コダックケミカル国内販売終了、、、どうするか考えてみた。

モノクロ自家現像データ

こんにちは「kio」です、、、、

最近フィルムカメラネタでは「MARIXフィルム」がカラー、モノクロネガフィルムを新発売等、ちょっと良いニュースをお伝えしました。

が、ここにきてちょっとネガティブなニュースです、、、、

個人的にかなりダメージなニュースでちょっとだけ荒ぶっています、、、、、、、!!!

コダックケミカル国内販売終了

まずはこちらをご覧ください。

コダックケミカル国内販売終了のお知らせのファイルをスクリーンショットしたものです。

ここにははっきり「コダックケミカル(カラーぺーパー処理用、カラーフィルム処理用、白黒ペーパー処理用、白黒フィルム処理用)日本国内向け販売、製造を11月末を以て全て終了する事とします。」

と記載されています。

これはどういう事かというと、、、

このブログではモノクロ現像データや、モノクロ自家現像について記事を沢山書いていますよね。

その中で出てくる「KODAK D-76」や「KODAK X-TOL」等は「現像液」と言って、モノクロのフィルムを現像するのに必須な物なんです。

そして、上記の「コダックケミカル販売、製造お知らせ」には「白黒フィルム処理用」もしっかり含まれています。

要するに、

「D-76」や「X-TOL」の国内向け販売が無くなるって事です。

この情報はコダック製品の国内での販売代理店である「コダック アラリス ジャパン」さんのHPに掲載されたものなので、デマとかではなさそうですね、、、、、

コダック アラリス ジャパン株式会社 | プレスリリース・お知らせ
コダック アラリスからのプレスリリース・お知らせを掲載しています。

「コダック アラリス ジャパン」さんのHP上部、「プレリリース・お知らせ」からこのお知らせは見ることができます。

但し、これは「D-76」や「X-TOL」そのものが無くなる訳ではなさそうです。

しかし、これらの現像液を国内で手に入れるには「輸入」となり、今現在の円安の状況だとかなり値段も上がりそう、、、、

そして、使っている方が多いと思われる「D-76」が手に入らなくなったらどうする?かを考えてみました。

D-76が手に入らなくなったらどうする???

もし仮に、D-76が手に入らない、手に入り辛くなった場合どうするかですが、

これには選択肢は4つあります。

  1. 「個人輸入」するか、「輸入販売」しているショップ等で購入する。
  2. D-76を自家調合する。
  3. 別の現像液に切り替える。
  4. D-76と互換がある現像液を使う。

以上4つの選択があります。

次はこの4つの選択肢を1~4まで考察してみます。

1.「個人輸入」するか、「輸入販売」しているショップ等で購入する。

D-76を使いたいのであれば現実的な方法ではありますね。

しかし、例えばアメリカから輸入した場合、円安の影響で今現在1ℓ用が700円台で購入できるものがかなりの値段になってしまうかと思います、輸入して販売しているショップでも同様に、現在の値段よりは遥かに高くなってしまうのは目に見えてますね。

2.D-76を自家調合する。

これも、ありなのはありですね。

コダックD-76は古くからある現像液で成分もはっきりしています。

D-76を自家調合するのに必要な薬品は基本的に4つ

  1. ハイドロキノン
  2. ホウシャ
  3. メトールサン
  4. 無水亜硫酸ソーダ

を使います。

これらは「ナニワ」さんから個別で販売していますのでこれらを購入して調合すると「D-76」と同等の物を作ることができます。

しかし、これらを調合までするのも結構初期投資や知識も必要で敷居は高くなってしまいます。

3.別の現像液に切り替える。

「どうしてもD-76じゃなきゃ嫌だ!!!!!」という人で無ければこれが一番楽で現実的な選択肢。

モノクロフィルムの現像に使う現像液はD-76以外にもたくさん種類が出ています。

僕が良く使っている「SILVERSALT」さんや、「かわうそ商店」さん、「みらいフィルムズ」さん等では各社現像液を販売しています。

※上記「店名」をクリックすると各店の現像液販売ページに飛びます。

しかし、これまでD-76メインで現像してきた方たちにとっては新しい現像液に切り替えるという事は「データを取り直す」という事になるんですよね。

「D-76で処理した時はこのフィルムならこうすればこうなる」といった長年蓄積してきたデータを取り直すのは厳しい方も沢山いると思います。

それくらいD-76は「メジャー」な現像液なんです。

4.D-76と互換性がある現像液を使う。

考証でD-76と完全互換を謳っている現像液が存在します。

それは

「ILFORD ID-11」

これは僕自身使ったことは無いのですが、D-76と互換がある現像液として販売されています。

実際の現像データ等はIDー11もD-76も処理時間や希釈は一緒です。

ただ、現在1ℓ用のD-76が700円台なのに対しID-11は900円台と少し割高、、、

でも完全互換なのであれば、D-76から現像液を変更したくない人はこれも有力な選択肢ですね。

最後に

今回は「コダックケミカル国内向け販売、製造終了のお知らせ」というモノクロ自家現像をする方たちや、コダック製品でフィルムカメラを楽しんできた人達にとってはちょっとショッキングなニュースでした。

フィルムカメラ環境は”年々”悪くなっていますね、、、、というか”日に日に”がぴったりです。

ただ、これでモノクロ自家現像が全く出来なくなる訳では無いですし、まだまだ手に入る現像液も手に入りますので、これを機に新しい現像液にチャレンジしてみるのも良いかも、、、、

なんてポジティブに考えていかないとやってられんです(笑)

因みにヨドバシさんでは売り切れてましたがまだD-76は購入出来ますので使っている方はなくなる前にちょっと買っておいても良いかもですよ。

コダック デベロッパー 1リットル D-76 DEVELOPER 1L 5160304
スタンダード白黒フイルム用現像剤。正常なコントラストと適度に微粒子を保ちながら、忠実なフイルム感度と、シャドーディテールが得られる最も一般的な白黒現像剤です。

最後まで見て頂きありがとうございました。

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