
リバーサルフィルムの自家現像は簡単にできる?!リバーサルE-6自家現像にチャレンジしてみた
こんにちは「Kio」です。
またまた更新するのに大分時間が経ってしまったが、我が家とこのブログのアイコンである愛犬「キーオ」がちょっと体調を悪くしてしまった、、、、
今年の春で17歳の老犬なので仕方ないけど、筋力が弱って自力で立たなくなってしまい、腎臓もあまり良くないので腎臓食のフードを食べさせてたんだけど、全く食べなくなり、ちょっと介護が必要な状態だったので写真を撮りに行く事も出来なくなってしまった。
幸い今は相変わらず自力では立てないけど、手作りフードや別のフードを色々試して今はしっかり食べてくれるようになり、減った体重も大分戻ってきて一時期よりは元気になって来た。
そして、嫁Kiioが休みで見てもらえるタイミングや、出勤の時などの合間を縫ってやっと以前から温めていた、今回の「リバーサル自家現像」にチャレンジ出来たのでそちらのレポートを書いていこうかと思う。
是非最後までご覧ください。
はじめに
※かなりニッチな内容ですし、薬品類も多く使用をし、失敗する可能性もありますので、実際にこの記事を見て「リバーサルフィルム」の自家現像にチャレンジしてみようという方は自己責任でお楽しみください。
※使用前に公式ページより、「テクニカルデータシート」「安全データシート」をダウンロードし、よくお読みになってから使用してください。
※薬品を取り扱いの際にはビニール手袋、ゴーグル等の着用を強く推奨します。
※薬品の取り扱いには十分注意し、特に小さなお子様が誤って飲み込んだり、触ったりしないよう、保管、取り扱いには細心の注意をはらってください。
※薬品の廃棄については各自治体に確認をし、適切に処理しください。決してそのまま下水などに流さないでください。
※リバーサルフィルム自家現像にはじめてチャレンジするので、何かとつたない部分もあるかと思いますが、温かい目でご覧ください。
リバーサルフィルムって何?って方は以前書いた記事を。
今回使ったリバーサルフィルムもこの記事と同じ「MARIX E-100」
リバーサルフィルム自家現像にチャレンジするきっかけは、、、?
僕は結構長い事フィルムカメラでフィルム写真を楽しんでいるけど、基本的にはリバーサルフィルムは殆ど使ってこなかった。
これには理由があって
- 現像の納期がかかりすぎる、、、、店舗出しだと2週間~なのでせっかちな僕には合わないw
- コストの問題、、、、今現在はリバーサルフィルムも大分高価で、さらに現像料金もカラーネガに比べて高い、、、
主にこの2つの理由。
そんな理由であまりリバーサルフィルムを使ってこなかったんだけど、今回Xでフォローしていただいている
「まつむらカメラリバーサル@classicalcamera」さんから2024年10月にこんな感じのDMを頂いた。
「こんばんは、いつも楽しくブログ拝見しております。今回はお願いがありDMさせて頂きました。カラーリバーサル現像をPHOTOWALKで記事にしていただけないか?という事です。イルフォードのE-6現像キットを500㏄分送らせて頂きますので、ご検討ください。よろしくお願いいたします。」※要約してあります。
と、、、、、
まず僕が思ったのは、、、「ちゃんと出来るかなぁ、、、、」という事、、、
せっかく貴重な現像液を頂いて記事にするのに
「失敗しました、、、、」
では申し訳無い。。。。。。
しかし、色々とまつむらカメラさんに話を伺うと、通常モノクロやカラーを自家現像しているのであれば少し工程が増えるだけで意外とあっけなくできると思いますよ、、、、とのお言葉を頂き、今回のお話をありがたく受ける事とした。
そして実際イルフォードE-6現像キットを送って頂き、いざ撮影。
と、、、、はいかず、そのころ僕自身も体調を崩したり、愛犬の介護等でかなり時間は経ってしまい今となってしまった(;^ω^)
そんなこんなで色々とあったが、やっと着手出来て記事まとめる事が出来た。
今回記事を書くにあたりせっかくなので簡単にまつむらカメラリバーサルさんの紹介も
「クラシックカメラの修理人ですが、中古カメラ店からの依頼が多く、一般ではあまり受け付けておりません、フィルムラバーで自家現像推進派(特にリバーサル)です。」
との事。
カメラの修理人さんで、リバーサル自家現像界隈では有名な方でリバーサル自家現像のワークショップなども精力的に開催し、色々な思いがありリバーサルフィルムを推奨されている。
さて、次は必要なもの等の紹介
リバーサル自家現像に必要な物(あると便利なもの)一覧
ここではリバーサルフィルム自家現像に必要なもの(あると便利なもの)一覧を紹介していく。
必須なものは最初に★マーク
- ★撮影済みのリバーサルフィルム
- ★リバーサルE-6現像液(今回はイルフォードのE-6現像キットを使用)
- ★現像タンク
- ダークバッグやダークボックス(フィルムを現像タンクにセットするのに必須だが、部屋が完全暗室に出来るなら必要ない)
- ★液温計
- キッチンタイマー(スマホのタイマーでも代用可)
- ★ビーカー数個(現像液を作ったり、排出液の一時保存、使用液の分量を量るのに使用。1ℓ用位と、少ない量を測れるが使い勝手が良い)
- ★メモリ付きスポイト(1ml毎にメモリがついている物で10ml位迄測れる物)
- ★攪拌棒(混ぜるのに使う。専用の物もあるが僕は100均のシリコン菜箸で代用している。マグネチックスターラーという攪拌する機械もある)
- じょうご(現像液を保存容器に戻す時にあると便利)
- ★現像液保管用ボトル最低6本(ペットボトルでも加)
- ★富士ドライウェル(最後の安定、水切りに使用)
- ★ゴム手袋や使い捨てのビニール手袋(主に強アルカリ性の薬品を扱うので手袋はつけよう)
- バケツや洗い桶等、お湯を張れる物(使用する現像液を指定の温度まで上げるのにお湯に漬けておくと管理が楽、シンクにお湯を溜めて栓をしても良い)
- ゴーグル(薬品が目に入ると大変なのであった方が安心できる)
- 低温調理器(僕は今回使わなかったが液温管理にあるととても便利!)
- フィルムクリップ(フィルム乾燥時につるすのに必要だが、工夫すれば専用の物で無くても使える)
- フォトスポンジ(現像後のフィルムの水切りで使うが、無くても良い。でもあると乾燥も早くなり、水滴ムラの心配もなくなる)
- 風呂場や洗面所等、水場(お湯が出ると良い)
とりあえずこんなところだろうか?
これらの物は「自家現像」には必要なもので、フィルムと現像液以外はモノクロ、カラーネガの自家現像にも使える。
当ブログでも「自家現像をはじめよう」として別記事にもまとめてあるのでそちらもぜひ見て欲しい。
「カラーネガ自家現像」も記事にしているので、興味があればこちらも併せてどうぞ
イルフォードE-6現像キットでリバーサル現像液を作る
さて、道具はそろったとして現像の前に実際に現像に使う「現像液」を作る。
※イルフォードE-6現像キットの説明書通りに作り、現像液は使用する前日までには作っておこう。
※ここからは薬品を取り扱うので手袋、ゴーグル等の着用を強く推奨
※現像液を作った後は周辺に薬剤が飛び散っている可能性もあるのでしっかりと水洗い清掃
E-6現像液も色々種類はあるが、今回はイルフォードが出している「E-6現像キット」での現像液の作り方となる。
イルフォードE-6現像キットの薬品は液体タイプなので溶解も容易で特に苦労することはないだろう。
まつむらカメラリバーサルさんのアドバイスが沢山書き込まれた説明書も同封してあったので作るのは簡単だった。
ここで使うもの
- E-6現像キット
- ゴム手袋や、ゴーグル
- ビーカー
- 攪拌棒等、ビーカー内で現像液を混ぜるための道具
- 現像液保存容器(今回は500mlのペットボトル7本(内6本は現像液用、1本は水洗用))
- ミネラルウォーター2.5ℓ※現像液の保存性が高まるので、ミネラルウォーターは出来れば使う前に煮沸して覚ましたものが好ましいとの事
- 液温度計
- スポイトや小さいビーカー(小分けにする現像液を作るためある程度少ない量を測るため
ここからは現像液を作成する手順、公式のデーターシートとまつむらカメラさんのアドバイスを参照に作っていく。
手順も特に迷う事無く、送られてきた現像キットを煮沸したミネラルウォーターを約30℃に冷ましたものを薬品と合わせて500mlとして作っていく。
頂いた現像キットは6つの薬品(本来7種だが、最後の安定液はドライウェルとの事)
- 第一現像液 R1:FD 保存期間 開封済み原液12週間 使用液1週間
- 反転液 R2:RV 保存期間 開封済み原液12週間 使用液1週間
- 発色現像液 R3:CD 保存期間 開封済み原液12週間 使用液1週間
- 調整液 R4:CT 保存期間 開封済み原液12週間 使用液1週間
- 漂白液 R5:BL 保存期間 開封済み原液24週間 使用液24週間
- 定着液 R6:FX 保存期間 開封済み原液24週間 使用液24週間
- ※安定液 R7:STB (今回は手持ちのドライウェルを使用)
※薬品の保存期間だが、ミネラルウォーターを煮沸した水で作り、保存は空気を押し出し出来るだけ密閉して保存すると大体3か月(12週間)は問題なく使えるとの事なので、煮沸したミネラルウォーターで作るのがおススメだ

現像液の作成は付属の説明書をみれば特に迷うこと無く作ることが出来るかと思う。
※7種の薬品があるので①~⑦とボトルにナンバリングをして中身がわかるように!(厳密には①~⑥迄、⑦はドライウェルなので使う直前に作っても大丈夫)
※説明書では30℃±5のお湯で作成とあったので、煮沸後のミネラルウォーターを冷まして使用した。
いざリバーサルE-6現像、手順表
さて、作った現像液は約1日置いたあとはいざ現像だ。
今回使ったフィルムは以前レビューしたことがある「MARIX E-100リバーサルフィルム」https://photowalk56.com/marix%e3%82%ab%e3%83%a9%e3%83%bc%e3%83%aa%e3%83%90%e3%83%bc%e3%82%b5%e3%83%ab%e3%83%95%e3%82%a3%e3%83%ab%e3%83%a0%e3%81%8c%e7%8f%be%e5%83%8f%e3%81%8b%e3%82%89%e5%b8%b0%e3%81%a3%e3%81%a6%e6%9d%a5/
そし最初に「まつむらカメラ」さんのリバーサル現像の様子が雨宮隆一(あめちゃん)さんのチャンネルでYouTubeチャンネルにアップされているので見て欲しい。
この動画で使っている現像液は今回使うイルフォードのE-6現像キットではないので少し違う点もあるが、大体の工程の流れを確認するのには有効だ。
動画も見をリバーサル現像は手順はやや多くなっているが、慌てず液温と、時間の管理さえすれば大丈夫!と、自分に言い聞かせ現像開始。
まずはバケツにペットボトルに入った現像を約40℃のお湯をかけ流しにしながら15分程入れておいて現像液を温める。※このとき低温調理器があると水やガス、電気の節約となるためオススメ。
今の季節2月だと寒く、タンク内の温度が下がるのが早いため約39℃と高めの温度で前浴を行った。
季節、外気温に合わせて微調整して欲しい。


ここからは実際の現像工程。
出来るだけわかりやすく表にしてみた。
※下記表の工程の合間の水洗は「第一水洗」「第ニ水洗」以外は途中水洗の必要は無いので注意が必要。「途中薬品が次の液体に混ざってしまうのでは?」と思うかもしれないが、ILFORDさんによると「次の薬品を打ち消す様に設計されていて、逆に途中工程外の水洗を挟むと現像能力の低下などが起きてしまう」とのこと。
なので下記表通りの手順通りに処理して欲しい。
薬品が浸かっている間は処理が進むので、慌てず素早く薬品の排出と注入は行おう。
工程/使用薬品 | 温度/処理時間 | タイマー時間 | 備考 |
前浴/溜め水 | 38℃~40℃/2分以上 | 温めた溜め水使用 | |
第一現像/R1:FD ① | 38℃±0.3/6´30 | •6´30タイマーオン •5´45迄連続攪拌 •4´55~4´45迄攪拌 •3´55~3´45迄攪拌 •2´55~2´45迄攪拌 •1´55~1´45迄攪拌 •0´55~0´45迄攪拌 •0´10で排出開始 | ※薬品は繰り返し使用するため捨てない ※出来る限り38℃±0.3を保つようにする |
第一水洗/溜め水 | 38℃±0.6/2´30 | •39℃位のお湯を入れ 2´30放置 | 温めた溜め水使用 2´30放置後数回お湯を取り換える |
反転/R2:RV ② | 38℃±0.6/2´00 | •2´00タイマーオン •1´15迄連続攪拌 •0´25~0´15迄攪拌 •0´10で排出開始 | ※薬品は繰り返し使用するため捨てない |
発色現像/R3:CD ③ | 38℃±0.6/6´00 | •6´00タイマーオン •5´15迄連続攪拌 •4´25~4´15迄攪拌 •3´25~3´15迄攪拌 •2´25~2´15迄攪拌 •1´25~1´15迄攪拌 •0´25~0´15迄攪拌 •0´10で排出開始 | ※薬品は繰り返し使用するため捨てない 発色現像に入り1分経てば蓋を開けても大丈夫 この発色現像迄はなるべく温度管理をしっかりやる |
調整/R4:CT ④ | 36℃±3/2´00 | •2´00タイマーオン •1´15迄連続攪拌 •0´25~0´15迄攪拌 •0´10で排出開始 | ※薬品は繰り返し使用するため捨てない この工程以降は温度管理も攪拌も結構適当でも大丈夫との事 |
漂白/R5:BL ➄ | 36℃±3/6´00 | •6´00タイマーオン •5´15迄連続攪拌 •4´25~4´15迄攪拌 •3´25~3´15迄攪拌 •2´25~2´15迄攪拌 •1´25~1´15迄攪拌 •0´25~0´15迄攪拌 •0´10で排出開始 | ※薬品は繰り返し使用するため捨てない |
定着/R6:FX ⑥ | 36℃±3/4´00 | •4´00タイマーオン •3´15迄連続攪拌 •2´25~2´15迄攪拌 •1´25~1´15迄攪拌 •0´25~0´15迄攪拌 •0´10で排出開始 | ※薬品は繰り返し使用するため捨てない |
第二水洗/溜め水、流水 | 24~41℃/3´00 | 38℃ほどのお湯を入れ替えながら3回→3分流水かけ流しにする | |
安定/R7:STB (今回は手持ちのドライウェルを使用) ⑦ | 24~41℃/2´30 | 35℃程のお湯にドライウェルを入れ1分浸ける |
※上記表は1~2本目の処理時間、本数が増えるごとに時間延長が必要 小分け500mlだと約8本ほど現像出来るようだ。

お疲れさまでした!
これでリバーサルE-6現像は終わり!

あとはフィルムクリップに吊るして乾燥を待つだけ!
尚、規定本数を使った後の廃液は「個人」での使用であれば一般ゴミとして処理しても良いとの事だが、お住いの自治体毎に扱いが変わる可能性があるため役所の担当部署に確認してから廃棄するようにして欲しい。
絶対にそのまま下水などには廃棄はしないように注意!
乾燥後のリバーサルフィルムはどうなったか、、
乾燥後のリバーサルフィルムは、、、、

おおっ!!!
スゲェ〜!!!!
ちゃんと綺麗に仕上がってる!!!
ちょっと感動、、、、、
はじめてにしては大成功なのでは???
いや、大勝利だ!!
次はこのリバーサルフィルムをスキャンしてみたのでそちらも見ていただく。
自家現像したリバーサルフィルムスキャン画像
はじめに断っておくが、RAWでスキャン後は色味やコントラストなどは全くいじっていない。
いつもより多め。
使用カメラ:ミノルタα-9xi
使用レンズ:タムロン28-75mm F2.8 A09
僕が大好きな冬の海、漁港中心に撮影してきた。

海の青が濃い、、、、

絞るの忘れてF2.8解放で撮ってしまったww










もう少し晴れてくれれば最高だったのに、、、


半逆行で




オーバーだった、、、やはりラチチュードは狭い、、、


ファンタジーカード2は楽しい!が、思ったよりオーバーに、、



船かっこいい~

距離感が絶妙な二人

海へ行った帰りにちょっと休憩

演劇のポスター

こういった光の下だとこんな感じになるのね

ちょっとだけ元気になり、天気が良い日に庭でちょっとリハビリ中、、、動かないで(;^ω^)

どうだろう?
やはりリバーサルだけあってラチチュードの狭さはあり(自分が下手なだけか、)多少オーバーやアンダーの写真もあるけど、あえてそのまま見て貰った。
色味も何も弄らずで、綺麗な深い青!!!
本当はリバーサルフィルムは透過光でルーペとかで見るのがキラキラして綺麗だが、ブログではそこはお届け出来ないので、こればっかりは実際にリバーサルを撮った撮影者の特権ということで。
気になるコストについて
取り合えずなんとか初めてのリバーサル自家現像は無事終えることが出来た。
ここでは今回使用した「イルフォードE-6現像キット」の値段や、リバーサルフィルム1本あたりどれくらいコストがかかるかざっくりと計算してみた。
まず「イルフォードE-6現像キット」はイルフォード公式のオンラインショップ
「インクジェットオンライン」や「ヨドバシカメラ」などのネットショップで購入することが出来る。
2.5ℓの処理液を作れるキットとなっており、14,520円(税込み)だ。
ヨドバシカメラで買うと1452ポイントつくので実質13,068円となりさらに送料無料なので結構お得感がある。
1キット辺りの処理本数は単純計算ではあるが、
2.5ℓで35mm、120が約40本
1ℓ分で16本
500mlの小分けだと約8本
のリバーサルフィルムが処理出来る。
正直一人で2.5ℓ40本とか、かなり使い切るのが大変そうなので、例えば2.5ℓを4人でシェアしてみると、一人当たり約625mlとなり、大体の35mm二本用の現像タンクで使える量となる。
コストも4人で単純に割ると一人当たり3,630円、そこに送料や小分けのパウチの値段を合わせても5,000円程で約8本のリバーサルフィルムを現像することが出来る。
↑小分けにはこんな感じのパウチを使うと便利、必要な容量に合わせて選んでほしい↑
5000÷8=625となり、1本あたり約625円でリバーサル現像出来る。
まつむらカメラさんの推奨通りミネラルウォーター煮沸で使用液を作り、空気を密閉して保存すれば大体3か月は使えるとの事だったので、3か月で8本のリバーサルフィルムを「現像」すれば最小のコストで現像出来る計算。
あくまで3か月で8本「現像」なので、何本か撮り溜めて一気に処理した方が最大本数処理出来て一番お得な気がする。
もちろんざっくりな計算ではあるし、実際3か月で8本というのもちょっと普通の趣味でフィルムカメラを楽しんでいる方には多いかもしれないが、、、、まぁ、そこはおいておこうw
実際の知り合いや、SNS等で繋がっている方(もちろん信頼出来る方に限る!)と共同購入してみるのも良いかもしれない。
最後に
という事で、まつむらカメラさんからいただいた「イルフォードE-6現像キット」を使ってはじめてのリバーサル現像にチャレンジしたレポートを長々とみて頂いた。
最初は工程も多く、うまくいく自信はなかったが、普段から自家現像をやっている方であればそんなに難しくなかったかな?というのが正直な感想。
ただ発色現像迄の温度管理はいつもより神経は使ったかな。
何よりリバーサルフィルムを自分で現像して、クリアな像が浮かび上がってきた時の感動はかなり大きく、自家現像を楽しんでいる方には是非おすすめしたいと思った。
もちろん現像失敗する事もあるかもしれないし、決して多くの方に勧ることは出来ないし、本来であればちゃんとプロラボで処理してもらった方が安心ではあるが、「リバーサルフィルムを自分で現像した!」という大きな経験となり、選択肢が増えることでこれからのご自身のフィルムカメラライフの大きな財産となるのではないだろうか。(なんて偉そうに書いてみたけど失敗しても苦情は受け付けませんよw)
自家現像を楽しんでいる方々は、リバーサルフィルムも現像液もまだ手に入るうちに使ってみてはいかがだろうか?
そして、今回このような体験をするチャンスを提供していただいたまつむらカメラさんにも感謝!!
さて、現像液がヘタる前に何とかリバーサルやクロスプロセスなんかも試してみたいのでガンガン写真を撮りに行けると良いんだけど、、、
最後まで見て頂きありがとうございました。
追記
この記事をまとめてる間に二本目のリバーサル自家現像!
コレも上手くいった!!と思うw


