レンズ保護フィルター使用のメリット、デメリット
こんにちは「kio」です。
今回は【レンズ保護フィルター】について記事を書いて行きたいと思います。
是非最後までお付き合いください。
レンズフィルターの種類
皆さんは【レンズフィルター】というものを使ってますか?
【レンズフィルター】と言っても沢山の種類があります。
その多くが写真に【何かしらの効果】を加える為に存在しています。
例えば、、、
- ブラックミストフィルター・・・・・光を拡散させ、コントラストを弱める
- クロスフィルター・・・・・・・・・点光源に使うと光源がクロス状になる
- NDフィルター・・・・・・・・・・シャッタースピードを遅くする効果がある
- PCフィルター・・・・・・・・・・ガラス、鏡面、水面などの写り込みを軽減する
- イエローフィルター・・・・・・・主にモノクロで使用し、コントラストを高める
等、他にもっと沢山の種類があります。
今回はレンズフィルターの種類の一つである「保護フィルター」と呼ばれているフィルターについてメリット、デメリットのお話し。
レンズ保護フィルターとは?値段は?
店などで新品レンズを購入する場合店員さんにおそらく、
レンズには保護フィルター付けた方が良いですよ~。
とか、言われた事がある方も多いと思います。
このレンズ保護フィルターと呼ばれているものもとても沢山種類があり、どれを購入すればいいかわかり辛いですよね。
レンズの保護のみを目的とするなら「レンズ保護用」「プロテクトフィルター」等と商品説明に書いてあるフィルターを購入すれば大丈夫です。
フィルム時代は「UVカットフィルター」「スカイライトフィルター」等が主にレンズ保護用として常用されていましたが、これらのフィルターは「薄いピンク」等のの色が付いているものも多く、カラーで撮影した場合、多少色の影響を受けてしまう事もありますので注意が必要です。
しかし、これらの薄い色付きフィルターは「デジタルカメラ」で使用する場合はカメラの「オートホワイトバランス」で修正できるレベルですので、デジカメを使っている方は余り気にしないでも大丈夫ですね。
金額はかなり幅があり我が家でよく使っている49mmや52mmだと、2,000円~5,000円位のものが多くラインナップされています。
中にはとんでもなく高価な物もありますが使った事は無いです。
値段の違いは主にガラス面のコーティングや防汚、撥水加工の有無等で大きく変わってきますし、フィルター径が基本大きくなるにつれ値段も上がっていきます。
僕は基本レンズ前面の保護のみが目的なので、大体2,000円~3,000円で購入できるものを使っていることが多いですね。
レンズ保護フィルターのメリット
では、何故わざわざ「レンズ保護フィルター」を使うのでしょうか?
ここでは使うメリットを紹介していきます。
- レンズを衝撃や汚れ、ホコリ、傷などから物理的に守る
- 余計な紫外線などをカットしてコントラストを高める
- 付けていると何故か安心する
あたりでしょうか。
基本、レンズ前玉を傷、汚れから保護する目的です。
最近の物は無色でもUVカット効果を謳っているものも多いので多少効果はあるのかな?といった所です。
一番がぶつけたり、落としたりした時の「保険」ですね。
このあたりがメリットだと思います。
レンズ保護フィルターのデメリット
次はデメリット
- ガラスを一枚足すので画質は劣化するはず。なので付けない
- フレアやゴーストが出やすくなる
- その他フィルター類を多く使うのでいちいち取り外しが面倒
とかですかね。
「メーカーが光学的にしっかり設計して作っているのに、そこに一枚ガラスを足すなんてとんでもない!」と言っている人たちと何人も出会ってきました。
これは言っていることもわからなくは無いですが、よほど特殊な光線条件での撮影で無ければ出来上がった写真を見ても変わらないと思うんだけどな、、、どうなんでしょうかね?
あとは夜景などで強い光源を撮影する場合、フィルターで光が乱反射して、余分な「フレア」や「ゴースト」がででしまいます。
最後はフィルターを多用する方は単純に付け外しが面倒なのがデメリットですかね。
結局保護フィルターは必要?不必要?
メリット、デメリットを見て頂きましたが結局どうなの????
結論は、、、、、
「お好きにどうぞ」(笑)
メリットでも書いたようにレンズの単純な保護として付けるのはアリで、実際我が家のレンズたちはほぼ全て保護フィルター付けています。
※但し夜スナップ等で明るい街灯などを撮影するときは結がっつりフレア、ゴーストが出てしまうのでその時だけ外しています。
それと、一枚レンズを足すと画質が劣化する、、、ですが、これについては正直今まで普通の保護フィルターを付けて通常の条件で撮影した写真を見て「画質が劣化した」とは思ったことはありません。
あくまでも僕の経験からですが四つ切やA4のプリント、PCモニターで見る限り保護フィルターの有無での画質の変化は全く感じたことは無いです。
世の中には写真を見ただけで保護フィルターの有無を見分ける事が出来る目の持ち主もいるかもしれませんが、僕には全く見分けられません、、、、
しかし、強い人口灯下や、逆光時にはフレア、ゴーストはフィルターなしに比べて間違いなく増えますのでご注意を!
※もちろん厳密には光学性能は変化はしているかと思いますし、フィルターを付けない派の方々を否定するつもりはありません。
ただ、上記の理由から僕としては付けない理由は無く、単純にレンズ数も多いので使用後のメンテナンスも楽になりますし、カメラをぶら下げていると結構ぶつかるんですよね、、、
なので保護フィルターとレンズフードは「レンズの保護」という観点から基本付けています。
撮影から帰ってきて、ブロワー等でしっかり吹いてからクリーニングしなかったので、目に見えない細かいホコリで前玉に擦り傷を付けてしまった経験もあります、、、、特に古いレンズは柔らかい材質だったり、コーティングも弱いので注意。
が、結局付ける付けないは完全に自己判断ですが、お気に入りのレンズの前玉にキズが入った時の事を考えると涙が出てきてしまうので、個人的には付けた方が安心できると思っています。
最後に
レンズ保護フィルター使用のメリット、デメリットを書いて行きました。
結局のところ付ける付けないは自己判断!
という煮え切らない結論でした(笑)
上でも書いてはいますが、我が家では基本保護フィルターは付けるようにしています。
上記のメリット、デメリットを考えて付ける、付けないは決めてもいいと思います。
一番おすすめは、通常付けっぱなしで、強い光源を撮影するような特殊な場合のみ外すのが一番ですね。
但し、中古のオールドレンズについて来る様な物の中には、そもそもコーティングが劣化していたり、そもそもコーティングがされていない反射しまくりの粗悪品の場合もあるので、注意しましょう。
保護フィルターも頻繁に変えるものでは無いと思いますが、基本「消耗品」だと思ってください。
最後まで見ていただきありがとうございました。
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