MARIX 800TとOM MC 50/1.4スナップ。昼夜作例
こんにちは.
花粉のせいで、目も、耳の中も痒く、、、いや、、顔中痒く、身体もだるく、咳が出て、のどは痛み、声も枯れ、目やに、鼻水が止まらない「kio」です。
薬も大分前から毎日欠かさず飲んでいますが、今年は効きが悪いのかイマイチです。
この時期は多分、毎回毎回「花粉」の愚痴からのスタートとなります。
そして、ニュースなどでは「今年は例年の1.8倍~の花粉飛散量」「ここ10年で一番」とか、、、、
特に朝晩は症状が酷いですね。
そんなコンディションにも関わらず、時間を見つけてはフィルム写真スナップ楽しんでいます。
今回は「”ちょっと”嬉しい事」が合って、撮影する予定では無かったんですが、仕事帰りに奥さんとフィルムカメラ片手に、、、、
うん、片手では無いな、、、首から1台とバッグに1台と、コートのポケットに1台でスナップして来たので写真を見て頂こうと思っております。
是非最後までご覧ください。
“ちょっと”嬉しい事があった
嬉しい事なんですが、、、先日記事にも書いた「minolta Minoltina-S」が届いた事、
ミノルチナ-Sについては是非先日のレビュー記事をお読みください。
そしてあと一つはレンズを譲り受けた事。
譲り受けたレンズとはこれ!
「OLYMPUS OM-SYSTEM MC ZUIKO 50/1.4」
このレンズの入手経緯はかなり端折りますが、僕が譲って頂いた方に”ちょっと”したカメラ用品を送ったんですね、そうしたらその方の住んでいる地域のお菓子と共にこのレンズと手紙が入っていたんです。
何故急にレンズ頂いたというかと、
流れとしては送られてくる数日前「フィルムカメラのオリンパスOMシリーズについて」その方と話していて、レンズやボディーについて色々教えて頂いていたんです。
結局その時の勢いで「M-SYSTEM F.ZUIKO Auto-S 50/1.8」と「OM-1」を購入したのですが、
「やっぱり50/1.4も良いですよね~」
「次はマルチコートの50/1.4探してみます!」
なんて言ってその時の会話は終了したら、、、
なんと「OM MC 50/1.4」レンズが送られてきたという事です。
因みにフィルターとメタルフードセット!!
同じ日に「一目ぼれしたカメラ」と「欲しかったレンズ」手に入れるなんて、何か悪い事でも起きるんじゃないかというくらい嬉しかったんです!
“ちょっと”嬉しい事、と書いてますが、実際飛び上がって小躍りするくらい嬉しかったんですけどねw
さて、そんな良い事があったんだから、フィルムカメラマニアとしては早速使ってみたくなりますよね。(あるある)
しかし、ミノルチナ-Sは最初はコダックのプロイメージを使おうと思っていたので、今回頂いたレンズである「MC50/1.4」を、これまた最近手に入れたばかりのカメラ「OM-1」に入れ仕事帰りに夜の街へスナップへ出かけました。
作例
使用フィルム:MARIX 800T
使用カメラ:OLYMPUS OM-1
使用レンズ:OLYMPUS OM-SYSTEM ZUIKO MC 50/1.4
カメラのキタムラ現像、データ化無補正
ちょっと写真多めです。
と、ここまでが夜のスナップ。
前回のマリックス800Tのレビュー時とはまた違う甘い雰囲気の写りでした。
↑のレビュー記事では「タングステンフィルム」についてや、他のフィルムと色味の比較等書いています。
やはり開放付近のカットが多かったのでやや甘い描写にはなっていますが、夜に手持ちでここまで写るのは良いですね。
数枚ピントが来てないのは「OM-1」の標準スクリーン「マイクロマット」が使い慣れていない、、、という事にしておいてくださいw
最初はこの「ZUIKO MC 50/1.4」レビュー記事でも書こうと思ったんですけど、最初のフィルムが「タングステンフィルム」なのもあり、次回以降デーライト用のカラー、モノクロでも撮影して改めて紹介予定。
ここから晴天日中作例
翌日「ミノルチナ-S」と一緒に残ったフィルムで日中の漁港スナップもしてきました。
F16位なので夜のスナップの甘い雰囲気とはうってかわって、一気にシャープな画を出してくれます。
でもやはりタングステンフィルムは日中晴天の「5500k」位のケルビン値で撮ると、「ド寒色」な色になりますね。
場合によってはこの「ド寒色」もクールな雰囲気を演出したりするときは面白そう。
ちょっとだけタングステンフィルムとデータライトフィルムの日中色味比較
やはりMARIX 800Tは夜も昼も「タングステンフィルム」らしい独特の色味になっていますね。
そして、「ミノルチナ-S」にはコダックのプロイメージを入れて同じ場所撮って来たので、マリックス800Tと並べてるので、違いを比べてみてください。
この2枚構図はちょっと変わってますが、「同時刻、同場所」で撮影。
こうして並べてみると全然印象が違うのがお分かり頂けると思います。
しかし、今回使ったカメラ「OM-1」はシャッタースピード最速が1/1000。
流石にISO800で日中晴天で1/1000までだと厳しかったです、日中使いたい時はNDフィルターを使うかシャッタースピードが高速のカメラ等で対応するしかないですね。
最後に
マリックス800Tの夜と日中昼間のスナップ写真を見て貰いました。
今現在マリックス800Tは公式では”売り切れ”となっていますが、マリックスさんしっかり発注はかけていると思うので気長に待ちましょう。
人工灯下での青く妖しい雰囲気、ライト等の強い光源が赤く滲む所等、ISO800あるので夜でも安心して使えますし、室内などでもありですね。
日中晴天野外だと、どうしてもかなり絞り込んでの撮影となりますし、最速1/1000まであるボディーでギリギリといった感じでした。
個人的にはMARIX800Tは暗い所でその真価を発揮するフィルムだと思いました。
それと頂いたレンズ「ZUIKO MC 50/1.4」このレンズはデーライト用フィルムを詰めて撮影して、ボディーのOM-1と共に記事にしたいと思っております。
2/22にOM-1 MDとMC ZUIKO 50/1.4の組み合わせで「X-TRA 400」入れました。
最後まで見て頂きありがとうございました。