【カラーネガフィルム自家現像】KoiKoi ISO200/OLYMPUS PEN-D

【フィルム散歩】

こんにちは「kio」です。

あれやこれやとすっかり秋。

日中もロンT一枚で過ごせるくらいの気温になって来た。

SNS等を見ていると紅葉の写真もちらほら出てきているね。

こっちは紅葉はまだな感じだけど、気を抜くと一気に色付いて終わっちゃう。

毎年「今年こそ紅葉をカラーで撮るぞ!!!」

なんて意気込んではいるんだけど、いつの間にか見頃も終わって、撮る撮る詐欺の様になってるんだ、、、

という事で

「今年は紅葉カラーで撮るっ!!!!」

と、とりあえず懲りずに宣言だけはしておくw

さて、今回もまたまた「カラーネガフィルム自家現像」ネタ。

MARIX C-41現像剤を使い始めてそこそこ現像している。

使い方も大分慣れて来て割と安定して現像が出来ている気がする。

【カラーネガフィルム自家現像】各投稿記事はこちらをクリック

是非最後までご覧ください。

使ったカメラとフィルムは?

今回使ったカメラは「オリンパスPEN-D」

フィルムは12枚撮りのタングステンフィルム「KoiKoi ISO200」を使って散歩スナップして来た。

作例

早速作例を見て貰うんだけど、前回の「KoiKoi ISO200」レビューではこのフィルムの特徴である「タングステンフィルム」の青味はそのまま補正していない作例を見て貰った。

前回のレビュー記事にも書いたけど、この青味を取るのは撮影時に「W12」フィルター等のカラーフィルターを使う必要がある。

でも、いちいちフィルターを付け替えるのも面倒、、、、って考えている人も多いんじゃないだろうか?

なので今回の作例は「タングステンフィルム」をノーフィルターで撮影して、スキャン後青味を取る様に少し補正した物を載せてみる。

建物の隙間からの空。空の色味が秋っぽい感じになって来た

発色も大きく破綻せずしっかり出てくれている

この写真はちょっといい感じだったから補正は少なめにしている

オープン前のカフェ

雲が多い、、、

いつ気づくのかな、、、、

雨上がりの水溜まり

公園の遊具

このころはススキもまだ青々していた。この記事を書いている頃はもう良い感じだよ

バスケットゴール

電柱にも個性があるんだよ。何言ってるかわからないかもしれないけど、1本1本違うから面白い

ハーフだから普通にスキャンするとこんな感じの組写真になっているんだ

派手さは無いけど、少し青味を取るだけで実際見たままに近い色味がちゃんと再現される

ピント迷子、、、相変わらず最短距離撮影は外すwww

双子??分身か??

青味を少しだけ補正してみた。

まぁ、SNSなんかで投稿したりして楽しむ分には良いのではないかと思う。

因みに同じフィルム「KoiKoi ISO200」で補正しないとこんな感じ。

これはこれで無補正でこの独特の青味が出るのもタングステンフィルムの特徴だから、この青味を楽しみたい人は自宅スキャンでも、店スキャンでも「無補正」でのスキャンをお願いしよう。

僕はタングステンフィルムを日中使う時はこの青はせっかくだから残しても良いのでは?って思う派。

もちろんこの青味が嫌な人もいるだろうから、自分の好きなように楽しむのが良いんじゃないかな。

現像データ

撮影機材

  • OLYMPUS PEN-D

使用フィルム 薬品

  • KoiKoi ISO200 EI200
  • MARIX C-41現像キット(12本用粉末タイプ)
  • FUJIFILM QW
  • FUJIFILM DW

現像データ

  • MARIX C-41 39℃ 3´50(30/30/4)7本目処理
  • 漂白38℃ 7´00
  • 定着37℃ 5´00
  • 水洗い

最後に

やっぱり12枚撮りのフィルムをハーフで使うと倍の24枚(今回は28枚撮れた)とちょっと散歩で気軽にパシャパシャするのにはちょうど良い枚数。

そして、毎回思うんだけど、現像はともかく家庭用スキャナーでハーフのネガをスキャンするとどうしても多少もやもや感が出てしまう気がする。

このもやもやした感じは、業務用のスキャナーでスキャンして貰うと全く感じないので個人的にはハーフに関してはフロンティアとかノーリツの業務用スキャナーで店舗でスキャンして貰うと良い気がしている。

ここしばらくこのサイトはほぼMARIX C-41自家現像ばかりだけど、この記事を仕上げている時点で既に12本の推奨本数はオーバーしての処理となった。

14本目現像した感じまだまだ普通に発色も問題無く現像出来ているのでいったいどれ位12本用で現像出来るか実験中。

現像液も作成後約4週間の保存となっているけど、どれ位の期間使えるのかも合わせて検証しているので、今後、長期使用レビューなんかも書いて行ければと思っている。

このKoiKoi ISO200については一つだけ要望があるとすれば、EASTMAN 5203「Eastman Kodak 50D Color Negative Film 5203 VISION3」要するにC-41現像するとISO100で使えて、タングステンでは無くデイライト用のフィルムで12枚撮りとか作って貰えないかな、、、、なんて思っている。

通常のカメラでのテスト撮影には良いんだけど、やっぱりハーフで使うとなると可能な限り粒状感も少ない低感度ISOフィルムの方が何となくいい気もするし、実際ハーフカメラのスペックとかを見るとSSが1/250から、良くて1/500程度なので日中F8 SS1/250~位が一番使いやすくて好きなんだよね。

KoiKoi ISO200を販売している「東邦ITサービス株式会社」さん、、、この記事を見かけたらちょっと検討してみて欲しいな。

出たら絶対買うからw

とか言いつつも12枚撮りのフィルムってのはとてもありがたいし、中身もコダックVISION 3なので品質、写りは全く問題無いので、以前の「KoiKoi ISO200レビュー」でも書いているけど、カメラ、レンズのテストやハーフカメラでの使用にはとっても便利なフィルムなのは間違い無い。

色々な所が色々なフィルムをリリースしてくれるのはとてもありがたい事だと思う。

来年春には「リコーイメージングPENTAXフィルムカメラプロジェクト」から2機種のコンパクトカメラも新規リリースされるみたいだし、まだまだフィルムカメラ楽しめそうだし、ちょっと盛り上がってくれるといいな。

最後まで見て頂きありがとうございました。

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