
マミヤユニバーサルプレスでなんちゃってパノラマ風のパーフォレーションまで写り込んだ写真を撮ってみた
こんにちは「Kio」です。
今回はちょっと前に紹介したカメラ「マミヤユニバーサルプレス」を使ってパーフォレーション迄写り込んだなんちゃってパノラマ風写真を撮って来たのでそちらの紹介。
是非最後までご覧ください。
やっぱり大きなフォーマットは良いわぁ~
このブログをたまに見て頂いている皆様ならわかると思うけど、僕はフィルムカメラであれば、16mmカメラ~中判カメラ迄色々使っている。
そして、その時々で所謂「マイブーム」があり、2025年3月現在では
「中判カメラブーム」
の真っただ中である。
更に言えば、マミヤユニバーサルプレスにどハマり中だ。

マミヤユニバーサルプレスで撮れる6×9の大きな写真はネガを見てもわかる大迫力で高精細な写真が撮れるのは言わずもがな。






これらの写真は以前のブログでも紹介したけど、今回はちょっとしたお遊びとして
「なんちゃってパノラマ風パーフォレーション迄写り込んだ写真」
をマミヤユニバーサルプレスで撮影してきた。
このマミヤプレスのフィルムバックって、加工無しで135フィルムのパトローネが収まる大きさなのに気付いて使ってみることに。
まずはなんちゃってパノラマ風写真を。
135フィルムを使ってパーフォレーション迄写り込んだなんちゃってパノラマ風写真
使用カメラ:マミヤユニバーサルプレス
使用レンズ:マミヤPセコール100mm F3.5
スキャン:MARIXコピースタンド&フィルムディプリケーター使用
1本目のフィルムは「MARIXエアカラー100」
カメラのキタムラ現像










2本目は「コダックカラープラス200」
カメラのキタムラ現像







3本目はモノクロ「MARIX SLTA 400EI200」
SPUR SilverSalt 1+20 23℃9’00(30/60/2)自家現像









これらは全て135フィルムを使って簡単なアダプターを噛ませて使用した。
コレで135フィルム36枚撮りの長さで16枚ほど撮影出来る。
う〜ん面白い写真が撮れて楽しいぞ!!
どうだろう?
通常の135フィルムの撮像面は24mm×36mmだけど、この方法だとパーフォレーションまで一杯に写せて、35mm×69mmの大きさの写真が写せる。
普段見慣れないサイズで、表現の1つとしてとても面白く、横向きで写すと横長の、パーフォレーションまで写り込んだなんちゃってパノラマ風写真が撮れる。
勿論この方法はちょっと面倒ではあるのだけど、、、
何が面倒かって、撮影済みフィルムを取り出す際はダークバッグや、暗室等の真っ暗な所で行う必要がある。
フィルム送りは出来るけど、巻き取り機能は無いためその様な方法を取らなければいけない。(僕はカメラバックに小さなダークバッグを持ち歩いてるので外でも巻き戻しは可能だけど)
フィルムのセット自体は割と簡単。


この様なアダプターにフィルムをセットしたら1回半程巻いて、1枚目を撮影、2枚目はそのまま2回巻いて撮影、3枚目も2回巻いて撮影、その辺りでフィルムカウンターが「1」になるので、2回巻いて撮影したらロック解除して、次々撮影して巻取りできなくなったら終了、といった感じで約16枚の撮影が出来る。
勿論この作業は遮光板を取り付けたまま行い、フィルムバック側の「120」「220」の切り替えは220に設定して使う事となる(試しては無いけど120設定だとフィルムカウンターは6×7で10枚まで間しか無いと思われるため)
まずはダミーフィルム等でどれくらい巻けるのか(送られるのか)試してやってみると無駄にならず良いだろう。
って、ここまで書いてきたけど、一体どれ位の方がこの記事を見て「マミヤプレスで135 フィルムを使おう!」と考えるかは分からないし、いないかもしれない。
取り敢えず、ざっとこんな感じで135フィルムを使ってマミヤユニバーサルプレスでパーフォレーションまで写り込んだ写真を撮って遊んでいる。
6×9のフィルムバックでも同じ事は出来るし、それだと更に横長のパノラマ風が強い写真も撮れるし、色々と遊ぶには良い。





上記写真が6×9のフィルムバックを使って撮った写真で、6×7よりも更に横長でパノラマ風。
あとはファインダー内の上下が写らないので、フレーミングは大体になっちゃうが、そこは御愛嬌か。
最後に
ここまで「マミヤユニバーサルプレス」で135フィルムを使って撮った写真や、使い方等を書いてきた。
折角6×9が使えるのに少し邪道かもしれないけど、コスト的にも長巻の135を使えるので結構楽しめる方法だと思う。
皆さんもマミヤプレスで遊んで欲しい。
最後まで見て頂きありがとうございました。

