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【フィルム散歩】MARIXエアカラー100で春のスナップと使ったレンズの話
こんにちは「Kio」です。
皆さん春は満喫出来たかな?
桜は沢山撮れた??
僕は今年は何とか天気とにらめっこしながら「河津桜」も「ソメイヨシノ」もカラーネガで撮ることが出来た。
もう4月も中旬過ぎて桜も終わり。
最近カラー写真ばかり撮っていてそろそろモノクロ不足になってきたので、今回はMARIXエアカラー100を使って春のスナップしてきた。
えっ?
モノクロ不足って言ってたのにエアカラー100ってカラーじゃん、、、なに、コワい、、
って?
うん。僕もそう思う。
花粉症第二波で大分やられてるので書いてて自分でも良くわからんが、是非最後までご覧下さいw
今日のカメラは久々Nikon F2
今回は使ったカメラはNikon F2
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いつ見ても硬派な見た目のカメラだ。
久々にNikon F2で色々とスナップしてきたのでいつもの散歩スナップ写真を載せていこうと思う。
そして今回使ったレンズは
- Voigtlander NOKTON 58mm F1.4 SL Ⅱs
- TAMRON SP 90mm F2.5 (52BB)
この二本のレンズで春最後の桜や、海方面で撮影。
散歩スナップ写真
早速撮った写真。
現像:MARIX C-41現像キット 37℃4’30
スキャン:VALOI easy35 RAW
反転現像:ライトルームモバイル
最初はNOKTON 58mm F1.4の写真から。
夕方、陽が沈むちょっと前から近所の神社でスナップ。
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枝垂れ桜ももう終わり。
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逆光での撮影。全然コントラストも下がらず、フレアもゴーストも出て無い。
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やたらとポップなおみくじだ。
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散った桜もキレイ。
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夕日色に染まった桜。
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日も落ちた。
ここからは別日、天気も良く海方面へ。
![](https://photowalk56.com/wp-content/uploads/2024/04/K20D9046-1024x680.jpg)
海へ行く前に近所の花たちを少し撮影。開いたチューリップも上からだと違って見える。
![](https://photowalk56.com/wp-content/uploads/2024/04/K20D9045-1024x680.jpg)
今年近所の枝垂れ桜。
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菜の花。
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いわき市の「新舞子ビーチ」で。今時期は何が釣れるんだろう?
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なんか凄い、、、、
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天気は良かったんだけど、今時期って空が何だかスカッと抜けてくれないよね、、、
ここからTAMRON 90mm F2.5
そのまま道なりに進み、「薄磯海岸」「塩屋崎灯台」方面へ。
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美空ひばりが「悲しき口笛」を歌う12歳の頃のステージ姿を彫った像らしい。
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美空ひばり像の近くには「塩屋崎灯台」がある。
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階段を下り、海岸へ向かう。
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灯台下の海岸。
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様々な足跡。
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小さい湾にボートが一艇。
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陸に上がったボート。
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3人で何を話しているのだろうか。
レンズの違いってやっぱり大きいよね
写真沢山見てもらったんだが、やっぱり春の空って晴れていても花粉のせいなのか、気温のせいなのか一年で一番もやもやした感じのスッキリしない色味なんだよね、、、
もう少しスカッと抜けた感じになってくれるともっと良い感じなんだけど、こればかりはしょうがない、、、
この見出しでは使った二本のレンズ「NOKTON 58/1.4」と「TAMRON 52BB」について少しだけ僕の感じた事をつらつらと書いて行こうと思う。
今回撮影した同じ「海」「砂浜」の写真でもNOKTON 50/1.4とTAMRON 52BBの写真ではやはり色味等の猫写が全然違う。
僕は面倒くさがりで不器用だから、1本のフィルムは同じレンズで撮り切っちゃうことが多いんだけど、今回は何となくレンズを変えながら撮影して、改めて写真を見比べた時に、改めてレンズによる色味の違いを感じたんだ。
NOKTON 58/1.4は
- 鮮やか
- 開放〜絞っても繊細な描写
な印象で、TAMRON 52BBは
- 開放付近では柔らかく、絞ると力強い描写
- アンバーが強めに出る
印象。
勿論、58mmと90mmと焦点距離の違いは当たり前なんだけど、両方ともとても好きな猫写、色味。
カットによっては一応最新設計のはずのNOKTON 58/1.4が「オールドレンズ」っぽい描写をしてくれる時もあり、開放こら、絞り込んでいっても繊細な描写を見せてくれる。
上の写真の逆光の葉っぱの写真や、夕日の桜の社寺なんかはとても繊細で美しく写っていると思った。
NOKTON 55mm F1.2が去年発売されて、悶々としながら真剣に買い替えを検討していたんだけど、使えば使う程NOKTON 58/1.4に愛着が湧いて来て、いつも安定した写りを見せてくれるけど、その中でも偶に「ハッと」する様な写りの写真が撮れてしまうので買い替えには至ってない。
TAMRON 52BBも発売年からすれば「オールドレンズ」の末席に加えられてもおかしくない古い設計のレンズだが、流石タムキューと言った写りで、解像度はありつつ開放付近では柔らかく、少し絞ると急に力強い猫写になる良いレンズ。
僕は余りタムキューシリーズには詳しくないけど、このアンバーが強めの絞ったときの描写はとても気に入っている。
本当はポートレートや、マクロで使う方が多いんだろうけど、少し遠目からのスナップで使うのがお気にいり。
最後に
久々Nikon F2を持ち出して春スナップを見て貰った訳だけど、やはりNikon F2って名機だよな~と感じた。
沢山カメラ持っているけど使っていての「安心感」「剛性」はこのNikon F2がダントツで一番。
ファインダーを外して覗いてるだけでも気分が高揚してくる。
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フォトミックファインダーでは露出計に電池を使うものの、基本的な写真を撮る機構はフルメカニカルなので電池切れなんかにも悩まされない。
使い込めば使い込むほど良く出来たカメラだと思う。
一時期より中古価格も上がって来てる気がするけど、探せばまだ安く手に入れられるし、フルメカニカルなのでファインダーの電子部分以外はオーバーホールで大体修理も出来るから当時のプロが愛したニコン珠玉のフラッグシップ機であるNikon F2を機会があれば是非手に取って使ってみて欲しい。
使った二本のレンズも「銘玉」と言っても良いレンズだし、MARIX エアカラー100も発売から供給が途絶えることなく安定して入手も出来る。
先日書いた「FUJIFILM 400とウルトラマックス比較」記事も沢山の人に見て貰っているみたいで、まだまだ皆さんフィルムカメラに興味があるんだな、とちょっと嬉しくなった。
次回はこの早速二本目を今度はMARIX C-41自家現像キットで現像した「FUJIFILM 400」の写真を見て貰おうかと思っている。
春になって色が溢れてきてカラー写真ばかりになっているけど、もう少しカラー写真ネタが続きそうな感じだが、たまに遊びに来てね。
最後まで見て頂きありがとうございました。
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