【モノクロ現像データ】Kentmere 100×MARIX MX-19
こんにちは「Kio」です。
本日はちょっと前にオリエンタルニューシーガル100とMARIX MX-19で現像した時、やや過現像気味だったので、オリエンタルニューシーガル100と中身が一緒だと言われている「Kentmere 100」とMX-19の組み合わせを前回とは違う処理時間で試してみたのでそちらの現像データと作例をお届けしようと思う。
是非最後までご覧ください。
現像データ
使用フィルム:Kentmere 100
使用カメラ:MINOLTA α-9xi
使用レンズ:TAMRON SP AF 28-75mm F2.8 XR Di (model A09)
使用現像液:MARIX MX-19
現像処理:MX-19 1+3 20℃ 7´00(30/60/3)
スキャン/データ化:VALOI easy35/ライトルームモバイル反転現像
※データ化の際ネガポジ反転とカラーバランスを白黒にし、明るさのみの調整。その他コントラスト等の調整はしていない。
作例
何の研究所?コワイ、、、
曇り空なのが惜しい
ガード下内部に露出を合わせたので奥は飛び気味
「マ」
空に露出
笑顔のシーサー
結構寄っても逃げなかった
何が入っているのか、、、
現像してみての感想
どうだろう??
カメラのシャッタースピードの精度もあるだろうけど、前回のペトリカラー35の時は
1+3 20℃ 8´00(30/60/3)
での処理で過現像気味でコントラストが上がってしまった。
この感じも嫌いじゃないけど、やはり「軟調」と言われているケントメア100(オリエンタルニューシーガル100)っぽさもちゃんと出てくれるように今回は
1+3 20℃ 7´00(30/60/3)
と、前回より1分現像時間を短く処理してみた。
結果、ハイライトは8´00処理よりも抑えられて、このフィルムならではのグレーがしっかり豊かに出てくれたと思う。
なので、ケントメア100(オリエンタルニューシーガル100)とMARIX MX-19は1+3の場合
20℃ 7’00〜8’00(30/60/3)
で処理が良さそう。
この時間を目安に自分の好みになる様に撹拌、温度、時間などを調整して欲しい。
最後に
軟調なケントメア100と、高コントラストの現像液MARIX MX-19の現像データと試写の作例を見ていただいたが、やっぱりモノクロ写真楽しい。
実はこの記事を公開した辺りでイルフォード(ケントメア含む)が値上げになってしまう。
今のとんでもない円安じゃしょうがないかもしれないけど、やっぱり値上げはイヤだよね(;・∀・)
次はMX-19とイルフォードHP5+の組み合わせを試してみようかと思っているので、撮影、現像が終わったらまたデータと共に記事を書いて行こうと思っているので是非また遊びに来てね。
最後まで見て頂きありがとうございました。