MARIX MX-T2(Kodak X-TOLベース)×モノクロMARIX 200使ってみた。
こんにちは「Kio」です。
MARIXから発売されたKodak X-TOLベースの現像液「MX-T2」
モノクロMARIX400、モノクロMARIX100と使って来たけど今回はモノクロMARIX200を現像してみたのでそちらの現像データ、写真、感想などを書いて行こうと思う。
是非最後までご覧ください。
現像データ
使用フィルム:モノクロMARIX 200
使用カメラ:OLYMPUS PEN-S(3.5)
使用レンズ:OLYMPUS D.Zuiko 28mm F3.5
使用現像液:MARIX MX-T2
現像処理:MX-T2 stock 20℃ 8’30(30/60/3) イエローフィルター使用
※公式の推奨データはstock 20℃ 8’00
スキャン/データ化:VALOI easy35/ライトルームモバイル反転現像
MX-T2×モノクロMARIX200作例
ハーフカメラでの撮影なので写真多め。
全てモノクロ以前のMARIX 400、100×MX-T2と同じパラメーターで反転現像処理している。
MX-T2×モノクロMARIX200の感想
うんうん!
やや軟調~標準に仕上がるMX-T2とモノクロMARIX200だが、イエローフィルターを使った効果もあって程よいコントラストも付いてくれた。
個人的にはもっとバチっとコントラストがある方が好きだけど、中々良い。
以下の写真は共にMX-T2 stockで処理したモノクロMARIX 100と今回のモノクロMARIX 200。
特に今の季節は青空、空、雲を撮る時はイエローフィルターを付けるとメリハリが出るのでおススメだ。
諧調も良く出てくれているし、粒状感はハーフカメラでの撮影なのでやや目立っている感じはするが、通常の35mmで使えば余り気にならないと思う。
そして、以前の「OLYMPUS PEN-S(3.5)」の記事で、最短撮影が30cm~使えると紹介したので今回試してみた結果、、、
目測なので少し外した感はあるが、この感じだとちゃんと30cmまで寄って撮れそうだ。
流石にここまで寄るとピントが合う面も数センチしかないので実用かどうかはさておき、中々便利だと思う。
ペン-S(3.5)で最短撮影を使いたい方は何とかしてフィルム面からピント面まで30cmを測れるように工夫すればガンガン寄って使える!
最後に
これでMX-T2は100、200,400と現像を試し終わった。
それぞれ個性的なフィルムではあるが、MX-T2での処理はMARIX公式の現像データで実効感度もしっかり出ているようだ。
個人的な好みとしてはMX-T2は「やや軟調〜標準」のコントラストの現像液なので、指定現像の液温を1℃位高めにするとよりコントラストがついたメリハリのある写真に仕上がり好きな感じだと思った。
今回のモノクロMARIX200もイエローフィルター等でコントラストを付けてあげたほうが好きな感じ。
安全性も高く、使い易い現像液なので是非皆さんもMX-T2を使ってみてほしい。
指定の処理方法で現像して、そこから皆さんの好みの写真になる様にチャレンジすれば良い。
それが自家現像の楽しみでもあると思う。
今年の夏は異常に暑くて、中々写真を撮りに行けなくてモヤモヤ、ストレスが溜まっているが、熱中症で倒れないようにしながら楽しんで行きたい。
さて、次のネタは色々考えていて、「OLYMPUS DC」「OLYMPUS PEN-F」「TOPCON 35」「Canon F-1×Fマウントアダプター」「OLYMPUS PEN-F×OMアダプター」等、なんだかんだ言って色々使っているので、その辺りを書いてみようかな。
最後まで見て頂きありがとうございました。