【モノクロ現像データ】ILFORD FP4 PLUS(120)/KODAK D-76 1:1/PENTAX 645/作例
こんにちは、先日書いた記事で使った「ZEISS IKON SUPERIKONTA532/16」で改めて中判カメラにドはまりしている「kio」です。
今回は「PENTAX 645(初代)」と「ILFORD FP4 PLUS」でスナップしてきましたので現像データと作例の記事を書いて行きたいと思います。
是非最後までご覧ください。
使ったカメラ「PENTAX 645」はどんなカメラ?
今回のスナップで使ったカメラは「PENTAX 645」というカメラ、中判カメラで名前の通り6×4.5サイズの写真が撮れます。
フィルムは中判用の120フィルム(ブローニーフィルムとも呼ばれています)を使用で15枚撮影する事が出来るカメラ。
このカメラに付いては今後「フィルムカメラレビュー」でしっかり書いて行こうと思います。
使ったレンズは「smc PENTAX-A 75mm F2.8」数ある645レンズでも最小、最軽量のレンズです。
この75mmは重さは僅か約240g、本体と合わせて大体1600gととても軽いんです!!(1600gで軽いと感じる人は重症です(笑))
因みに645レンズの45-85mm F4.5も持っていますが、こちらのレンズは単体800gオーバー、本体と合わせると軽く2kgと一日持ち歩くと肩と首が逝ってしまいます、、、
1600gだと何とか一日持ち歩ける感じなんですよね。
レンズについても今後ボディーと一緒に紹介してみます。
因みに僕はスナップ中心なので中判でも基本ストラップを下げて、手持ちです!!!
では早速現像データ
撮影機材
- PENTAX 645(初代)
- smc PENTAX-A 75mm F2.8
使用フィルム 薬品
- ILFORD FP4 PLUS
- Kodak D-76 1:1
- FUJIFILM スーパー富士フィックス
- FUJIFILM QW
- FUJIFILM DW
現像データ
- D-76 1:1 21.5℃ 9‘30 (10/60/3)初期撹拌棒で左右4回転後、60秒毎にゆっくり3回の倒立撹拌
- スーパーフジフィックス6‘00
- 水洗い
作例
感想
いかがでしょう??
やはり645とはいえ中判カメラ、解像感は中々あります。
フィルムのイルフォードFP4はラチチュードも問題無さそうですし、黒の締りもまずまず。(個人的には黒はもっと真っ黒なのが好き)
諧調はしっかり出ていますね。
粒状感もISO125なのでそこそこ滑らかです。
そして、全体的な印象は、現像液や、処理方法、レンズの特性などもありますがやや柔らかめな印象を受けました。
実は僕はこの「FP4」って使った事無かったんです、ISO125っていう中途半端な数字がフルマニュアルカメラだとちょっと面倒だったのですが、今回のPENTAX 645は一応AE機なのでボディーのISOを125にセットするだけで簡単に使えるので購入してみました。
ヨドバシさんとかで120 1本990円で購入できますし、イルフォードのフィルムは安定して供給がある感じで安心して使う事が出来ますね。
最後に
イルフォードFP4(120)の現像データと作例でした。
イルフォードのフィルムはデータも豊富にありますし、メーカーもしっかりしているので安心して使う事が出来ました。
写りも全く問題なく、久々に645を取り出しましたがしっかり写ってくれて一安心。
ただ、中判だと現像液がパターソンのタンクだと一回で250㏄使うので1:1のワンショットで使っていくと現像液の減りが凄いです(笑)
それでもパターソンは使う液量少ない方なんですけどね、、、
FP4はまとめ買いしたので暫く使ってまた、写真を皆様にお見せできればと思います。
最後まで見て頂きありがとうございました。