【フィルムレビュー】JCH STREETPAN 400 作例

モノクロ自家現像データ

こんにちは「kio」です。

最近「レビュー」記事を多めだと思いますが、せっかくこの時代に絶滅しかけているフィルムを使っているので少しでも皆様がフィルムカメラ、フィルム写真に触れて頂けるように自分で使ったもののみ紹介していきたいと思いますので暫くお付き合い下さい。

今回は「JCHストリートパン 400」のレビューをしていきたいと思います。

このフィルムは今まで10本以上使っていて、以前も現像データ等は出しているのですが、改めてのレビューとなります。

JCH=ジャパン・カメラ・ハンター

さて、今回紹介するフィルムは「JCH STREETPAN 400」というモノクロフィルム。

カタカナですね
お馴染み箱裏の現像データ
まさかの”百聞は一見にしかず”(笑)

この「JCH」とは「JAPAN CAMERA HUNTER」が2016年に新たに販売を開始したモノクロフィルム。

箱からしてちょっと特徴的です。

パッケージや箱裏に「日本語」が使われていますが日本製では無いようですね。

この「JAPAN CAMERA HUNTER」は【ベラミー・ハント】さんが立ち上げたウェブサイトでカメラや、フィルム、写真用品等を販売しています。

この方は東京を活動の拠点にしていて主にライカや、ニコンのフィルムカメラを収集しているみたいです。

次はこのフィルム購入方法、値段

購入方法、値段

ヨドバシさんや、皆の防湿庫マップカメラさん等で取り扱いがあり値段は36枚撮り1本1,210円とモノクロフィルムにしては安くもなく、高くもない「普通」の値段設定です。

余り教えたくは無いんですが、、、マップカメラさんの楽天市場店ではこの記事を書いている2022年6月4日現在1本911円と通常流通品より300円程安く購入することが出来ます。

但しこれはおそらく在庫処分的なものだと思いますので、無くなる前にお早めにどうぞ。

JCHストリートパン400について

このフィルムは「ベラミー・ハント」さんがフィルムの負の連鎖を止めようと、自分で作っちゃえ、という考えで作ったフィルムの様です。

WEB情報によると、アグファのディスコンになったフィルムをベース開発されているようですが、既存のフィルムの詰め直しや、再販売では無く「完全に新しい」フィルムとの事。

どんどんカラー、モノクロもフィルムが無くなってきているこの時代に新しいフィルムは大歓迎ですね!

それと説明によるとISO200~500の間で使用できるとあります。

次は作例、特徴を書いていきます

作例

全てISO400での撮影

スキャン後ライトルームにてコントラスト調整を少ししてます。

  • PENTAX SP
  • PENTAX SUPER Takumar 55mm F1.8
  • Nikon F2アイレベル
  • Ai-S Nikkor 50mm F1.4

途中からカメラとレンズを変えて撮ってみました。

特徴

「暗部」の粒状感がやや目立つ感じです。

所謂「超微粒子」タイプではなく「トラディショナル」タイプに分類される、旧乳剤のフィルムの様ですね。

コントラストは全体的に高め。

日中太陽がたっぷりの光源下での写真なんかは特にコントラストがはっきりしています。

ハイライトはややとび気味、シャドーは潰れ気味。

ラチチュードについては余り広くないようです、特にアンダー側は少し狭めな印象。

個人的な好みですが、これくらいコントラストがはっきりした方が好きですね。

階調は豊かでは無いですね、ただグレー域の色味がほんの少しチャコールグレーを思わせるような色味。ちょっと特徴的です。

フィルムベースは薄めで巻癖が付きやすい感じでした、スキャンの際は平面性に気を付けないといけなさそうですが、ベースは透明なのでスキャンとの相性は良さそうです。

最後に

このフィルムは今まで使ったフィルムでは出ないような独特な雰囲気があるフィルムだと感じました。

コントラストが高い写真が好きな人にはとても良いフィルムです。

因みに今回は「ROllEI SUPER GRAIN」1:12 22℃ 6’00での処理でした。

今まで「D-76」「X-TOL」「ROllEI SUPER GRAIN」で現像してきましたが「X-TOL」だとしっかり感度が出辛い印象でした、そのほかの現像液についてもデータ通り現像すると少し現像不足なアンダーなネガが出来る感じでしたので、公称の時間より少し長めに現像時間を取るか、温度を少し高め、若しくはEI200で撮影するなどして対応すると良いと思います。

そもそも新しいフィルムのせいで、各種現像液のデータがまだまだ少ないフィルムです。

YouTubeの動画で見たのですがこのフィルムは「ロジナール」での処理が一番良い結果だと言っていたので今度ロジナールでも現像してみたいです。

でも、ロジナールが品薄で手に入らないのが問題、、、、

色々な現像液でのレシピを見つけるのもモノクロ自家現像の楽しみの一つなので色々試してみてください!!

個人的なおすすめはISO200の設定で少しオーバー気味に撮った方がこのフィルムの高コントラストが活きてくると思います。

なんにせよ何時ものフィルムとは違った特徴的なフィルムなのは間違いないので気になる方は是非一度使ってみるのをおすすめします。

最後まで見て頂きありがとうございました。

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