MARIXフィルム最近のニュースまとめ
こんにちは「Kio」です。
今回は【MARIXフィルム】の話。
有益な情報も盛りだくさんなのでぜひ最後までご覧ください。
今回の記事を書いた経緯
先日MARIXフィルム社長の肥田さんと電話で話す機会があり、その中で現在のMARIXフィルム、これからのMARIXフィルムの動きを色々と教えて頂いた。
その中でもフィルムラバーの皆さんが喜ぶ話も沢山あった。
僕が「なんでその事HPで告知とかしないんですか?内緒なんですか??」
と質問してみたところ、、、
「MARIXのスタッフはフィルム、カメラに詳しい者がいないんで、どうしても私一人だと忙しくて忘れちゃったり、後回しになっちゃうんですよ(;^ω^)」
と、、、、
せっかくMARIXフィルムデ色々とやっているのに皆さんにちゃんと伝わってないのも勿体ないと思い、
「宜しければ、僕のブログやSNSなどで皆さんとこの情報共有させて頂きますよ!」
と言った所、
「お願いします!助かります!」
と言って頂いたので皆さんに情報を共有させてもらうことに。
こちらとしても、日ごろからMARIXさんにはとてもお世話になっているしね!
MARIXフィルムの最近のニュース
ここから色々とお聞きした情報。
【1】コダックフィルムについて色々と話題になっているが、MARIXではコダックと契約し、直接取引をしているため今後も各種フィルムは安定して供給できる予定。
しかし、相変わらずの円安や、最近コダック製品の値上げもあり、MARIX 800Tが今回入荷分から値上げ、そのほか100や400も次回入荷分から約2割ほど(本家コダックのフィルムも最近2割位上がったばかり、、、)の値上げとなるとの事。←このまとめ記事を書いているときに聞いた最新情報。
「初めての値上げになってしまいますが、現像無料(これについては後述)で勘弁してください、、、」と、、、、
【2】上記【1】のコダックとのつながりで、日本国内では販売が終了したケミカル類「D-76」「X-TOL」「Dektol」の白黒現像液をはじめ、カラー現像液、ペーパー等も取り扱い予定。
MARIXからD-76、X-TOLの互換現像液は出ているが、やはりオリジナルのD-76、X-TOLが欲しい方も多いのでは??
【3】CineStill社の製品を代理店として販売開始。
これは少し前からだが、実はMARIXではシネマ加工フィルムの「シネスティル」社のフィルム各種(正規品)を販売している。
これも忙しくてちゃんと告知してないらしいので知らない方も多いw
仕入れも直接シネスティルから。
購入はMARIX HPから購入できる→シネスティル製品購入ページ←
【4】MARIX製品の無料現像+データ化を開始
こちらはMARIX製品であればフィルム発送分送料+ネガ返却の送料のみで無料でフィルム現像とデータ化をしてくれるサービス。
MARIXでは富士のミニラボ機を所有しているので、そちらで現像し、ネガ返却希望であれば返送分の送料250円+フィルムを送料のみで現像してくれる。
【使用機器】
現像:FUJIFILM FP232B(ミニラボ機)
スキャン:VALOI 360 (negativ lab pro変換)2400万画素か1000万画素
詳細はMARIX HPの「ネガフィルム現像キャンペーン」を見て欲しい。
ここらへんの詳細を肥田社長に聞いたところ。
以下MARIX肥田社長より
現在現像無料と1000万画素スキャン無料ですが将来的にはスキャンは有料になりますが、現像はずっと無料です。
終了時期は未定ですが、まだしばらくはキャンペーン継続します。
cinestillはマリックスサイトとメルカリ購入のみ対象です。現像注文時にフィルム購入と同じ情報で購入いただければ対象です。
基本無料対象フィルムは。
- MARIXカラー各種
- MARIXエアカラー
- MARIX SILTAカラー
サンタカラーは対象外です。
マリックス以外の一般的なカラーネガフィルムも有料ではありますがキャンペーン価格で現像、データ化受付しております。
2400万画素はRAWとJPG納品するのでとても人気です。他店さんにないクオリティです。
とのことです。
【5】各種暗室用品等の充実
僕も以前も記事にて色々と紹介はしているが、現在MARIXでは
- 現像タンク(パターソンタイプ、APタイプ)
- 各種タンク用のリール
- 110、16mmフィルム用リール
- ダークバッグ
- フィルムピッカー
- フォトスポンジ
- 各種現像液(カラー&白黒)
- フォトクリップ
- FOMA製品の印画紙
- フィルムデジタイズ用コピースタンド
- フィルムディプリケーター
- フィルムデジタイズキットVALOI Easyの販売
- etc,,,
と、フィルム関連の製品がかなり充実している。
こちらもMARIX公式HPではすでに各種販売しているので気になる方はチェック!
さらにはミノルタ16mmカメラ用の専用カードリッジや、フィルムローダーも企画しているみたい!!
【6】オリジナルの使い切りカメラの販売
こちらについては使用レビューも最近書いている。
このLF(使い切りカメラ)は現在はMARIX公式では販売しておらず、もともと観光地のお土産用として作った物。
このMARIX LFは感度違いで2種類あり上記レビューの物はISO200、さらにISO400の物もある。
このLFの特徴は
- ISO200の中身はコダックゴールド200、ISO400の物はウルトラマックス400が入っており、町のミニラボでも問題なく現像が出来る。
- 本体はコダックファンセイバーと同じ物なので安定感もある
最後に
ここまで皆に全然伝わっていないであろうMARIXフィルムの最近のニュースを書いてみた。
このブログを書く前にざっくりとXで紹介したらかなりのアクセスがあり、皆さんの反応はとても良かった。
個人的にはやはり「MARIXフィルムは今後も安定して供給予定」や「コダックの各種ケミカルが日本で買える」のがとても嬉しい。
反響を見てみると「MARIX製品無料現像サービス」が多くの方はびっくりしたみたいだね。
フィルムラバーの皆様が少しでも良い環境で長く楽しめるように、MARIX肥田社長も、惜しみなく情報をくれて本当にありがたい。
多分これからもMARIXは他が出さないようなニッチな物をリリースし続けるんだと思うww
最後にもう一度MARIXの公式HPのリンクを貼っておくので色々とチェックしてみて欲しい。
最後まで見て頂きありがとうございました。