【魅惑のハーフカメラ】その9 minolta repo-S

フィルムカメラ

こんにちは「kio」です。

今回は久々の【魅惑のハーフカメラ】として「minolta repo-S」を使ってスナップしてきましたので操作感や、スペック、作例等を紹介していきたいと思っています。

是非最後までご覧ください。

魅惑のハーフカメラ
コンパクトで良く写り、24枚撮りなら48枚、36枚撮りなら72枚以上撮れる!フィルムが高い今だからこそ「ハーフカメラ」はいかがですか?

ずっと使ってみたかったハーフカメラ「minolta repo-S」をお借りした!

先日「minolta Minoltina-S」を手に入れてから、ロッコールの良さと、この時代のミノルタカメラのスタイリッシュなデザインにやられハーフカメラである本機「repo-S」をずっと探していたんですよね。

そんなタイミングでTwitterのフォロワーさんから申し出が、、、

「repo-S」お貸ししましょうか???

と、、、、

これは是非使ってみたい!!!

という事でお借りする事となりました。

因みにこのブログではお借りした方のお名前は伏せておきますが、僕のTwitterを見て頂ければ誰からお借りしたか書いているので気になる方は是非Twitterもどうぞ。

minolta repo-Sを早速開封

早速送って頂き手持ちのソフトレリーズボタンとハンドストラップを装着!

お借りしたminolta repo-S

※下記リンクは実際にrepo-Sに取り付けたソフトレリーズボタンとハンドストラップです。

あれっ???

カッコカワイイ、、、、、

minoltina-Sとrepo-S

ミノルチナ-Sと並べて、、、

あぁ、、、、良き!!!

ロゴもシンプルな字体でカッコいい
正面のセレンのデザインもスタイリッシュ

なんでしょう、、、まるで姉妹の様な雰囲気さえ漂わせています。

このブログを見て頂いている方ならお分かりかと思うんですけど、、

僕は写真を撮るのも好きなんですが、

カメラそのものが大好きなんです!!!

もう、何ていったらいいのか、、、この造形美、、、佇まい、、、

もう語り始めると皆さん引いちゃうと思うので程々にしておきますけどw

そんなminolta repo-Sですが次は簡単にスペックの紹介です。

minolta repo-Sのスペック

発売念:1964年

撮影フォーマット:35mmハーフフレームカメラ

搭載レンズ:ROKKOR-PF 32mm F1.8

シャッタースピード:B,1/8~1/500

絞り:F1.8~16

露出制御:セレン光電池式、非連動追針式フルマニュアル

ピント合わせ:目測式

重量:約440g

こんなところでしょうか。

スペックとしてはこの時代のハーフカメラとしては申し分ないスペックですね。

兄弟機種として「S」が付かないrepoというカメラもありますが、こちらのrepo-Sの方が上位機種。

最大SSが1/500というのもオリンパスペンDやペンF等と一緒で上位機種となっています。

距離計は普通についていないので目測でのピント合わせとなりますが、32mmレンズの被写界深度を使って少し絞り込んでスナップするには全く問題ありませんね。

目測機の簡単なピント合わせについてはこちらをご覧ください。

そして、何よりこのカメラの一番の特徴ですが、「巻き上げレバー式」という所だと思います。

大体のハーフカメラはボディー背面に「巻き上げダイヤル」が付いている物が多いんですけど、このrepo-Sはしっかり「巻き上げレバー」が付いているんですよ。

しかもレバーのスリットにはゴミの混入を防ぐための保護パーツもついています。

これはミノルチナ-Sでもありましたね。

地味にこの巻き上げレバーというのは使っていて撮影のリズムが出来るので好きなんです。

次は作例をご覧いただきます。

作例

使用カメラ:minolta repo-S

使用フィルム:MARIX 100D 24EX

夕日とはいえ太陽を入れると盛大にフレア、ゴーストが出ますが、そんなの気にしない!
本当はしっかり人物をシルエットにしたかったのですが、レンズが優秀なのか、シャドーも粘っています。
こっちはほぼ狙い通り、人物がシルエットになりました。
公園にて最後の桜撮影。
桜並木
ちょっとオーバーでしたが、爽やかな色味になりました
DSC_4243_TEMP
桜も終わり、また来年
プランター植のチューリップ
流石に寄れないですね
ミラーボール
細い路地をどんどん進む
電線凄い
いつも撮影しているスナック通り
ご飯中の猫さん
気になるけど、開けちゃいけない気がする(笑)
自転車のフレームが赤く滲んでいますね。シネマ用フィルムならでは
この路地も細い、。、
F4位でも最短撮影距離付近だと背景もそれなりにボケます

repo-Sの写りの感想

作例沢山見て頂きました。

今回使った「MARIX 100D」はシネマ用フィルムを一般的なC-41現像出来るように加工してあるフィルムですので、シネマ用フィルムの特徴の一つである「強い光のまわりの滲み」はちょいちょいでていますね。

発色も緑がとても良い雰囲気に出ていると感じました。

個人的にはこのrepo-Sのロッコールはフジフィルムの方がハマる気がしますね。

初めて使うカメラでちょっとピントも甘い感じなカットもありますが、そこはご愛敬w

基本被写界深度を使ってピント合わせをしていくカメラですが、他の同等の焦点距離のレンズと比べてやや被写界深度が浅く感じました。

ピントがバシッと決まったカットなんかはしっかりシャープに写っているので、その辺は僕の腕のせいですねw

でも全体的に見てややオーバー気味になってしまった気もしますね、次回使う際はややアンダー気味を意識して撮影するともっと良さそうな気も。

最後に

お貸りした「minolta repo-S」について特徴や作例等を紹介していきました。

実はこのカメラと一緒にサプライズでもう一台送られてきたカメラがあります。

手持ちの赤いストラップとソフトレリーズを付けてみました。

詳しい方はこの画像で何のカメラかすぐわかると思いますが、このカメラも今後使わせて頂いてレビューを書いてみようと思っています。

今回縁があって、こうやって2台も使った事の無いカメラをお貸し頂いて、本当にありがたいです。

世の中にはまだまだ使った事のない「名機」が沢山あるので、このお借りしたカメラ達もお貸し頂ける期限一杯沢山使ってみようと思います。

最後まで見て頂きありがとうございました。

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