【ぶきっちょ嫁の】初めてのカラーネガフィルム自家現像
皆さんお久しぶりです!kiio(嫁)です♪
1年以上もの間、嫁記事を更新せずに過ごしてしまいました。
写真は定期的に撮ってたので、嫁記事のネタは豊富にあったんです。
ただ、旦那さんがコツコツ記事載せてるし、私が頑張らなくても何とかなるかな?って。
記事を書くのが遅くて季節感がずれ込んでボツになった記事もチラホラ・・・
季節感のわかる写真は生ものと同じで鮮度が命なんです!
別に面倒くさくなって放置してた訳じゃないんですよ(; ・`д・´)アワアワ…
のんびり更新の嫁記事ファンの皆さん、今年は嫁記事もできる限り更新していく予定です!2024年も応援よろしくお願いします‼
カラーも簡単だから自分で現像やってみな!と言われても・・・
旦那:「あと何枚くらい残ってるの?」
嫁Kiio:「そろそろ撮り終わりそう・・・」
こんなやり取りをしながら楽しくお写んぽしていたある日の出来事です。
その日も撮り終わった後の現像は旦那さんに丸投げする気満々でした。
でも、その日は撮り終わったフィルムを受け取ってくれない?いつもと様子が違う?あれれ…??
家に着いて開口一番!旦那さんが急に
「カラー現像も簡単だから自分で(現像)やってみな!現像準備の諸々はやってあげるから!(o^―^o)ニコ」
と言って、あっという間に私のフィルムはリールに巻きつけられ、現像タンクの中へ・・・
こうして、私は何の心の準備もないままカラー自家現像に挑むことになりました。
早速カラー現像開始!
カラー自家現像に挑むことになったのは良いのですが、「何をどうすれば良いのか」が全然わかりません。
一応以前旦那さんが書いた記事を見て予習はしておきます。
予習も完了し、手袋を着け準備に取り掛かります。←手袋大事!!
ここで用意する物は
- 撮影済みのフィルムがリールに巻き付けてある現像タンク(←当たり前の事ですが…(笑))
- 溶解済みの「発色現像液」
- 溶解済みの「漂白液」
- 溶解済みの「定着液」
これをもってお風呂場へ。
用意した薬品類を使う分だけ小分けにし指定の温度まで温めます。
今回は1本だけの現像なのでJOBOというメーカーの小さいタンク。
このタンクは、一回の容量が250mlと我が家にあるタンクの中では一番小さいものです。手が大きくない人でも扱いやすくて現像初心者さんにもおすすめのタンクです!(ぶきっちょな私でも、使いやすいタンクでした。)
因みにこの現像タンクは一回で使う現像液の量も少なく、モノクロの使い切りの現像液等を使う時はとても経済的でおすすめなんです!($・・)/~~~
と、旦那さんが言ってました( *´艸`)
小分けした現像液をお湯で温め約40℃位になったら現像開始です!!!
最初の工程は「発色現像」というらしい(‘ω’)
※ここからの旦那さんとの会話は私の妄想も入ってますので、茶番としてお楽しみ下さい(‘ω’)ノ
まずはタンクの温度を上げる為に全浴として38℃位のお湯をタンクに注入してね。
ぜ、全浴とは、、、、?
んっ??まぁいいや、とりあえずお湯入れて何回か撹拌して。
は、ハイっ!!!
何じゃこりゃ⁉まだ薬品使ってないのに
お湯に色ついてるけど…大丈夫なのかなぁ?
※全浴とは 現像タンクの温度を使う現像液の液温に近づけたり、現像液の馴染みを良くして気泡が出来辛くしたりする効果があるみたいです。今回は外気温が低かったため現像タンクが冷たかったので温めた現像液を入れた時に温度が下がるのを防ぐために「全浴」を行いました。
お湯を排出したら、さっき温めていた「1発色現像液」を素早く入れて!
Yes,sir(‘ω’)ノ
き、急にメガネになっとる、、、
現像液を入れながらタイマーをスタートします。
最初タイマー残り3分になるまで、最初の30秒、2秒で一回位の感じで倒立撹拌!!!
こ、こんな感じでしょうか~!!
一回上蓋開けて温度測定!!
ほ、ほい~
温度確認したらすぐに蓋を閉めてすぐ次の撹拌~!時間無いよ~!
えぇ~((+_+))もう?
さっきやったばかりなのに~((+_+))
と、、、、バッタバタです。
完全にマンツーマンで既定の時間まで30秒に1回の撹拌を行い、タイマーが鳴る5秒前に現像液を排出。
次は「停止」
ここでもたつくとどんどん現像が進んでしまうので、素早くぬるま湯を入れタンクをシャカシャカ振ります!←これは前回のモノクロ現像でもやったから覚えてた!
何度か水を入れ替えながら停止作業も終わると
ここまで終わったら後は急がなくて大丈夫だよ(^^♪
さっきまで鬼教官の様だった旦那さんが優しく言ってくれました( *´艸`)
実際この「停止」まで終われば後はそこまで厳密な温度管理や時間の管理は必要ないみたいです。
後はあらかじめ温めて置いた「漂白液」を入れ7分、排出後水洗いを挟み次は「定着」を5分。
最後に流水で10分水洗いをして、富士フイルムのドライウェルに浸して乾燥です。
とりあえず初めての自家現像での写真
乾燥が終わり、いよいよスキャンです。
スマホでネガを撮影して、旦那さんにアプリで反転して貰うと、中々良さそうな感じです!
これは期待出来るのでは??
本格的なスキャンは自宅のスキャナーでやっても良かったのですが、出かける用事もあったので近所の「カメラのキタムラ」でスキャン&データ化して貰いました。
フィルムは「コダックカラープラス200」
カメラは旦那さんが貼り革交換したオリンパスOM-2Nが可愛かったので借りました(^^♪
最初は50mm F3.5マクロレンズでの撮影です。
ここからは50mm F1.4。
初めてのカラー自家現像写真の出来は???
どうでしょう??
初めてのカラー自家現像。個人的には
「大成功です!!!」ヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪
旦那さんが言うには、液注入と排出で少しもたついたせいか、撹拌が少し強くて過現像気味で少しハイキーかも・・・?との事でしたが、私はハイキーな写真が好きなので大満足です(^^♪
旦那さんは基本「単焦点レンズ」が好きみたいですが、私は「ズームレンズ」か「マクロレンズ」が合っているみたいです。
借りたオリンパスのOM-2Nも基本「絞り優先オート」なる機能が付いている様で、絞りを変えていくだけで簡単に撮れて楽な上に、とっても小さくて使いやすく、また(勝手に( ̄ー ̄)ニヤリ)借りて使ってみたいとても良いカメラでした。
やはり私の様な「エンジョイ勢」には、こういうオート機能が付いているカメラがとても使いやすくて良いよな~、と改めて感じました。
まとめ
「ぶきっちょ嫁が初めてのカラー自家現像」にチャレンジした記念すべき第一発目の記事でした!
皆さんいかがでしたか?
カラーの自家現像って物凄く面倒なイメージあったんですが、思ったより簡単に現像ができて、自分では大満足な結果になったので一安心です。
マリックスさんから発売している「C-41カラー現像キット」は、ほぼ初めて自家現像するぶきっちょな私でも綺麗に現像する事が出来たのでとても良い製品だと思いました←旦那さんがマンツーマンで色々教えてくれたからですが・・・( *´艸`)
ただ、やはりモノクロより厳密な温度管理をしなければいけない点や、一つ一つの工程の間隔が短く、とても「わちゃわちゃ、あわあわ」してしまいました(;^ω^)
これは特に私が「ぶきっちょ」なので、しょうがない部分もあると思いますが…
皆さんがチャレンジする時は、あらかじめ脳内シミュレーションをしっかりして、現像中に「あわあわ」しない様にした方が良いかもしれませんね。
何より自分で現像するといつもの写真により愛着も湧いてくるし、自分で撮った写真のネガから像が浮かび上がって来るのはとても感動しました!
勿論プロにお任せしたほうが安定してキレイな現像はしてくれると思いますが、この体験は、写真屋さんに現像をお願いしているのでは味わえない、自家現像した人だけの特権ですね。
更に、近所のカメラのキタムラで現像するよりめちゃめちゃ安く出来る!
そして最近では、ちょっと前に比べてフィルムの流通も増えてきたのか(?)以前より手に入りやすくなってきているので、カラー自家現像で浮いたお金はフィルムに回せそう!($・・)/~~~今年はフィルムいっぱい買っちゃうぞ!
と、旦那さんが買ってきてくれたローソンの「47%増量バスチー」を食べながら「次は何のフィルム使おうかな~」なんて考えています。
2個買ってきてくれたのを私が全部食べちゃって怒られたのは内緒の話です(#^^#)
初めてのカラー自家現像が大成功に終わり、テンション爆上がりで茶番交じりの記事になりましたが…
今回カラー自家現像をやってみて、像が浮かび上がって来て感動した事とは別に印象に残ったのは、漂白後にタンクから出てきた蛍光イエローの液体を見た時です!
あれは、本当に何とも言えない衝撃的な色でした。
例えるなら、イエローの蛍光ペンのインクをギュ~っと絞ったら出てきそうな色でした(;´Д`)
ぜひ皆さんもあのケミカルな色を見て頂きたかった…私のカラー自家現像の記念すべき第1回目の動画や漂白液の写真を撮り忘れた事を激しく後悔しています…(´;ω;`)
上手いこと旦那さんに乗せられて始まったカラー自家現像でしたが、モノクロ自家現像とは違う面白さを体験出来て良かったです( *´艸`)
長くなりましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました♪
では、また・・・
今度は余り間があかないうちにまた書きますね、、、(´ε` )