【モノクロ現像データ】MARIXオルソ400/SPUR Silversalt
こんにちは「kio」です。
MARIXからの新製品ラッシュ、その内の1つ「MARIXオルソ400」でスナップしてきたので現像データを。
MARIXオルソ400、オルソクロマチックフィルムについては前回の記事に書いてあるので是非見て欲しい。
MARIX D-76使ってみた、購入方法と値段、作り方、作例
さて、前回の記事で「もう1本位D-76で現像してみる」って書いたんだけど、今回撮り終わって何も考えずにSPUR Silversalt現像液で現像しちゃったよ(笑)
まぁ、前回と同じ現像液だとつまらないと思ってさ、、、(↑で何も考えずって言っちゃってるけどねw)
そしてMARIX新製品の1つ「MARIXエアカラー100」でもスナップしてきてフィルムレビュー書いてるので良かったらそっちも見てね。
【フィルムレビュー】MARIXエアカラー100 作例多数
是非最後までご覧下さい。
撮影機材
- ROLLEICORD Ⅳ
- イエローフィルター使用
使用フィルム 薬品
- MARIXオルソ400
- SPUR Silversalt
- FUJIFILM スーパー富士フィックス
- FUJIFILM QW
- FUJIFILM DW
現像データ
- SPUR Silversalt 1+20 23℃ 11’00(30/60/4)10秒で4回倒立撹拌
- スーパーフジフィックス6’00
- 水洗い
作例
2023年56本目の自家現像
今回は1ロール全部。
MARIXオルソ400良いぞ!!
今回はどピーカンの日中での撮影だったんだけど、このフィルムめちゃめちゃ良いぞ!!
D-76でも好きな写りだったんだけど、SPUR Silversaltの写りの方が諧調もしっかり出てる。
オルソクロマチックフィルムにイエローフィルターを使ったので、カットされる色が多く、全体的に黒多めの写真だけど、これもまたいつもと違って面白い。
雨とか、曇りの日でも雰囲気良く仕上がりそう。
シャープネスも素晴らしいんじゃないかな。
粒状感もまぁ、ISO400にしては標準だけど、粒が揃っていて余り目立たない。
今回はイエローフィルターを使ったというのもあるけど、コントラストもそれなりに付いてる。
感度もしっかり400出てそうだし、まだ2本目だからなんとも言えない所はあるけど、SPUR Silversaltと相性が良いのかも。
現像処理は、気温が高いせいで平均して約23℃での処理だったけど、Silversalt 1+20 20℃なら13’30を基準にして処理しても良いと思うけど、処理時間は参考程度に考えて欲しい。
因みに、僕はコントラスト高めが好きだから現像時間少し長めか、1℃位標準より高めに処理している。
自分で色々試して自分なりの処理時間や、好みを是非見つけてね。
増感も出来るのか??試さなければ!!
MARIXオルソ400の箱裏のデータシートによると、D-76とRodinalでISO1600までの増感現像のデータが記載されている。
経験上、D-76はまだしも、Rodinalで増感って余り感度が出ないイメージなんだけど、どうなんだろうね、更にMARIXのオルソ400の商品ページに記載されている現像データにはRodinalでISO3200までのデータが載っている、、、、
ちょっと気になる、、、、
3200あれば夜スナップが捗るし、夜の街を中判で撮ってみたいので、今度是非チャレンジしてみようと思っている。
まとめ
今回はMARIXから提供頂いた新発売の120フィルム「MARIXオルソ400」の現像データを見て貰った訳だけど、オルソクロマチックフィルムでISO400って他には無いので日中~室内、夕方位迄使えちゃうのでどんなシーンでも使いやすい汎用性があって良いんじゃないかな。
真っ赤な夕焼けなんかをこのMARIXオルソ400で狙ってみたら真っ黒な空になって面白そうだし、ISO3200の増感も試してみたい。
その他120フィルムも100、200、400のパンクロマチックフィルム(中身はそれぞれFOMAPAN100、200、400)3種も販売されているし、モノクロ自家現像族にとってはとても助かる。
マリックス、、、今度は何してくれるんだろう?
って期待しちゃうね。
最後まで見て頂きありがとうございました。