【フィルムレビュー】エスクーラ 「昭和カメラフィルム」使ってみた!現像と購入方法について。
こんにちは「kio」です。
あぁ、忙しい、忙しい、、、、
なんだか最近仕事が忙しくなってきて写真を撮っている暇が無いんです、、、
あっ、、、写真は撮ってるな、、、
でも忙しくなってきたのは本当です!!!
忙しい中でもなんだかんだ写真は撮ってますねw
今回は前回の「フィルムレビュー」で「HANDSON FILM Midnaight 1600」を提供頂いた【ちぇぶ】さんからまた新たにフィルムを提供頂きましたのでそのフィルムを使って試写してきましたので作例や現像、購入方法等お伝えしようと思います。
そして前回の記事に「ちぇぶさん」の事を紹介させて頂いたのですが、、、、
実際記事のアクセスもかなり多く、沢山の方に見て頂いているようですが、ちょっとだけ問題?が、、、
問題?とは、、
SNSにておこの記事にお寄せ頂いたコメントから抜粋しますと、、、
「ちぇぶさん節全開」
「面白かったw」
「読み終わった後にちゃぶさんしか残らない」
「とても作例参考になりました、、、、が、、、、ちぇぶさんが頭から離れない、、、」
「どんだけチノン好きなんだよw」
etc….
とにかく「ちぇぶ」さんが強かったみたいですww
でも「作例助かります」や「現像について詳しく書いてくれてわかりやすかった」等も言っていただいているので
楽しんで頂けたようなので「まぁ、良いかwwww」
という感じでしたw
自分で書いていて笑ってしまうくらい面白可笑しく、そしてフィルムの事に付いてもしっかり書いていますので、まだ見ていない方や、このフィルムに興味がある方は是非見ていたければと思います。
そして、提供頂いた「ちぇぶ」さんと、現像して頂いた「ふじおかフォトサービスのテツヤ」さん、ありがとうございました!
今回提供頂いたフィルムついて。
さて、今回提供頂いたフィルムはこちら
「ESCUERA 昭和カメラフィルム」
- 撮影枚数は24+6の30枚撮り
- ネガカラーフィルム
- ISO400
- C-41現像(一般的なカラーネガフィルムの処理方法)
- カラーエフェクトフィルム
前回の「HANDS ON FILM Midnight 1600」の時も書きましたが、、、、
またも怪しいw
なんだかパッケージからして怪しさMAXですw
でもこのフィルムを販売している「ESCURA=エスクーラ」さんは一応それなりにちゃんとした(失礼w)メーカーみたいで、チェキの様なインスタントカメラや、フィルム交換可能なコダックM35の様な固定焦点、シャッタースピード固定のフィルムカメラ、35mmフィルム等を販売している香港のメーカーの様です。
そして、このフィルム、、、闇が深いんです、、、、
勝手に画像使うと怒られそうなので「昭和カメラフィルム」の公式の作例リンク貼っておきますので是非見てください。
、
、
、
、
、
見て頂きましたか???
公式の作例「セピア調」ですよね。
公式が作例載せているんだからこういうセピア調の加工フィルムなのかな???
って思いますよね?
でもはっきり言います。
「この作例完全にウソです!」
このフィルムを提供頂くのが決まる前にちぇぶさんからリンクを聞いて公式の作例を見たのですが、
へぇ~、セピア調なんですね~
あぁ~、この作例みたいなセピア調はウソみたいですよ~、この作例加工してるみたいで、割と普通に写るフィルムみたいですね~、、、
と、、、、
公式作例に加工写真乗せるとか訳わからんですwww
セピア調にちょいカラーを足した感じの作例が公式HPに堂々と載ってるんですw
こんなやり取りもあり、実際どんな感じなのか二人で盛り上がってしまいましたw
ちょっとエスクーラさんの闇を垣間見た気がしましたww
でもご安心ください!!!
多分、大多数の方がこの「昭和カメラフィルム」の本当の写りの方が好きなはず!!!
好き、、だと思いますけど、、、
という事で、早速「昭和カメラフィルムの」実写作例をご覧いただきます。
昭和カメラフィルムの実際の写りは??
使用カメラ:PENTAX LX
使用レンズ:SMC PENTAX-M 50/1.4と28/2.8
最後の4枚は僕たち夫婦がお世話になっているセレクトショップいわき市にある「Yellows」さん。
この度10周年ということでした。
おめでとうございます!
オーナーさんにお願いして、店内でこのフィルムの試写を少しさせて頂きました。
今回はお客さんも沢山いたので、今度またゆっくり店内撮影させて頂きます。
とても雰囲気もよく、スタッフさんも皆良い人達ですし、扱っている洋服もオシャレな物ばかり、僕は、ほぼこの店でしか服やスニーカーは買ってないかもです。
そして、カフェも併設されていて、手作りの焼き菓子や、コーヒー、ドリンク類も充実していて、どれも美味しいので、いわきに立ち寄った際は是非寄ってみてください!
実際の写真を見て、、、
さて、実写作例沢山見て頂きました。
どうですか?
全然セピア調じゃないんです!!
僕が使って感じた特徴は
- 彩度低め
- 色褪せた、退色した感じの色味
- 赤と黄色が特に褪せ感が強い
- コントラストは出ている
- 粒状感はISO400にしては目立つ
- 黒が「墨黒」の様な色味
こんな感じの印象。
個人的に気に入ったのは黒の発色が独特で、これが「和」を感じる、所謂「墨黒」の様な感じなんですよね。
そして、全体的に全ての色が「褪せた、退色した」雰囲気になっています。
特に赤と黄色の褪せた感じ、退色した感じは大好物!
奥さんが同じロボットの写真撮っていたので比較してみてください。
2枚目はコダックカラープラス200で撮影しています。
比べるとその差は一目瞭然、昭和カメラフィルムの「赤」と「黄色」なんかは特に別の色と言って良いくらい違いが出てますね。
退色した感じと言っても、しっかり色も乗り、コントラストもあるのも良きです。
多めの粒子感、ざらざら感と合わさり、まさに「昭和」といった感じで、レトロな物を探して撮りたくなりますね。
写り的にはカラーエフェクトフィルムのようで、ネガやフィルムの乳剤が一般的なカラーネガフィルムとは違う感じでした。
全体的な雰囲気としては「ロモグラフィーメトロポリス」に似ているエフェクトだと思いましたが、メトロポリスよりは効果がソフトになっていて、色々な場面で使いやすいと思います。
昭和カメラフィルムの現像は?
このフィルムの現像ですが、、
先にもお伝えしたように「C-41現像可能」となっております。
しかしこのフィルムは「カラーエフェクトフィルム」と呼ばれているもので、フィルム乳剤に色が付いていますし、詳しくない写真店のスタッフの方や、店によっては敬遠される可能性もあります。
一応その他フィルムについてこのフィルムを販売している「浅沼商会」さんを通して、このフィルムの代理店さんに色々確認したのでそちらもご紹介しておきます。
まずは「フィルムエンドの処理」を確認したところ、
「フィルムのパンチ穴をスプールにひっかけて固定してある」
との事。
まずは安心!これがテープ止めとかだと、一般的な写真店とかの店内現像では断られる可能性が高いですが、これはちゃんとスプール固定との回答なので、安心です。
次に聞いたのは「ちゃんとC-41ですよね?」
いきなり失礼な質問ですがw、一応聞いてみたところ、「浅沼商会」さんでこのフィルムを扱うに当たり「一般的な現像所でテストしてC-41現像可能でした。」との事。
これも取り合えず安心です。
以上の事からこのフィルムはカメラのキタムラ等の店内ラボでも現像をしてくれるのではないかと思います。
が、、、
やはり店によっては断られたり、外注になってしまう可能性もありますので、ちゃんと現像前に確認してからの方が安心だと思います。
若しくは、以前紹介した「ふじおかフォトサービスのテツヤ」さんの様な郵送現像受付してくれる所に確認してみるのも良いかと思います。
昭和カメラフィルムの購入方法と値段
このフィルム何気に今色々な所で販売されているようです。
例えば、「ヨドバシカメラ」、「楽天市場」や「Yahoo!ショッピング等」でも販売されているようです。
こんなに怪しげなフィルムなのに結構沢山の所が取り扱ってますね、、、
大体どこも「3,630円」というのがベースになっているようです。
24+6の30枚撮りで3,600円、まぁ高級フィルムですね。
そして、今回提供頂いた「ちぇぶ」さんの「ちぇぶカリ(メルカリ)」では
送料込み「3,230円」!
刻んで来ましたね(笑)
でも他より安いのでオススメです。
最後に
今回は「エスクーラ 昭和カメラフィルム」のレビューをお伝えしました。
今現在コダックのシネマ用フィルムの巻き直しが流行っていて沢山のメーカーが参入していますが、シネマ用フィルムとはまた違う発色、特徴の面白いフィルムだと思いました。
少し高めのフィルムだとは思いますけど、いつもと違った雰囲気が欲しい方にはおすすめです!
そして、最近フィルムもどんどん高くなってきていて、フィルムと現像(データ化含む)で1本3,000円~位になってきますが、他の趣味などでも1日遊べば5,000円位あっという間に飛んでっちゃうので、そう考えると「趣味」としてはそんなに高くもない気がします。
だって24枚~のフィルム写真撮り切るのって結構時間かかりますし(普通の人は、僕が撮るペースが異常なだけ)、撮った写真もプリントて飾ったり、データで残してもいいし、SNS等に公開しても良いですし、形に残りますし、ネガがあればそこから何十年も写真の焼きましできますし、そう考えると「趣味の一つ」としてのフィルムカメラ、フィルム写真は全然アリな気もします。
これから暖かくなり、フィルムカメラもって歩きながら一日写真をゆっくり撮るのも楽しいですよ。
僕の様なペースだとかなりコストかかりますけどw
そして、この「昭和カメラフィルム」、色味などめちゃめちゃ気に入って、提供頂いたのとは別にもう一本ちぇぶさんから購入しちゃいましたw
次は夜などの写真もお見せできればと思っています。
最後まで見て頂きありがとうございました。
4 Comments
Pingback:
Pingback:
渕 龍一
このフィルム全く知りませんでした。香港製なのですか。趣味の世界とはいえフィルム価格が急に高くなり贅沢な趣味になってしまいましたが、感性に訴える点ではカセットテープの臨場感同様です。Nikon F、F2やリコーオートハーフなども動体保存していて希に実写に及びます。詳細なレポートありがとうございました。
kio
見て頂いてありがとうございます。
このエスクーラというフイルムは香港のメーカーの様ですね。中身も調べて見たんですけど分かりませんでした。なんとなくコダック製のフィルムのような気がしてます。
最近も富士フイルムも35mmフィルムの当面の出荷停止のニュース等、どんどんフィルムが手に入り辛くなって来てますが、なんとか続けていきたいですね。
F2は僕の大好きなカメラの一つで、一眼レフのメインとしてバリバリ使っています。
今後も色々なフィルムネタで続けて行きたいと思っておりますので、また遊びに来て、是非コメントしてください👍