ジャパンブランドネガフィルム【Marix Film】新発売!!
こんにちは「kio」です。
今回はちょっと嬉しいニュースです。
この記事を書くにあたり「Marix」さんに連絡を取り、HPからの写真使用等許可を頂いてあります。
Marixさんありがとうございます。
2022年新発売の35mmネガフィルム【Marix】
先日SNSを見ていたら聞いたことが無いフィルムのパッケージを見つけました。
それがこちら。
パッケージには【Marix】とあります、カラーとモノクロで両方ともISO400のネガフィルム。
もう色々なフィルムがどんどん無くなっていくこの時代に「新フィルム??」
とても気になったのでこの「Marix」について調べてみました。
Marix Filmとは??
注)検索で「Marix Film」と全て英語で調べると何故か映画の「MATRIX=マトリックス」が最初に出ます、、、家のPCだけ???
そこで「Marix フィルム」と検索しなおしたらすぐに出てきました。
「Marix」は「マリックス」と読むようです。
カタカナで「マリックス フィルム」でもOKでした。
HPを見る限り日本の会社が手掛けたフィルムの様です。
更にHPを見てみるとこんな文言が
マリックスフィルムに興味を持っていただきありがとうございます。
マリックスフィルムは、2021年秋より低価格で安定供給できる国産フィルムブランドを目指してプロジェクトを立ち上げました。
一部メーカーからのOEM供給が可能となりましたので、この度販売開始の運びとなりました。せっかくフィルムカメラがあるのにフィルムが高価で手軽に撮れない。
日本のブランドで安定価格のフィルムを供給してほしい。そんなお声を少しでも解消したくて立ち上げた新ブランドです。今後、軌道に乗ればラインナップを追加し、より安価で安定供給できるよう交渉中です。
ぜひご支援のほどお願いいたします。
Marix HPより引用
フムフム、、、、
今このご時世に日本の会社がフィルムを発売とは凄いな、、、、、と思い、更に調べてみました。
Marix Filmのラインナップ等
更にHPを読み進めていくと35mm、ISO400の36枚撮りカラーネガとISO400のモノクロフィルム2種類を販売しているようです。
まずは「カラーフィルム」
映画フィルムならではの写りをお楽しみいただけます。
MARIX Color movie NegaFilm 400D
ジャパンブランド マリックス
映画用フィルムとして人気のkodak vision3を一般現像のC-41処理可能にするためのカーボン除去を施した商品です。
米国発で人気のCinestill社のカラーネガフィルム 400Dと同等商品となります。
DXコード未対応。
フィルムエンドのスプール部分はテープ止めではなく、差し込みタイプですのでつなぎ目がありません、現像時安全です。
コダック社の指定現像所、ケイジェイイメージングでCinestillと同等品として現像実績あります。
【パーフォレーション情報】EASTMAN 5207 の記載があります。Eastman Kodak 250D Color Negative Film 5207 VISION3 シネマ用VISION3のカーボン層を除去しC-41で一般現像可能にしています。
現像処理はC-41 CN-16をご指定ください。 (C-41はコダック社指定の現像方法です。CN-16はフジフィルム指定で、C-41と同等の現像処理です。一般ラボではどちらかもしくは両方をご指定いただけます。)
Marix HPより引用
ほほぅ!
Kodakの映画用フィルム「vision3」をC-41出来るようにした「Mede in USA」という事ですね。
そして、特に注目して頂きたいのは「米国発で人気のCinestill社のカラーネガフィルム 400Dと同等商品となります。」とフィルムエンドのスプール部分はテープ止めではなく、差し込みタイプですのでつなぎ目がありません、現像時安全です。
の部分。
正直大手メーカー以外のフィルムは中身が明かされていない物が大半の中、マリックスさんではしっかり中身は「Cinestill 400Dと同じ」と明記してあります。
更に、「フィルムエンドのスプール部分はテープ止めではなく、差し込みタイプですのでつなぎ目がありません」との事で画像もありました。
実はこの2点は重要で、理由として、通常の現像店等では中身がわからない怪しいフィルムは現像液をダメにするので、現像を断られる事が多いんです、更に怪しい巻き直しフィルムだとフィルムがテープ等で繋いであり、現像機に流した時につなぎ目で切れたりして現像機が壊れる事があるので、これも断られる場合があります。
しかし「マリックスフィルム」ではこの2点をクリアしています。
Cinestill 400Dと同等という事は通常のカラーネガフィルムと同じC-41現像、更にフィルムが差し込みタイプというのは一般的に販売しているフィルムと同じ処理なので、店舗に現像に出す場合でも安心です。
HPの説明をみた時、率直な感想としては「しっかりしている」「安心できそう」と思いましたね。
次はモノクロフィルムの方です。
こちらは中身は「FOMAPAN 400」と同等と記載があります。
説明を見ているとこちらもフィルムエンドはスプール差し込みタイプの様ですね。
中身は「FOMAPAN」という事で、個人的にはかなり信頼が出来ます。
僕は個人的に「FOMAPAN信者」といってもいいくらいにFOMAPANのフィルムが大好きなんです。
そしてFOMAPAN 400というと、「ARISTA EDU ULTRA 400」や、ロモグラフィーの「Lady Grey 400」と一緒という事で、「現像データ」も豊富にありますし、作例等もすぐに見つかります。
そして、この「Marix Film」はカラーもモノクロも所謂「OEMフィルム」のようです。
HPを色々見ていると「2021年秋より各メーカーとOEM供給の交渉を進めてきて、一部販売する運びとなりました」と書いてあるので、しっかりメーカーから仕入れて販売している物だと思われます。
それにしても「マリックス」さん、中身をしっかり公表しているのはとても良いと思います!!
まだ発売されたばかりのフィルムではありますが、中身がわかっていて、更にフィルムエンドがスプール差し込みなら、現像店に持って行って「マリックス」さんのHPを見て説明すれば大体の店では対応してくれそうです。
僕は以前、名前は明かしませんが、中身不明のちょっとポップなラベルが貼ってあるカラーネガフィルムをお店に持っていったら現像を断られた事があります(笑)
Marixフィルムの購入方法、値段
購入方法ですが、この記事を書いている10/30日時点で「Marix」のHPと「メルカリ」にて販売している様です。
値段はオンラインショップ、メルカリ共に同じ。
値段はカラーネガフィルムは今現在セール中で1本「税込み1,800円」、モノクロフィルムは「税込み1,000円」となっていますが、これは発売記念のセール中の値段で,、通常はカラーは「税込み2,750円」モノクロは「税込み1,650円」の様です。
更に今は送料無料キャンペーン中らしいのでお得になっています。
更に3本セットや、少しお得な10本セットの販売もありました。
値段については通常の店舗だと「Cinestill 400D」は1本3,500円~4,000円で販売されていて、「FOMAPAN 400」は900円~販売されているので、カラーネガの方はキャンペーン中じゃなくても十分お得感がありますが、FOMAPAN 400は僕個人的には長巻の値段を知っているので、通常価格の1,650円はちょっと割高に感じてしまいました。
でも、この円安の中パッケージやパトローネラベルも作って販売しているので値段はしょうがない所ですね。
それでもやっぱりカラーの方は安く感じますね。
送料無料でセール中という事もあり今がかなりお得感はありますね。
まとめ
新発倍のカラー、モノクロフィルムの「マリックスフィルム」について調べて書いてみました。
今このご時世にフィルムメーカーと「OEM供給」交渉をして、新フィルムを発売はフィルムカメラを使っている人たちにとってはとても良いニュースですね、そして今回記事を書くにあたり、HPからの写真の提供やリンクの貼り付けを快諾して頂いたマリックスさんには感謝です。
そして、近いうちに「マリックスフィルム」をカラーも、モノクロも両方購入して、使用感等レビューを書いて行ければと思っています。
更に、マリックスさんのHPにも「今後、軌道に乗ればラインナップを追加し、より安価で安定供給できるよう交渉中です。」とありましたので、是非皆様「ジャパンブランドMARIX」のフィルムを購入して応援しましょう!!
最後に「Merix」さんのHPよりカラーとモノクロの作例を2枚づつ掲載しておきます。
最後まで見て頂きありがとうございました。