手のひらサイズのフィルムカメラ【Minolta-16 Ⅱ】と歩く。
こんにちは「Kio」です。
Minolta-16Ⅱは手のひらサイズながら本格的に撮れる16mmフィルムカメラで、実際に街歩きで使ってみると、今でも十分楽しめる一台だった。
今回は【Minolta-16 Ⅱ】での自家現像データ、撮影のコツ、多めの作例の紹介。

その他【16mmフィルムカメラ】については下記リンクで色々紹介しているので是非見てみてください。
現像データ
使用カメラ:Minolta-16 Ⅱ
使用フィルム:Kodak Vision3 50D 16mm (EI100)
現像処理:MARIX C-41自家現像 38℃3’30(30/30/4)
漂白38℃ 8’00
定着37℃ 5’00
※Vision3 50Dは本来ならECN-2現像。カーボン層(レムジェット層)が残っているため現像処理前にこのカーボン層を処理。
スキャン:VALOI easy35後ライトルームモバイルで反転現像
Minolta-16 Ⅱで綺麗な写真を撮るコツ
まず大前提として【適正な露出】
更にこのMinolta-16 Ⅱは【固定焦点】のカメラ。
固定焦点とはピント位置が固定されていて、写ルンですみたいにピント合わせが必要無いカメラ。
写ルンですの様に被写深度を使って使って行くカメラである。
しかし写ルンですはピントとFも固定だがこっちはF値は変えられる。
それにより自分がチョイスしたF値で綺麗に写る範囲も変わってくるんだ。
Minolta-16 ⅡManualより被写界深度表

上記表は英語とフィート表記なので、わかりやすく日本語、メートル標準だとこちら

使うF値毎に、上記表の距離の範囲内であればそれなりに綺麗に写すことが出来る。
しかし、F11,16でも∞は少し甘い描写になる印象なので、F5.6-F11位で3m-5m位が一番シャープに写るように感じる。
なので、Minolta-16 Ⅱで綺麗な写真を撮るコツとしては
- 露出はスマホの露出計や単体露出計、デジタルカメラの露出を参考に
- F5.6-F11位で被写体までの距離は3m-5m位(遠景の場合はF11-16で)
- 近距離(接写)は諦める
- 小さくホールドし辛いので手振れに注意シャッタースピードはなるべく速い数字が安全
この辺りを意識して撮影してみよう。
Minolta-16 Ⅱ作例
とても小さなMinolta-16 Ⅱで撮影した写真達。
先に書いた【綺麗に撮影するコツ】を意識して撮影した写真だ。
























写真を撮ってみて
以前の記事でも触れたように、このカメラ
- ファインダーは素通し
- 露出計なし
- ピントは固定焦点
- 16mmフィルムというとても小さなフォーマット
と、今のスマホカメラよりかなり不便な仕様である。
しかしISO100なら晴れた日はシャッタースピード1/250.F8-11固定で使えるし、露出の勉強にもなる。
フィルム撮像面も小指の爪くらいの小さなサイズだけど、Kodakの映画用フィルムなだけあって、ラチチュードも広くとてもよい色味が出てくれた。

35mmフィルムと比べるととっても小さい撮像面。
しかし、16mmフィルムということもあり、入手性は低く、現像のハードルも高いのは難点。
自家現像をしている方にはおすすめは出来るけど。
16mmカメラ Q&A
Q:フィルムはまだ手にはいる?
A:カラーフィルムはKodak Vision3 16mmが50D、200T、250D、500T各種100ftでまだ購入可能で、白黒フィルムに関しては35mmや120を切り出すなど工夫して使えます。
Q:写りはよい?
A:小指の爪程の撮像面なので35mmや120フィルムと比べられると厳しいですが、ちゃんと綺麗に写る範囲を把握して撮影出来ればかなり良好です。
Q:初心者向き?
A:正直16mmフィルムはフィルムの入手性、現像のハードルは高いので、どちらかと言うとマニア向けです。
最後に
Minolta-16 II は、便利でも高性能でも無い。
けれど、ポケットに入れて気軽に持ち出せる気楽さと、現像して初めてわかる写りの面白さがある。
手のひらサイズの小さなカメラだけど、写真を撮る楽しさはしっかり詰まっていた。
またこの一台をポケットに入れて、どこか歩いてみようと思う。
いつでもボケットに放り込んで一緒に歩きたくなるカメラだ。
最後まで見て頂きありがとうございました。


