラ、ストリートスナップ撮っています。 日課はジャンクカメラ収集。 今はほぼフィルムカメラネタ中心。 モノクロ、カラー自家現像やってます。 このブログでは夫婦二人で撮った写真を中心に写真、カメラの話や、モノクロ、カラー自家現像のデータや解説、フィルム、カメラ、レンズ、カメラ関連のガジェットのレビュー等、カメラ好きの皆さんが楽しめる内容を更新していく予定です。 記事が見辛かったり、間違っていた場合は「お問い合わせフォーム」からご指摘頂けると助かります。

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