minolta Minoltina-S(ブラック)がやって来た!早速試写して来た。

【フィルム散歩】

こんにちは「Kio」です。

今回は久々にカメラ(本体)ネタ!

本日はこのカメラ!

皆大好き「ミノルタ ミノルチナS」!!

しかもブラックがやって来た!

「ミノルチナS」と言えば、以前お世話になっている「レチナ六甲堂」さんより、シルバーを購入して愛用していたんだけど、、、、

やっぱり「ブラックも欲しい!!」という事で、レチナさんにお願いしてブラックのミノルチナSを用意して貰った。

今回は届いたミノルチナS(ブラック)を使って早速試写してきたので、作例と、カラー自家現像データを。

ミノルチナのスペック等は以前書いた「ミノルチナSレビュー」で詳細書いていて、この記事では「レチナ六甲堂」さんの事なども詳しく書いているので是非見てみてね。

なので、本記事は「ミノルチナSブラック」のカッコ良さと、写りの素晴らしさをただ語るだけ何だけどねw

一応試写の作例も沢山載せたので、是非最後までご覧下さい。

まずは試写結果!

届いたその日にフジカラー100を入れて16:00過ぎに試写開始!

作例沢山!

ここから別日。

ここからは更に別日のMARIX800T。

お次は2012年期限切れ業務用100。

嬉しすぎて、一気に3本のフィルムを使ってしまった(笑)

使っているフラットベッドスキャナーの調子が悪くて、なんか変な線が画面に入る時がある、、、そろそろ買い替えしなきゃかも、、

撮影機材

  • minolta Minoltina-S

使用フィルム 薬品

  • フジカラー100/MARIX800T/2012年期限切れ業務用100 EI100
  • MARIX C-41現像キット12本用粉末タイプ
  • FUJIFILM DW

現像データ

全てのフィルムで共通

  • 現像 38℃ 3’30 (30/30/4)3、4、5本目現像
  • 漂白 38℃ 7’00
  • 定着 37℃ 5’00
  • 水道水水洗い 10’00

データ化

  • EPSON GT-X820

現像について

今回もMARIX C-41現像剤を使ったんだけど、ちょっと前から今までの方法と少し変えている。

今までは12本用の現像液を作ったら1本処理するたびに約6秒の時間延長しながら現像をしていたんだけど、最初の現像液で規定処理本数を超えたので、新たに現像液を作った。

作った現像液は

「発色現像液(母液)」

「発色現像液(補充液)」

の2本。

これはMARIX C-41現像キットに入っている「現像剤」を2袋使い、1000mlの同じ物を2本作ったと言う事。

何故こんな事をしたかというと、ちょっと前にMARIXフィルムの社長の肥田さんとメールでのやり取りしていた時に、

「漂白液と定着液は12本以上使えるし、保存期間も長いので12本(一袋)だけで廃棄するのは勿体ないので、現像剤だけ追加で送りますから、使って下さい」とのことで頂いていた。

更に、母液と補充液を作って、規定量入れ替えながら使うと安定した現像が出来ると教えて貰った。

具体的な使い方としては、36枚撮り1本処理するたびに母液を50ml廃棄して、次回現像の際に補充液を50ml足して行くのを繰り返すことで、現像時間の延長無しで、より安定した現像ご出来るとのこと。(MARIXで売っている32本用の液体タイプの補充液とは濃度が違うため1本に付き50mlらしい(液体タイプは30ml))

足し足し使っていくのは、鰻のタレのような感じではあるけど、この方法でちょっと前から試している。

こちらも10本前後くらい使った辺りで、結果も含め詳細を書いていく予定なのでお楽しみに!

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写りは言わずもがな、素晴らしい!

ミノルチナSのレンズ「ROKKOR-QF 40mm F1.8」

ミノルチナSを使っていたので知ってはいたけど、やはり素晴らしい!

解像感が特段高い訳では無いが、少し絞るとしっかり解像してくれて、絞りを開けていくと柔らかくなっていく。

これは当たり前ではあるんだけど、どの絞りを使っても高いレベルでまとまっている。

そして、コントラストも高く、シャドー部分も潰れること無くしっかりと描写してくれて、発色もとても良い名レンズだと思う。

そして、ローライ35程ではないけどとてもコンパクトで、更にレンジファインダー機なのでちゃんとピント合わせも出来るのも使っていて気持ちがいいポイント。

完全フルマニュアル機なので「使っていて満足感」を得られる部類のカメラだと思っている。

次は外観について。

ブラックは「アルマイト仕上げ」で上品さがある。

ミノルチナSブラックの塗装(厳密には塗装ではない)はアルマイトみたい。

アルマイトとは、アルミに電解処理を行って、表面に酸化皮膜を作るという処理なんだ。

写真で伝わるかはわからないけど、アルマイト加工でサラサラとしたマットな質感。

ミノルチナSのシルバーは真鍮製なのに対し、ブラックほアルミなので重量も約50g程ブラックのほうが軽い。

そして、使い込んでアルマイトが剥がれてくると、アルミの銀色の下地が出てくる。

手触りもサラサラとしたマットな質感でとてもお上品な感じ。

もう、見た目だけで酒が進む!(僕は殆どお酒は飲まないけどw)

フィルター経は40.5mm

ミノルチナSブラックには以前シルバーで使っていたブルーのプロテクトフィルターと、ソフトレリーズボタン、スリットメタルレンズフードでドレスアップしてみた。

ブルーは「ミノルタ」のカラーでもあるので差し色に。

※画像はWikipediaよりお借りしました。

そして今シルバーはこんな感じに。

シルバーは速射ケースでの運用で、ブラック枠フィルターと、ブラックのソフトレリーズボタン、ブルーの差し色としてミノルタのストラップを使っている。

自分好みのアクセサリーでドレスアップもおすすめ!!

最後に

ミノルチナSブラックを手に入れたので嬉しくて褒めちぎってみたw

でもけして弱点が無いわけじゃない。

まぁ、そこら辺は人それぞれだから敢えて書いては行かないので気になる人は各自調べてね(笑)

とにかく写りも、見た目も最高にスタイリッシュなとっても素敵なカメラ「ミノルチナ-S」

中古ではそもそも不人気だったので数も多くはなく、ブラックだと更に数が少なく、値段も高くはなっているけど、めちゃめちゃ良いカメラなので見つけたら修理してでも使う価値があるカメラだと思っている。

次はこのミノルチナSブラックにモノクロフィルムを入れてスナップしてみようと思っている。

最後まで見て頂きありがとうございました。

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