フィルムカメラ,  フィルムカメラレビュー,  レビュー

手のひらサイズ?の凄いやつ【OLYMPUS OM-2N】使い方、作例

こんにちは「Kio」です。

「コンパクトな一眼レフ」と言ったら皆さんはどのカメラを想像するだろうか?

……

………

(´ー`*)ウンウン

そうだね「OLYMPUS OMシリーズ」だよね。

コンパクトな一眼レフは数あれど、OLYMPUS OMシリーズは誰もが認める【コンパクトな一眼レフカメラ】であると思う。

以前OM-2Nの記事をちらっと書いたが、今回もOLYMPUS OM-2Nでスナップしてきたので、このカメラについてちゃんと書いてみる事に。

是非最後までご覧ください。

OLYMPUS OM-2Nついて

もうOLYMPUS OM-2Nについては色々なサイト等でさんざん擦られて来てるとは思うし、今更感は物凄くあるんだけど、、、とりあえずこの記事を見てる方の中にも「OLYMPUS OMシリーズ」について余り知らない方もいるのを期待して少し詳しくOMシリーズについて書いていこうと思う。

まずはOM-2Nの大まかな特徴。

※情報は皆大好きWik【OLYMPUS OMシステム 】より引用


オリンパスOM-2(197511月発売) – フィルム面から反射して来た光量を測って露光をコントロールするTTLダイレクト測光を採用、これによって撮影中の露出制御が可能になり、専用フラッシュを用いたTTL自動調光を実現した。自動露出の上限は60秒。
オリンパスOM-2N(1979年3月発売) – アクセサリーシュー4使用によりフラッシュ充電完了表示確認、フラッシュ適正発光表示確認がファインダー内で可能になった。その他フラッシュ動作改善。自動露出の上限を120秒に延長。

OM-2からOM-2Nになった事.でより長時間の自動露出が可能になり、ストロボ使用時使い勝手が良くなる等の改良がくわえられている。

電池はSR44(LR44)を二個使用。

注意点としてOM-2(N)は電池が無いと動かない。

最近はほぼ見かけないが、数年前まではただの電池切れてミラーアップした個体を偶に見かけたが、情報が沢山仕入れられるのでそういった個体もほぼ見かけなくなってしまった。

OM-2Nの使い方

OM-2Nの使い方だが、基本的には凄く簡単に使う事が出来る。

流れとしては。

  • 電池をいれる。
  • フィルム感動を設定。
  • フィルム装填
  • 撮影

となるのだが、

シャッターボタン隣のダイアルで使用するフィルムのISO(ASA)を決め、その後は軍艦上部のレバーを操作。

レバーは上から

  • バッテリーチェック/リセット(バッテリーチェック時に電池残量が十分にあれば背面ランプ点灯 点滅の場合は電池交換時期)
  • オート
  • オフ
  • マニュアル

オートは「絞り優先AE」となり、

レンズ先端部分の絞り(F値)を変えて行けばあとは設定したフィルムの感度と絞り値に対応したシャッタースピードがファインダー無いに表示されるのでピントを合わせてシャッターを切るだけだ。

マニュアルの場合はボディーのレンズマウント部分にシャッタースピードダイアルが付いているので、絞り値とシャッタースピードを操作し、ファインダー無い露出計の中心に針が来るよう操作する。

何気に便利機能としてはこのOM-2Nは絞り値に対応するシャッタースピードが1/60以上であればレバーがオフになっていても適切なシャッタースピードで撮影してくれる。

その際はファインダー表示はオフのままだが、日中野外であればレバーオフ時でも素早い撮影が可能だ。

撮影が終わればボディー前面の「R 」レバー操作し巻き上げ。

OM-2NだけではなくOMシリーズの巻き上げレバーは大きく操作しやすい。

ボディーはコンパクトだけど、操作系は大きめで使いやすい。

ここまで簡単にOM-2Nについての使い方等を書いてきたが、とにもかくにも、、、このOM-2(N)は

電池が無いと使えない!!!

これだけはしっかり覚えておくと良い。

もし電池切れでミラーアップしたら?復帰方法

このOM-2Nは電池切れになるとミラーアップしてしまい撮影不可となるのは先に書いたが、復帰方法の説明。

やり方はとっても簡単。

OM-2Nは電池切れになるとこのようになる。

ミラーアップして、TTLダイレクト測光用のパターンが見えている状態だ。

この状態になったら新しい(残量が十分にある)電池を入れ

レバーを一番上の「CHECK・RESET」へ動かすと「パタン」とミラーが戻る。

「N」無しのOM-2ではもう少し面倒な手順があるのだが、OM-2Nではこれだけで復帰出来る。

もしミラーアップしてしまったら故障よりまずは電池切れを疑い以下の手順を試すのが良いだろう。

次は実際にこのカメラでスナップしてみた写真を。

小さくても写りは凄い!ZUIKOレンズの写り!

豊富なZUIKOレンズが使えるのもOM-2N(フィルムOMシリーズ)の大きなメリット!

これから見てもらう写真は全てOM-2NのAUTO(絞り優先AE)での撮影。

OM-2N/Zuiko Auto-W35mmF2

Kodak ULTRAMAX400

↓FUJIFILM PREMIUM400↓

OM-2N/Zuiko Auto-w28mm F2

FUJIFILM X-TRA400

OM-2N/Zuiko Auto-W 35mm F2

MARIXリバーサルフィルム/MARIXリバーサル現像液自家現像

MARIXのリバーサルフィルム&リバーサル現像液テストしてみた

コンパクトで写りも最高だ!

いやぁ、、、やっぱりいいぞ!OM-2N!!

豊富なZuikoレンズとか言っておいて今回載せた写真は35mm と28mmだけなのはどうかとは思うが……許して欲しい(笑)

そして、小さいのは正義だ!…………

と…散々「コンパクト」と言っておきながら…ワインダーを付けると更にカッコいいw

知らなかったがこのワインダーはOM-4まで共用っぽい。

OM-2(N)まとめ

ここまでOLYMPUS OM-2Nについて簡単に使い方や作例等書いてきた。

何度も言うが、このOM-2(N)は電池がないと動かないカメラ。

完全に機械式であるOM-1は故障しても修理が出来る可能性が高いが、このOM-2(N)は故障すると修理不可となる場合が多いので、購入する際は出来ればしっかり動作する者を購入したほうが良いと思う。

出来れば保証付きの物であれば更に良い。

もう45年程前のカメラではあるけど、OM-2(N)はOMシリーズの名機だと思っているので、このコンパクトで名レンズ揃いのカメラはまだ元気に動く個体がある内に是非使って欲しいものだ。

最後まで見て頂きありがとうございました。

始めまして写真好きの「kio」と嫁の「kiio」です。 夫婦二人でフィルムカメラ、ストリートスナップ撮っています。 日課はジャンクカメラ収集。 今はほぼフィルムカメラネタ中心。 モノクロ、カラー自家現像やってます。 このブログでは夫婦二人で撮った写真を中心に写真、カメラの話や、モノクロ、カラー自家現像のデータや解説、フィルム、カメラ、レンズ、カメラ関連のガジェットのレビュー等、カメラ好きの皆さんが楽しめる内容を更新していく予定です。 記事が見辛かったり、間違っていた場合は「お問い合わせフォーム」からご指摘頂けると助かります。

Leave a Reply

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です