いまハーフカメラがアツい!オリンパスペンD/マリックスエアカラー100でスナップして来た。ハーフカメラの現像やデータ化についての注意点も。
こんにちは「Kio」desu。
今16mmフィルムカメラがアツい??マミヤ-16デラックスVsミノルタ-16描写比較してみた。
前回は「今16mmがアツい!!」って記事を書いたけど、要するに最近ちっさいカメラにドはまり中な訳。
そして今、巷で「アツい」カメラといえば、、
ハーフカメラ「PENTAX 17」
ペンタックス17は買う気満々だったんだけど、もたもたしているうちに初回予約分は完売していまい、すぐには手に入れられなさそう、、、、もたもたしていた理由は、、、
どうしても欲しくて奥さんにペンタックス17の必要性をアツくプレゼンしたんだけどアッサリ論破されてしまった。。。。。
ペンタックス17買っていい???
毎日散歩連れてくし、お金は僕が(半分)出すから!!!
ハーフだから倍撮れるから実質半額だし!!!!!
と、ガチで子供の様なプレゼンをかましたんだけど、、、
ハーフカメラ何台持ってるの??
沢山あるよね?
そのカメラ達使い切ってから出直して来てね~(^▽^)/
あと、実質半額では無いよね(o^―^o)ニコ
、、、、END、、、、、
実際数えてみるとハーフカメラだけで20台(不動のジャンクは除く)持ってる、、、、、、、
しかも試写以外フィルムを通してないのも結構ある。。。。。
ぐうの音も出ないとはこの事である、、、、、( ;∀;)
「まぁ、そのうちブラックが出るかもしれないし!」
と自分を慰め、悔しいので手持ちのハーフカメラに久々にカラーフィルムを通して使う事に。
【ハーフカメラ】の記事は沢山書いてるので是非見てね!
フィルムを入れたカメラはコイツだ!!
久々登場の愛機「オリンパスペンD」だ。
うーん、、、いつ見てもカッコイイ!!
ペンDに入れたフィルムも撮り終わり、早速現像、スキャンを開始。
反転現像も終わったのでペンDの写りの良さを再確認していこう。
更に、ハーフカメラの現像とスキャンデータ化について知らない方もいるかもしれないのでそちらの話も。
現像データ
使用フィルム:MARIX AirColor 100D
使用カメラ:OLYMPUS PEN-D
使用現像液:MARIX C-41現像液
現像処理:MARIX C-41 37.5℃ 4´15(30/30/4)
スキャン/データ化:VALOI easy35/ライトルームモバイル反転現像
ペンD/エアカラー100の散歩写真
縦構図多めで、数も多いのでギャラリー形式に。
写真をクリックすると拡大。
ペンDやっぱり良いわぁ~!!
写真沢山見て貰ったけど、やっぱりクッソ良い素晴らしい描写!!
このコンパクトな(軽いとは言ってない)カメラからこんなに良い画が出て来るのはいつもながら感動する!
使ったエアカラー100もとっても好きな色味が出てくれて、高精細なフィルムなので半分のサイズになるハーフカメラとの相性も良い。
目測機ではあるけど、大体F5.6以上は確保するようにしてるのでピントも大きく外すことは無い。
36枚撮りフィルムを使えば最低72枚撮れるから歩きながら気になった物を撮りまくっても罪悪感も無い!!!
ペンDの写りを見て
こんな良い写りならペンタックス17なんていらないんや!!!
と言い聞かせてみた物の、やっぱり欲しいwwww
ハーフカメラって??
ハーフカメラに付いて良くわからない方に向けてちょっとハーフカメラについておさらい。
一般的に僕たちが親しんでいるフィルムは「35mm(135)」と呼ばれているフィルム。
基本的にハーフカメラでもこの35mm(135)フィルムを使用するんだけど、通常の35mmでは写る部分が36mm×24mmなのに対し、ハーフカメラは名前の通り「ハーフ」なので、18mm×24mm(メーカーにより少し変わる)となり、丁度普通のフィルムの写るサイズを縦に割って半分にしたのとほぼ一緒となる。
なので36枚撮りなら単純に倍の72枚撮れるという事。
出来上がった写真も、通常のスキャンをすると普通の写真のサイズに縦構図×2枚が一緒になった写真となる。
上の写真なんかは真ん中の黒い線部分が境目で2枚で1枚の写真として楽しめる。
これはニ枚一組でストーリー性を持たせた「組み写真」としても楽しむ事が出来る。
勿論1枚づつに分けてスキャンやプリントする事も可能で一枚づつにすると普通の写真となる。
これが一枚づつスキャン、データ化した写真。
基本ハーフカメラはフィルムを横に送って行くので、普通に構えると縦構図となる機種が多い。
横の写真が撮りたければ普通のカメラを縦構図で撮る時と一緒で、カメラを縦に構えて撮れば横の写真となる。
厳密に言うと一般的な35mmフィルムの写真とハーフサイズの縦横の比率は違うんだけど、ここでは割愛するので気になる方は「ハーフカメラアスペクト比」とかで調べてね。
ここで気になる方はいるかもしれない。
「倍撮れるなら現像代や、データ化、プリントの費用も倍になるの??」
次はこれについて書いて行く。
ハーフカメラの現像&データ化(プリント)について。
上の見出しでも説明したようにハーフカメラだと36枚撮りなら72枚、24枚撮りでも48枚とフィルム表記×2の枚数が撮れる。
そうなってくると費用も倍になるのか気になる所。
結論から
- 現像についてはフィルム一本分と同じ値段で対応してくれる店が多い(一部ニ本分かかる場合もある)
- スキャンは二枚一組でのスキャン、データ化であれば通常の一本分で対応してくれる店が多いが、一枚づつばらしてスキャン、データ化するとフィルムニ本分かかる場合も多い。
- プリントは単純にプリントする枚数で変わるが、フィルム一本分全部プリントするとなると、二枚一組を1枚にプリントであれば36枚分だが、一枚ずつばらしてプリントすると、72枚となり72枚分のプリント代がかかる
ざっくりこんな感じ。
例えば全国チェーンであるカメラのキ〇ムラでは、
- 現像はフィルム一本分 950円
- スキャン、データ化(スマホ転送)はニ枚一組づつであれば1本分 880円
- 一枚づつばらしてスキャン、データ化するとフィルムニ本分(24枚撮りでも36枚撮りでも一本分の値段は一緒) 880円×2で1,760円
- プリントは単純に何枚プリントするかで変わる。L判一枚58円なので36枚だと2,088円、72枚だと4,176円
と、現像、一枚づつバラしてスキャン、データ化、72枚同時プリントまですると、、、ちょっと計算するのがイヤになるくらい高い、、
キタム◯では色々お得な現像、スマホ転送、プリントがパックになっているプランもあるみたいなので気になる方はチェックしみて欲しい。
キタ〇ラ以外ではスキャン、データ化を二枚一組でも、一枚づつでも同一料金の店も存在はする。
各店、色々な料金体系もあり、今治郵送現像なんかでも安く現像、データ化をしてくれる所も結構ある。
この、ハーフカメラのスキャン、データ化については店によってそれぞれ対応、値段が大分違うのを覚えておこう。
最後に
最近ちっさいカメラにドハマリしているので今回使ったPEN-Dもとてもコンパクトで(軽いとは言ってない、、、)持ち運びもとても楽でスナップが捗る良いカメラだ。
倍の72枚撮れるって、デジカメで72枚だとすぐなんだけどフィルムカメラ、特にマニュアルのカメラでは72枚って、「永遠に終わらないのでは?」と思うくらい沢山撮れる。
ペンタックス17 のハーフカメラの販売も近づいてきて、はじめてのフィルムカメラに選ぶ方も多いかと思うが、いざ撮り終わってハーフカメラの現像やスキャン、データ化の時に
「思ったより現像、データ化(プリント代が高い(;´Д`))」
とならないように、事前にハーフカメラの現像、データ化については持ち込む店に確認したほうが良いと思う。
そしてペンタックス17もオートフォーカスでは無い「目測ピント合わせ(ゾーンフォーカス)」なので、そこら辺も買う方は事前に調べたほうがより楽しめると思う。
ペンタックス17も最新の技術で作られた使い易いカメラだとは思うけど、昔ながらの機械式のフルマニュアルのOLYMPUSペンシリーズもめちゃめちゃよく写るのでオススメしたい。
さて、次はまだまだ「ちっさいカメラ熱」はメラメラ燃えてるので、カメラレビューがまだだったこのカメラの現像も終わったので紹介していこうかと。
このカメラもペンDに負けないくらい良い写りのシンプルでコンパクトな(軽いとは言ってない)カメラだよ\(^o^)/
最後まで見て頂きありがとうございました。