[レンズレビュー]PENTAX Limited 三姉妹 長女 FA43㎜ F1.9 Limited 作例

デジタルカメラ

こんにちは「kio」です。

今回は今更感が強いですがPENTAXの銘レンズとして名高いSMC FA43mm F1.9 Limitedでスナップしてきたので軽くレンズのレビューと作例の紹介です。

PENTAX Limited 三姉妹とは?

  • FA43mm F1.9 Limited(長女)
  • FA77mm F1.8 Limited(次女)
  • FA31mm F1.8 Limited(三女)

の三本の事でフィルム時代からある★スターレンズと並びペンタックスを代表するレンズなんです。

2021年に今までのSMCコーティングからHDコーティングにリニューアルされましたが、今回僕が使ったのは旧SMCバージョン。

HDはこちら。

HD PENTAX-FA 43mmF1.9 Limited / Limited / 標準レンズ / Kマウントレンズ / 製品 | RICOH IMAGING
RICOH IMAGING リミテッドレンズ/HD PENTAX-FA 43mmF1.9 Limitedの製品情報。フィルムの対角線寸法と等しい焦点距離を持つ真の意味での標準レンズ。

★スターレンズがレンズ高性能を追い求めたレンズなのに対して、FA Limitedシリーズは描写性能だけでは無く、「官能評価」を取り入れたレンズとして知られています。

「官能評価」とは公式によると

“最新技術ばかりを駆使して突き詰める光学性能ではなく、あえて、実写テストによる官能評価を大切にして設計したレンズ”

という事らしいです。要するに数値だけではなく実写したときにどう写るかを人の目でみて最終調整をしたんですね。

ここでFA Limited の事を話し始めると超長文になってしまうのでまた別の機会に書くとして、今回このLimited三姉妹の長女であるFAmm F1.9 Limitedを使用してスナップしてきましたのでご覧ください。

使用機材

  • PENTAX K-3
  • SMC PENTAX FA43mm F1.9 Limited

作例

カスタムイメージ「リバーサルフィルム」JPEG撮って出し

ホワイトバランス「太陽光」G1 A1 固定で撮影。

仕事で久々に東京に行った時のスナップです、新宿、上野中心ですが天気があまり良くなかったのが悔やまれます。

FA43mm LimitedのAPS-Cでの使用感、感想

撮影はほぼF5.6付近でした、FA43mmは開放F1.9での描写が特にふんわり良い感じなので開放での写真も撮っておけば良かった、、、、

でも、そこそこ絞り込んでいるのに背景のボケは滑らかで、描写の線も細く確かに官能評価と謳っているだけの事はあります。

色のノリも良くデジカメなのにフィルムカメラを思わせる描写です。

但し、現代設計のレンズではないのでカリカリの高解像度のレンズではないので、そういうレンズが欲しい方はスターレンズや、シグマのレンズ等が良いです。

旧バージョンのFA43mmは逆光にはあまり強くないし、最短撮影距離が45cmと微妙に使いづらい所もありますが、ハマった時の立体感や、輪郭が細く繊細な素晴らしい描写をしてくれます。

今回はAPS-C機での使用では約65mm相当となりやや中望遠よりの画角となります。

65mmという画角は最初はちょっと狭く感じるかもしれませんが、何かを注視して見た時の感覚と近く、対象物を切り取るのに丁度いい画角となって、案外使いやすいと思います。

最新のレンズもいいですが「味」があるペンタックスLimited三姉妹「長女」FA43mmいかかですか??

旧SMC

新HD

旧バージョンと新バージョンの新品価格差は約15,000円、中古だともう少し価格差は開きます。

HDバージョンもよさそう、、、

最後まで見て頂きありがとうございました。

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