[フィルムレビュー]見たままの色を再現「FUJIFILM SUPERIA PUREMIUM 400」

フィルムカメラ

こんにちは「kio」です。

こちらはソメイヨシノが満開です。

今回はKODAK RETINA ⅢcにFUJIFILM SUPERIA PUREMIUM400でスナップしてきました。

今回購入したのはカラーネガフィルムの「FUJIFILM SUPERIA PUREMIUM400」です。行きつけのリサイクルショップでミラーアップのペンタックスMZ70とカビレンズ2本と、2年期限切れのこのフィルム2本セットで500円。2年位の期限切れなら行けると判断し即購入。

2年前は3本で2,500円。

次はこのフィルムの特徴です。

FUJIFILM SUPERIA PUREMIUM400の値段、特徴、使用感。

フジフィルムスペリアプレミアム400ですがこちらは「カラーネガフィルム」です。そして気になる値段はフジフィルムの公式オンラインストアで36枚撮り1本「1,650円」と結構な値段で販売されています。

特徴は

新設計の感光層の特性によりラチチュードを広げることで露光オーバー時でも色をクリアに再現します。また、ニュースーパーユニフォームファイングレイン技術を採用し、感光効率を高めることで、高感度でありながら優れた粒状性を実現。さらに,日本人の肌色をいきいきと美しく再現し、シャープで鮮やかな色再現を実現します。

FUJIFILM公式より

とのことです。

写してみた感想ですが色は「ナチュラル」だと感じました。ナチュラルはナチュラルなのですが、全体色乗りがよく、特に「緑」がコッテリに見えます。反面「青」はスッキリとしている印象。黄色は正直余り好きな色の出方ではなかったです。まあ、ここらへんについては使うレンズ等に左右されますので参考までに。

使用感としては、ISO感度400とスナップでは使いやすい感度ですが、RETINA Ⅲcはシャッタースピードが1/500までしかないので、晴れの日だとF11まで絞らないと使えませんし、太陽カンカン照りの場合は更に絞り込む事になるので画質の低下が考えられますので最低でも1/1000以上のシャッタースピードを持っているカメラで使うほうが良さそうです。

撮影機材、フィルム

  • KODAK RETINA Ⅲc
  • Schneider Kreuznach Xenon 50mm F2
  • FUJIFILM SUPERIA PUREMIUM 400

GALLERY

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まとめ

この記事を書いている時点でFUJIFILMのISO400カラーネガフィルムは今回紹介した「SUPERIA PUREMIUM 400」の27枚撮りと36枚撮りのみしか残ってません。

※2022年8月現在既に27枚撮りはディスコンとなっています。

今売っている27枚撮りは流通在庫ですので27枚撮りが欲しい方は在庫があるうちにお早めにどうぞ。

このフィルムは個人的には余り癖のない(FUJIFIMらしさも余り感じない)フィルムだと思いました。

逆に、これといった特徴は無いですがISO400という事もあり、オールマイティーに見たままの景色を切り取ってくれる良いフィルムなのは間違いないと思います。

ラチチュードも広く、通常なら白飛びしそうな写真もハイライトに色が残っていたので、特にオーバーに強いように思いました。

今回紹介した「SUPERIA PUREMIUM 400」はFUJIFILMのカラーネガISO400では最後の生き残りとなっていますし、正直FUJIFILMが今後新しいカラーネガを販売するとも思えません。細かい値上げを繰り返しながらFIJIFILMは「フィルム事業」から撤退する方針にシフトしていると思われます。

フィルム愛好家としては日本が誇るフィルムメーカーのFUJIFILMには頑張って欲しい所ではありますが、これもしょうがない事なのかもしれませんね。

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