【モノクロ現像データ】FOMAPAN 100/Rodinal 1+25/Nikon F2 作例

FOMAPAN100/ARISTA EDU100/モノクロMARIX100

こんにちは「kio」です。

2023年23本目のモノクロ現像データと作例です。

最近いつの間にか、知らない間に家にいた「ノクトン58mm F1.4」を使ってスナップしてきました。

ノクトン58mm F1.4

暫く使っていますが、このレンズかなり良いです。

見た目もクラシカルで、ニコンの「カニ爪」が良い!!

特に開放付近での収差による甘い描写が、オールドレンズっぽく、絞っていくと現代レンズらしいカリッとした描写に。

このレンズについては今後「レンズレビュー」書いて行こうと思っています。

という訳で、早速現像データと作例を。

撮影機材

  • Nikon F2
  • vigtlander NOKTON 58mm F1.4 SL Ⅱs

使用フィルム 薬品

  • FOMAPAN 100
  • Rodinal
  • FUJIFILM スーパー富士フィックス
  • FUJIFILM QW
  • FUJIFILM DW

現像データ

  • Rodinal 1+25 21.5℃ 4’00 (30/60/2)
  • スーパーフジフィックス5‘00(2本目処理)
  • 水洗い

作例

まずは猫さんから、毛並みもしっかり解像しています。
この子はいつも撮らせてくれる!
この子は余り見ないけど逃げなかった。
ボケも滑らか。
開放でコップのふちにピント、ピント薄い、、、
ランチタイム。
野菜たっぷりの意識高い系のランチ。うまかった!!
デザートのケーキ。
テーブルフォトを撮る奥さん。
遠景の解像感も良いですね。
やっぱりボケは綺麗。
働く人達。
働く人。
川沿いのソメイヨシノはまだまだ。
日を変えて河津桜。
逆光でも大丈夫!

フォマパン100とロジナールは良い!

作例沢山見ていただきました。

粒状感はISO100フィルムの粒状感ではないですね、ロジナールらしいちょっと荒れた感じになってますが、

コントラストやシャープさは好きな雰囲気で、ネガを見てもプリントとかもしやすそうな感じでした。

でも、1+25だと処理時間4’00とかなり短いので、現像液排出等に時間をかけてしまうとまた結果が変わってしまいそう。

今新たにロジナールを2本買ったので、ロジナールだけ使っても1年以上持つと思いますが、人間不思議なもので、ちょっと前まで、

「ロジナール最高ぅ!!!フォゥ!!!!」

とか言ってたのに

「やっぱりD-76も捨てがたいよね!」

「環境にやさしいX-TOLでしょ!」

「D-23も柔らかくて悪くないね」

とか、どんどん目移りしてしまいますよね。

、、

、、、

しますよね???

僕だけでしょうか???

まぁ、今はロジナールが使っていて楽しいですし、もう少しロジナール沢山使ってみようと思います。

ロジナールも今なら「Silversalt」さんで購入出来ますのでお早めにどうぞ。

これだけあれば暫く持ちそう!!

NOKTON 58mm F1.4 SL Ⅱsについてちょっとだけ。

冒頭でもちょっと紹介した「フォクトレンダー ノクトン58mm F1.4」

これは以前「レンズレビュー」でも書いた「ウルトロン 40mm F2」の兄弟みたいなレンズですね。

描写はウルトロンより癖が強い感じでしたが、今回の撮影でびっくりしたのが「逆光耐性」

まずはこの2枚の写真を見てください。

1枚目はオリンパスOM50mm F3.5マクロ、2枚目はノクトン58mm。

ほぼ同じタイミングで同じような構図を撮っています。

両方とも、写真左上にギラギラの太陽、所謂「逆光」状態での撮影。

1枚目は流石にフレアが広がってコントラストが落ちていますよね、2枚目は、、、ほぼコントラストの低下も無く、左上にギラギラの太陽があるってわからないですね。

因みに、OM50mm F3.5マクロが悪い訳じゃないんですよ。

普通これだけほぼ正面からの強い光があればフレアが出てしまうのは当然なんですけど、ノクトンの方は最新設計のレンズだけあって逆光耐性はかなり強いのではないかと思いました。

ずっと「オールドレンズ」ばかり使っていたので、この条件でフレアが出ていないのは素直にびっくりしましたね。

ここら辺についてもニコンのド定番標準レンズ「Ai-s Nikkor 50mm1.4」との比較もしてみたいですね。

最後に

ロジナールとフォマパン100での現像データと作例見て頂きました。

モノクロフィルムって、本当に処理一つで描写が変わって見えるのは本当に面白い。

そして、その処理も自分で考えて、チョイスし、色々試せるのも自家現像ならではの楽しみの一つだと思います。

何回も言っていますが、フィルムもどんどん高くなってきているので、モノクロ自家現像チャレンジしてみるのもアリですよ!

最後まで見て頂きありがとうございました。

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