「Rollei 35のテッサーレンズはカラーに向いてない?」 [写ルンです取り出しフィルム][MARIX 400D]作例有り。
こんにちは「kio」です。
さてさて、最近何度も書いていますが、2023年の年明け早々「Konica A4」を購入してから一気にコンパクトカメラ熱が凄いんです。
そこで今回は僕が大好きなカメラの一つ(カメラは大体好き)
「Rollei 35」に搭載されている「テッサーレンズのカラーでの写り」ついて書いていこうと思います。
最近寒いのもあり「ローライ35」みたいなコンパクトカメラを持ち出す機会が増えていますし、先日ローライ35のおすすめアクセサリーの記事も書いたので勢いでまた「ローライ35ネタ」
是非最後までご覧ください。
※この記事はかなりふざけてますので、温かい目で見てやって下さいね(笑)
Rollei 35とは?
いずれこのカメラに付いてもしっかりレビュー等書いて行きますが、ローライ35についてちょっとさわりだけ。
ローライ35は1967年にドイツのカメラメーカー「Rollei」より発売された35mmフィルムを使うコンパクトカメラ。
設計はドイツのカメラ設計者「ハインツ・ヴァースケ」
ローライと言えば「ローライフレックス」なんかがとても有名ですね。
1967年発表時には世界最小のフルサイズ35mmカメラとして大ヒットしたようです。
当時の日本での販売価格は「69,000円」と元祖高級コンパクトカメラとも言われています。
当時の日本の物価なども載せますと、、、
大卒初任給(公務員)23.300円 高卒初任給(公務員)17.300円
牛乳:21円 かけそば:60円 ラーメン:70円 喫茶店(コーヒー):80円
銭湯:28円 週刊誌:60円 新聞購読料:580円 映画館:450円
となっており当時の大卒初任給の実に約3倍と高級なカメラだったみたいですね。
こんなカメラが現在では数万円で購入できます。
ローライ35についてはこの位にしておいて、、、
次は、記事タイトルの回収!「テッサーレンズはカラーに向いてない?」なのか書いて行きます。
何故「テッサーレンズのカラーの写り」なのか?
ローライ35シリーズはかなりの種類が出ているんですが、大きく分けて3種類のレンズがあります。
- 「テッサー40mm F3.5」4枚3群
- 「ゾナー40mm F2.8」 5枚4群
- 「トリオター40mm F3.5」 3枚3群
その他にもシュナイダー「Xenar」付も少量ありますが基本この3種類。
それぞれ搭載されているカメラは
- テッサー=ドイツ製オリジナル35、シンガポール35、35T、35TE
- ゾナー=35S、35SE、35クラシック
- トリオター=B35、C35等
そして、レンズ毎に特徴があり、巷では、、、
テッサーはシャープでモノクロが良い。
ゾナーはコーティングが良いのでカラー、一色多く写る。
トリオターはヌケと発色がイイ。
とか言われているのをちらほら見ます。
でもこの書き方だと、どう見ても「テッサー」はカラー向きじゃない様に見えてしまいませんか?
見えますよね!!!
(そもそも、テッサーはカラーではダメなんて誰も言ってないのでは?)
僕はテッサーレンズ大好きなので本家「カール・ツァイス」のテッサーレンズ搭載のカメラを沢山使ってきましたが、カラーでもとっても良い写りになるのを少しでも皆さんにわかって頂きたいです!
※ここまで偉そうに言っていますが、「ゾナー」と「トリオター」は現在持っていないので比較とかでは無く、「テッサーカラーでも良いよー!!!」という記事ですのであしからず(笑)
ゾナー、トリオターについては他の方々の作例が沢山あるので見てください(笑)
テッサーレンズの「写ルンです取り出しISO400フィルム」作例
使用カメラ:ローライ35(シンガポール)
レンズ:Rollei テッサー40mm F3.5
使用フィルム:写ルンです取り出しISO400フィルム
カメラのキタムラ現像、データ化無補正
テッサーレンズの「MARIX 400Dフィルム」作例
使用カメラ:Rollei 35 (Germany)
使用レンズ:Carl Zeissテッサー 40mm F3.5
使用フィルム:MARIX 400D
カメラのキタムラ現像、データ化無補正
テッサーだってカラー良いぞ!!
いかがでしょう?
写真自体は本当に何もない散歩スナップなので、ただの田舎の日常なのでそこは気にせず、発色なんかを見てください(笑)
写ルンですフィルムは派手すぎないナチュラルな色味、マリックス400Dは赤がやはり濃い目で、光の滲みも出ています。
僕の記憶のゾナー、トリオターと比べてわずかに「色のノリ」「発色」は控えめに感じますが、コントラストもついていて、シャープで
「全然テッサーカラー行けるじゃん!!!」
「テッサーはカラーではダメダメで最悪なんて誰が言ったんだ!!!」
と思いますが、いかがですかね?
(いや、、、そもそもそんな事、だれも言ってない、、、
そして、シンガポール製とドイツ製のRollei 35のテッサーはカール・ツァイス製とローライ製がありますが色の違いはフィルムの特性で、写り自体は変わらないと思います。
フィルムの特性は良く出ているかと。
結論
テッサーはカラーでも問題ない!!!!
綺麗に写る!!!
※しつこいですが、そもそもテッサーはカラーダメなんて言ってないです。。。
そしてモノクロは言わずもがな、シャープでコントラストのノリもよく良い写りです!!
最後に
今回は大好きなカメラ「ローライ35」に搭載されている「テッサーレンズのカラーの写り」についてディスっている輩がいると聞いたので記事を書いてみました。
↑だから、、、、誰もディスってない、、、、↑
、
、、
、、、
はい、、ふざけてしまいました。
スミマセン
まぁ、確かにテッサーは、ゾナーやトリオターとはまた違った発色や特徴があるのは間違いないですが、中にはカラーだと「テッサー」が「ゾナーやトリオター」より劣っていると思っている方もほんの少数いるのは確かだと思います。
決してそんなことは無く、それぞれの個性やそもそもの好みの部分もかなり大きいと思います。
ローライ35でもレンズ違いでそれぞれあるので是非一度使ってみて欲しいです。
テッサー好きの皆様は、安心してテッサーでカラー行っちゃって下さいね!!
皆様、最後まで茶番に付き合って頂き見て頂きありがとうございました。
One Comment
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