2倍撮れる【魅惑のハーフカメラ】その7 【OLYMPUS PEN EF】/作例
こんにちは「kio」です。
まだまだハーフカメラネタは続きます。
今回はオリンパスペンシリーズの最後期に発売された【OLYMPUS PEN EF】の特徴や作例等書いて行こうと思います。
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オリンパスペンEFの特徴
こちらのカメラはハーフカメラ、爆発的にヒットした【オリンパスペンシリーズ】の最後の機種として1981年に発売されました。
- ハーフサイズフィルムカメラ135フィルム使用
- D.ZUIKO 28㎜ F3.5(3郡4枚)
- 重量約280g(ボディーのみ)
- シャッタースピードは1/30と1/250のプログラムシャッター
- ストロボ内蔵、プラスチックボディー
- セレン光電池による自動露出
- ストロボ発光のみ単三電池1本使用
- 固定焦点1.5m~∞
- 低照度時ファインダー内赤ベロによる警告機能
となっています、このカメラはスペック的には以前も紹介している【PEN EE-3】と、ボディーがプラというのとストロボの有無だけでほぼ一緒です。
なんといってもこのカメラには「ポップアップ式のストロボ」が内蔵されていますので、大体のシーンで写真が撮れる優れものです。
ボディーがプラなのは時代的にもしょうがないですし、その分軽くなっていますね。
レンズはD.ZUIKO 28mm F3.5(3郡4枚)のテッサータイプレンズで写りもとてもシャープです。
操作も簡単で、フィルムを巻き上げて被写体から1.5m程離れてシャッターを切るだけ、赤ベロが出たらストロボをポップアップさせて撮影すればOK
基本的な操作は「写ルンです」と一緒です。
中古相場
他のフィルムカメラ古い物なので中古の購入しか出来ません。
中古相場としては大体10,000~30,000円位で販売されているようです。
他のペンシリーズに比べるとちょっと相場は高め。
これはペンシリーズ最後の機種というのもありますし、1981年は既にハーフカメラの流行りが終わっていたため余り売れなく中古も出回っていないためと思われます。
オリンパスペンEFはこんな人におすすめ
このカメラをおすすめする理由は一つだけ
ハーフカメラのストロボ付きが欲しければ購入しましょう!!!
ストロボ付きのハーフカメラといえば以前記事を書いた「KODAK EKTARH35」もありますが、写りの点や使い勝手でいえばこのPEN EFが数段上だと思います。
手軽さと、コスト、コンパクトさと新品が欲しければ「エクターH35」でもいいかと思います。
中古購入の際の注意点
中古で購入する際の注意点をまとめてみました。
- 光に応じて絞り、シャッタースピードは変化しているか
- ボディーにひびなど大きなダメージは無いか
- 暗い場所でシャッターを切ろうとしたときファインダー内に赤ベロは出るか
- 電池室に腐食や、液漏れ等ダメージは無いか
- ストロボチャージランプ、ストロボは発光するか
このあたりは絶対確認しましょう!!!
モルトに関しては40年以上前のカメラですのでダメになっていると思って下さい。
可能であればモルト交換済みが良いですが、交換していなくても比較的簡単に自分でモルト交換は出来ますのでそれでも良いかと思います。
作例
ではこのカメラ【OLYMPUS PEN EF】を使って実際撮影した写真を見て頂きます。
写りの参考にして頂ければと思います。
フィルムは富士フイルム業務用100
カメラのキタムラ現像、データ化無補正です。
最後に
僕が大好きなハーフカメラオリンパスペンEFについて書いてみました。
このカメラ他のペンシリーズに比べて圧倒的に数は少なく、相場も少し高めではありますが、軽くて、ストロボも使えて、カバンに常に入れておいてパシャパシャ撮るのにはとても良いカメラだと思います。
気になる方は是非探して使ってみて下さい。
相変わらずフィルムは品薄で値段も上がっていますが、そんな今だからこそ「ハーフカメラ」というのがマッチすると思います。
最後まで見て頂きありがとうございました。