MARIXより新たに【MARIX 800T】と【モノクロMARIX 200】発売!!
こんにちは「kio」です。
今回はまたMARIXさんより【新フィルム発売】のニュースです。
このサイトでは各マリックスフィルムについてのレビューや作例等の記事も有りますので是非そちらもご覧下さい。
【フィルムレビュー】MARIXカラーネガフィルムを現像に出してみた。作例あり。現像時の注意点等。
【フィルムレビュー】話題のカラーネガフィルムMARIX 100Dレビュー 作例
【フィルムレビュー】MARIX FILM400/モノクロマリックスフィルム。EI400とEI200の写り比較。撮影、現像時の注意点あり。
【ジャンクカメラで遊ぼう】【フィルムレビュー】2本立て!「Konica EFJ」「モノクロMARIX100」
マリックスフィルムさんはYahoo!ショッピングでも販売開始したようです。
今までのMARIXフィルムのラインナップと追加フィルム
今までのマリックスフィルムのラインナップと追加された【新フィルム】の紹介です。
まずは今でのラインナップ
C-41現像可能カラーネガフィルム
- MARIX 100D 24枚撮り
- MARIX 100D 36枚撮り
- MARIX 400D 36枚撮り
モノクロネガフィルム
- モノクロMARIX 100 36枚撮り
- モノクロMARIX 400 36枚撮り
ここまでが今までのマリックスフィルムのラインナップ。
そして今回追加の新フィルム
カラーネガフィルム
- MARIX 800T 36枚撮り
- MARIX 400D 24枚撮り
モノクロネガフィルム
- モノクロMARIX 200
となっています。
これでカラーネガフィルムはISO100〜800、モノクロはISO100〜400まで各ISOでのラインナップですね。
そしてカラーネガフィルムの【MARIX 800T】はいわゆるタングステンフィルムとなっています。
次はタングステンフィルムとはなんぞや?をざっくり書いていきます。
タングステンフィルムって?特徴は?
簡単に説明すると、タングステンフィルムとはタングステン光の下で適切な色味が出るように調整されたフィルムです。
ハロゲンランプなんかがタングステン光としては有名ですね。
タングステンフィルムで撮影すると、タングステン光以外の太陽光下や、蛍光灯下、LEDの光の下では、色味が変化して全体的に青っぽくなってしまいます。
それと、シネマ用フィルムの特徴で、強い光源の周辺は滲んで写ります。
色が変わってしまう原理は「色温度」が関係していて、タングステン光の色温度は3200K(ケルビン)、太陽光は5500K程と言われていますがここで色温度の話をしてしまうと超長くなってしまうので割愛します(笑)
要するにタングステン光の3200K付近の光に合わせて適切な色味になるように調整されているんですね。
有名な、CineStillの800Tなんかもタングステンフィルムとなっており、今回のMARIX 800TもCineStill 800Tと同等で、Kodak のシネマ用フィルムのハレーション防止の為のレムジェット層を除去加工して一般的なカラーネガフィルムと同等のC-41現像を可能としているようです。
これは今までのMARIX100Dや400Dと同様ですね。
因みにこのレムジェット層除去の際に静電気防止層も一緒に除去されてしまうのでマリックスに限らずシネマ用の加工フィルムは静電気に弱く、感光しやすくなってしまうようです。
色味なんかはCineStill 800Tの作例なんかは探すと沢山出て来ますので検索してみてください。
新フィルムMARIX 800Tの購入方法と値段
こちらはマリックスさんのHPとメルカリにて販売が開始されています。
公式HPでの販売価格は36枚撮り一本で1,850円!!
安っ!!!!
CineStill 800Tなんかは36枚撮り一本3,500円〜位するのでこれは格安!!!
但しこれは「特別価格」となっていて、本来2,750円ででの販売の様です。
それでも高いけど、安いですね!!
よくわからん表現ですが気にしないでください(笑)
更に3本以上購入すると僅かですが1本あたりは安くなります。
モノクロMARIX 200の購入方法と値段
続いてはモノクロMARIX200ですが、こちらはやはり中身はFOMAPAN 200みたいです。
こちらも公式HPとメルカリでの販売です。
FOMAPAN200、、、、
僕が今1番ハマっているフィルムです。
最近もMARIXで販売しているKodak D-76の完全互換現像液を手に入れてFOMAPAN 200を現像しました。
値段は36枚撮り1本1,200円。
こちらも3本以上で割引があります。
MARIX 400D 24枚撮りの購入方法と値段
このMARIX 400D 24枚撮りについては以前から販売されているものと同じで「24枚撮り」になったものですね。
こちらも公式HPとメルカリでの販売。
25枚撮り1本で1,400円。
個人的にはハーフカメラにはISO100を使いたいのですが、カラーネガの24枚撮りって今は種類が余りなく、ちょっと使いたいなって時に意外と便利なので大歓迎です!!
MARIX 800Tの現像は?
ここまでMARIXフィルム3種の購入方法と値段を紹介していきましたが、ちょっと心配な事もあります。
それは「現像について」
MARIX 100Dと400Dについては近所のキタムラにて店内現像対応してもらえたのですが、以前Cinestill 800Tについてはキタムラさんの店内現像は断られた事があるんですよね、、、、
キタムラさんにこだわらなければC-41現像なので郵送現像で受け付けてくれるところは沢山あるんですけど、僕の住んでいる所は地方なので近くで店内現像してくれるところはカメラのキタムラのみなんです。
都会に住んでいる方は沢山選択肢があるのですけど、地方住みの方は結構僕と同じで近くに店内現像してくれる所は「カメラのキタムラ」さんしかないといった方も多いのではないのでしょうか?
これについては実際800Tを手に入れて近所のキタムラに持ち込んで話をしてみようと思っています。
もうすでにマリックスフィルムを何本も店内現像して頂いているのでおそらく大丈夫だとは思いますが、実際に試してみないとわかりませんからね。
僕はとんでもなくせっかちなので店内現像で当日仕上げが物凄く助かるんです(笑)
最後に
マリックスさんから発売される新フィルム3種について、現時点でわかることを書いてみました。
販売も今までの公式HPとメルカリに加え新たにYahoo!ショッピングでの販売も始めるなど、どんどん販路拡大していますね。
今回の3種類の新フィルムは記事作成時1/21日時点ではまだYahoo!ショッピングには出ていませんでしたが、そのうち出るかと思います。
映画用の巻き直しフィルムは今色々なメーカーが発売していますが、マリックスさんはスプールエンドが差し込みだったり、中身と処理ををしっかり公開しているので安心して使えると思います。
他の同じようなフィルムは中身を公開していなかったりするので現像に持っていくと断られる場合もあるんですよね、、、、
今回紹介した3種のフィルムは、販売開始しているので、近いうちに手に入れて作例をお届けしようと思っています。
コダックの値上げもありましたが、この映画用フィルムもコダックなので近いうちに値上げになったらマリックスフィルムも値上げになるかも、、、なんて思いながら日々フィルム写真を楽しんでいます。
最後まで見て頂きありがとうございました。
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