MARIX MX-A14(Agfa-14ベース)×モノクロMARIX 100使ってみた。
こんにちは「Kio」です。
ホントに今年の夏は暑すぎて全く写真を撮りに行く気にもなれない、、、、
撮りに行けたとしても近所ばかり、、、、
台風やゲリラ豪雨も怖いし、暑すぎるし、、、、
去年の同時期と比べてモノクロ、カラー共に撮影ペースは減っている。
それでも写真を撮っていないとなんだか精神衛生上宜しくないので、近所や夕方中心にちょいちょい撮っては行こうかと、、、、、
さて、先日のMARIX MX-A14×モノクロMARIX 400(EI200)レポートに引き続き今回はMARIX MX-A14とモノクロMARIX 100の組み合わせで、スナップ、現像してきたのでそちらのレポートを書いていこうと思う。
元々高コントラストな硬調なフィルムモノクロMARIX 100と、軟調なMX-A14の組み合わせはどんな感じなのか楽しみだ。
是非最後までご覧下さい。
早速現像データと作例を。
現像データ
使用フィルム:モノクロMARIX 100
使用カメラ:minolta Minoltina-S
使用現像液:MARIX MX-A14
現像処理:MX-A14 stock 23℃ 7´30(30/60/3)
スキャン/データ化:VALOI easy35/ライトルームモバイル反転現像
※データ化の際ネガポジ反転とカラーバランスを白黒にし、明るさのみの調整。その他コントラスト等の調整はしていない。
モノクロMARIX 100×MARIX MX-A14作例
この作例達は、先日紹介した「Astrhori TX-2小型露出計レビュー」の中で撮影した写真達だ。
このレビューの中では使った現像液や処理データは書いてなかったが、MARIX MX-A14×モノクロMARIX 100での処理だったのでそのまま写真は使い回し。
近所の公園で撮影。
ちょっとオーバーかな
最近あまりの暑さで中々写欲が、、、
野球用のバックネット
MARIX 400 (EI200)よりコントラストは高い
露出計のテストも兼ねて、表示通りに撮影したのでどうしても空に露出は引っ張られてしまった
お互い最近スニーカー買ってない気がする
日陰のベンチで休む人達
ミノルチナ-Sやっぱり良いわ〜
近所の中華屋の駐車場
コキアも大きくなってきた。
新聞店に並んだバイク
モノクロMARIX 100×MX-A14の感想。
うんうん。
前回のモノクロMARIX 400(EI200)との組み合わせの処理の時より程よいコントラストが付いていると思う。
上の3枚はモノクロMARIX(EI200)×MARIX MX-A14。
しかし、それでもモノクロMARIX 100とMX-19の組み合わせとはまた違うコントラスト、諧調の出方でまだ軟調だと思う。
特にハイライトについてはやはりかなり抑えられている印象。
下記4枚が100とMX-19での処理。
特にハイライトの出方が全く違うね。
モノクロMARIX 100(FOMAPAN 100)は全体的にコントラストが高いフィルムとして有名だが、MA-A14の様な軟調な現像液と組み合わせると大分柔らかい写りとなるので、モノクロMARIX 100で
「ちょっと、コントラストが強すぎるなぁ、、、」
って感じている方は試してみるのも良いかもしれない。
粒子感も程よく抑えられていて、特に目立つ感じでは無い。
ハイライト部分をあまり出したくないシチュエーションの撮影にも使えそうだ。
最後に
MARIXフィルムから発売されている6種の新現像液から4種類目の使用となる、MARIX MX-A14×モノクロMARIX 100での現像データと作例を見て頂いた。
正直、個人的な好みでいえば今回のMX-A14は軟調過ぎて余り好きでは無い。
しかし、これは完全に好みなので、自分の好きな表現となるように色々と使って、見て決めていけば良いと思う。
現状MARIXから新発売された6種の内4種類は使って来たけど、僕の好みとしては
がとても好きだ。
そもそも今回のレポートはモノクロMARIX(FOMAPAN)との組み合わせ中心なので、他のフィルムと組み合わせて使った時はまた違う結果になると思う。
「次はモノクロMARIX 200だ!!」
って思ってたんだけど、丁度モノクロMARIX 200を切らしてしまっているみたい、、、、、
なので焦ってMARIX200長巻をポチっ。
すぐに届くとは思うけど、モノクロMARIX 200×MX-A14の現像データ、レポートは少し時間が掛かりそうなので、気長に待っていて欲しい。
台風はやや心配ではあるが、ほんのちょっとだけ日中の暑さも和らいで来た気がしないでもないので、少し写真が撮りやすくなって来るといいなぁ。
最後まで見て頂きありがとうございました。