フィルムカメラ

ベロまで巻き取ってしまったフィルムを簡単に取り出す方法!

こんにちは「kio」です。

今回はモノクロ現像するときに、

「フィルムを全部巻き取っちゃった~」

と、なった方も沢山いらっしゃるかと思います。

本来なら「フィルムピッカー」という道具を使いフィルムのベロをとりだすのですが、

安心してください!!

家にある簡単な道具だけで巻き取ってしまったフィルムのベロ出しする方法を紹介します。

フィルム取り出しに使う道具。

  1. 巻き取ってしまったフィルム
  2. 両面テープ
  3. 15cm位のフィルムの切れ端、もしくはクリアファイルを切り出したもの

以上です。

DSC_2862

フィルムのベロ出し方法

1.まずは写真のように、フィルムの切れ端の先端真ん中に2~3cm位両面テープを貼ります。

2.最後まで巻き取ってしまったフィルムを巻き取り方向に回して行くと「カチッ」と音がするポイントが有るので、回していきます。

回して行くと「カチッ」と小さなおと、感触が有るので、耳に当てながら回していくとわかりやすいです。

3.先程両面テープを貼ったフィルムの切れ端の両面テープを剥がし、パトローネのスリットからゆっくり入れていきます。

この状態だと両面テープ部分は下側です。差し込み辛く感じますが、焦らず端からゆっくり差し込んでいって下さい。

4.フィルムの切れ端を半分くらいまで差し込んだら写真の様に回していきます。

このときうまく行っていれば、フィルムの切れ端がパトローネに巻き込まれて行きます。

回していくと固くなっていきますが、頑張って回してください。

回していくとフィルムがパトローネに巻き込まれていきます。

5.差し込んだフィルムの切れ端がフィルムに巻き込まれて行ったら、差し込んだフィルムを引っ張っていきます。

矢印の方向に引っ張る。

6.巻き込まれたフィルムが差し込んだフィルムと一緒に出てきました!

差し込んだフィルムと一緒に中身が出てきたら大成功!!

注意点

一応これでほぼ失敗は無く取り出していますが、可能性として、フィルムの乳剤に傷が入ったり、剝がれたり、感光してしまうかもしれませんので、気を付けて行って下さい。

最初は難しく感じるかも知れませんが慣れてくると簡単に出来ます。

自身がない方は「フィルムピッカー」を買いましょう(笑)

ヨドバシさんで1,110円で購入出来ます。

最後に

今回は主にモノクロ自家現像をする方向けの記事ですが、手軽にフィルムのベロ出しが出来ますので、オートのフィルムカメラで途中で巻き戻してしまったときなどにも使えるかと思います。

フィルムが高くなっている今だからこそ、コストをかけずに手軽に出来る方法として紹介させて頂きました。

この記事を見ながら奥さんにやって貰った所、2回めで成功しました因みに、うちの奥さんは相当不器用です、、

最後まで見て頂きありがとうございます。

始めまして写真好きの「kio」と嫁の「kiio」です。 夫婦二人でフィルムカメラ、ストリートスナップ撮っています。 日課はジャンクカメラ収集。 今はほぼフィルムカメラネタ中心。 モノクロ、カラー自家現像やってます。 このブログでは夫婦二人で撮った写真を中心に写真、カメラの話や、モノクロ、カラー自家現像のデータや解説、フィルム、カメラ、レンズ、カメラ関連のガジェットのレビュー等、カメラ好きの皆さんが楽しめる内容を更新していく予定です。 記事が見辛かったり、間違っていた場合は「お問い合わせフォーム」からご指摘頂けると助かります。

2 Comments

  • yuki

    初めてのフィルムカメラで、間違えて戻してしまって、写真屋さん4軒ハシゴしたけど出来なかったり閉業してたりで困ってたところこの記事を見つけてやってみたら成功しました(TT)ほんとにありがとうございます!!

    • kio

      コメントありがとうございます。
      結構やらかして困ること多いですからね(;・∀・)
      おやくにたてて良かったです(^^)

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