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【フィルムレビュー】MARIXエアカラー100 作例多数

こんにちは「kio」です。

本日はマリックスフィルムより先日新フィルム6種が発売された内の一つ。

【MARIXエアカラー100】

マリックスエアカラー100

を使って写真を撮って来たので、作例、中身、現像について等色々書いて行こうと思う。

↓マリックスフィルム新製品6種の紹介はこちら↓

フィルムレビューの第一弾はこちら

まずは写りから

使用カメラ:OLYMPUS OM-1 MD

使用レンズ:S ZUIKO AUTO-ZOOM 35-70 F4/MC ZUIKO AUTO-S 50mm F1.4

35-70mm F4ズーム激安なのに中々良い写りでおすすめ!

使用フィルム:MARIXエアカラー100

めちゃめちゃ猛暑の「海の日」に撮影してたんだけど、ホントに暑くて倒れるかと思った、、、

通っていく人たちが「カランカラン」鳴らしてた
逆光、やっぱりフレアは出てるね
ショッピングモールにいたいわき市のマスコットきゃら「フラおじさん」サッカーのユニフォーム着せられてる
色も鮮やか
海沿いの商店
漁船
ゴム手袋かぶせられてた
市場前では釣り人も沢山
市場の壁面に付いていた 氷沢山出て来るヤツ
多重露光
大きい船の船首
上の写真と同じ船、ちょっと引いて
水面のキラキラ。6枚羽根なので6本の光条が出ているね
海を撮る奥さん
船を係留するもの、名前は忘れた(笑)
アクアマリン福島を望む。半逆光で強い光
遊覧船
これも半逆光広角側で

ここから近所の公園で撮って来た写真。

レンズを交換して「MC ZUIKO AUTO-S 50mm F1.4」使用

しゃがんで見上げながら撮ってみた
公園にある大きな木
愛用のGショック 汗でドロドロになっても丸洗い出来るので夏は重宝するね
弾むサッカーボール
水をブッシャー!!!
これって全国共通なのかな?こっちではこのデザイン多い
鮮やかな赤

MARIXエアカラー100の写りと中身について

作例沢山見て貰った訳だけど、最初に言っておくと、このフィルムの中身は

「Santa Color 100」

と一緒との事。

このサンタカラー100はマリックスがフィンランドから輸入して発売しているフィルムで、中身は

コダックの航空機用フィルム「AEROCOLOR Ⅳ」というフィルム。このフィルムは他のMARIXフィルムと違い、シネマ用フィルムのカーボン層を除去したものではなく、最初から通常のカラーネガフィルム処理(C-41)が出来るフィルム。

ここら辺の情報は以前にサンタカラー100の記事を書いているので見て欲しい

描写もサンタカラーと一緒で、

  • 彩度も高めで鮮やかな発色、特に赤と緑は鮮やか
  • コントラストはそこそこ
  • 粒状感も滑らかで高精細
  • 室内でも大きな色の破綻は無かった

今回は殆ど晴れた日の野外だったけど、やっぱりこのフィルムは晴れた日の野外で使って欲しい。

鮮やかで元気が出るような高精細で美しい色の出方だと思う。

日陰では青系のカブりはやや出る感じ。

青は全体的にスッキリした色味に見えるね。

逆に人肌は見た目よりちょっと赤味が強く出て写るので気になる方はちょっと注意した方が良さそう。

サンタカラー100とエアカラー100の値段、違いは?

サンタカラー100が 36枚撮り 1本 2,400円

エアカラー100が 36枚撮り 1本 2,400円

と同じ値段、両方ともマリックスの公式通販や、マリックス公式メルカリで購入できる

両方ともシネマ用フィルムの加工では無く、最初から写真用として作られたフィルムなので、シネマ用カラーネガフィルムの特徴の「強い光源の滲み」は起きない。

中身が同じならどっちを使っても同じなのか?

これについては

「写りは一緒」

なんだけど、自分の現像環境によってはどちらを使えば良いか、ちょっと変わってくる。

エアカラー100とサンタカラー100の使い分け、現像について

エアカラーとサンタカラーどっちを使えばいいのかの答えの一つとして

スプールエンドの処理が違うんだよね。

サンタカラー100のスプールエンド処理=テープ止め
エアカラー100のスプールエンド処理=差し込み固定
  • 「サンタカラー=テープ止め」
  • 「エアカラー=スプール差し込み固定」

これが意味する所なんだけど

街に沢山ある「カメラのキタムラ」の様な店内ラボがあるお店の大半が、

「富士フィルムの自動現像機」

を使っているんだけど、ざっくり言うと、この自動現像機ではフィルムがテープ止め等になっていると、粘着物が機械内で悪さをしたり、カッターが壊れたりするのでダメらしいんだ。

なので、基本的にフィルムエンドがテープで止めてあるタイプのフィルムの店内現像は断られるんだよね。

※同じ理由で、個人で巻き直ししたフィルムも断られるし、隠して持って行って機械が壊れたら弁償しなきゃいけなくなるかもしれないから注意して欲しい。

マリックスフィルムが扱っているカラーネガフィルムは今回のエアカラーを含め「MARIX銘」のフィルムであれば全て上記写真の通りスプール差し込み固定になっているので、大体の現像所ではなんの問題もなく受け付けて貰えると思う。

実際マリックスではサンプルをキタムラに送って品質等のチェックをして貰い、問題無く現像出来るとの事をキタムラからお墨付きを貰っている。

※このエアカラー100については、サンプルをキタムラに送って確認確認中との事で、正式にOKが出れば公式にカメラのキタムラ全店で現像出来るようになるので。結果わかり次第追記する。

https://marixfilm.com/blogs/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9/%E4%B8%80%E6%AD%A9%E5%89%8D%E9%80%B2-%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%A9%E3%81%AE%E3%82%AD%E3%82%BF%E3%83%A0%E3%83%A9%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%8C%E3%81%A8%E3%81%86%E3%81%94%E3%81%96%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99

郵送現像等ではテープ止めだろうとスプール固定でも一緒の値段で受け付けてくれる所もあるので、いつも使っているお店に確認してみるのが一番。

なので使い分けとしては

  • 「テープ止めでも大丈夫」で、現像の値段が一緒なら=サンタカラーorエアカラー
  • 「テープ止めは現像出来ない」と言われたら=エアカラー

といった使い分けで良いと思う。

コストを抑えたい人は郵送現像等でも問題無く現像出来るフィルムなので、そちらをオススメする。

最後に

マリックスから新発売されたカラーネガフィルム「MARIXエアカラー100」について色々書いてみた。

このフィルムが近所のキタムラで当日仕上げで現像出来るとなるとめちゃめちゃ楽なんじゃないかな?

もちろんサンタカラーもパッケージがカワイイのでおすすめw

今後は同じく新発売した120のモノクロフィルム「マリックスオルソ400」や「MARIX320T」等の記事も順次公開していく予定。

MARIX320TはF90Xで

マリックス320Tは久々にNikon F90Xに詰めて使ってみようと思っている。

ISO感度が320と計算が面倒ちょっと中途半端な数字だし、、、、

ほら、最近F90X使ってあげられて無かったから、たまには使ってあげないとねw

これから夏本番!

沢山フィルムで写真を撮って行こう、、、、、でも暑いのは本当に気を付けてね、、、

最後まで見て頂きありがとうございました。

始めまして写真好きの「kio」と嫁の「kiio」です。 夫婦二人でフィルムカメラ、ストリートスナップ撮っています。 日課はジャンクカメラ収集。 今はほぼフィルムカメラネタ中心。 モノクロ、カラー自家現像やってます。 このブログでは夫婦二人で撮った写真を中心に写真、カメラの話や、モノクロ、カラー自家現像のデータや解説、フィルム、カメラ、レンズ、カメラ関連のガジェットのレビュー等、カメラ好きの皆さんが楽しめる内容を更新していく予定です。 記事が見辛かったり、間違っていた場合は「お問い合わせフォーム」からご指摘頂けると助かります。

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