【2023年版】入手しやすい35mmカラーネガフィルムの種類一覧と値段まとめ 最新改定版!

フィルムカメラ

※2023年6月/29日追記、各フィルム価格を新たに調べ、まとめました

※値段は公式通販、大手ネットショップ調べ

こんにちは「kio」です。

定期的に言ってますが、

フィルム高すぎ!手に入らなさ過ぎ!

ですよね、、、、

でも高くなっても、品薄でもなんだか使いたくなる魅力がフィルムにはあると思っています。

今回は記事執筆時点の2023年6月末現在の各種カラーネガフィルムの値段やら色々紹介していきます。

是非最後までご覧ください。

2023年版「カメラのキタムラで現像出来るフィルム、出来ないフィルム」まとめ
こんにちは「kio」です。 最近色々なフィルムが色々なメーカーから発売されているよね。 僕が最近使った所だと、 ハンズオンフィルム ミッドナイト1600 サンタカラー100 エスクーラ 昭和カラーフィルム ロモグラフィー ロモクローム´92...

モノクロ版も書いているのでそちらも合わせて見てね

初めに注意点

まず最初に

※2023年6月末時点での35mmネガカラーフィルムの定価、販売価格をまとめました。

今回調べたものは「カラーネガフィルム」のみ。

さらには余りにも特殊な物は覗き、一般的に購入しやすくメジャーな物ばかり集めてみました。

そして、値段は基本的に「楽天」「Amazon」「公式通販」での値段を掲載しています。

ロモグラフィーとMARIXについては公式HPのリンクと値段を紹介しています。

場合によってはヨドバシ、ビッグカメラ、キタムラさんの方が安い場合もありますので探してみてください。

※タイミングによっては売り切れだったり、執筆時点で品切れとなっているものもありますが、随時入荷はしているようなのでこまめにチェックするのをおすすめします。

買えるカラーネガフィルムの種類と値段

「FUJIFILM」

最初は日本が誇るフィルムメーカー富士フイルム。

但し最近はフィルム事業には全く力を入れておらず、どんどん生産終了になっています。

もはや化粧品メーカー等色々言われていますが、やっぱり富士フィルムならではの色が好きという方も多いはず。

写ルンですは結構売れているみたいなので今後にちょっとだけ期待。

こんな裏技もありますので参考までに。

「FUJICOLOR 100」36枚撮り1本1,200円1,540円(税込)

フィルムと言えばこれ!くらい見慣れた写りの「ド定番フィルム」

このフィルムの緑が特にこってりで好き。

「FUJIFILM SUPERIA X-TRA 400」36枚撮り1本1,650円~→1,980円(税込)

最近海外品を日本向けに再販売しているフィルム

このX-TRA 400は割と定期的に入荷があるようで、買える確率が高いです。

割とはっきりくっきり写るタイプのフィルム。

「SUPERIA PREMIUM 400」36枚撮り1本約1,500円~→1,980円(税込み)

肌の色が滑らかでキレイに出るちょい高級フィルム。

全体的に滑らかで落ち着いた美しい発色。

※27枚撮りは既に販売終了ですが、小さい店舗等には期限内の在庫流通品がまだ残っている可能性あり。

「Kodak」

こちらも言わずと知れたメジャーなフィルムメーカー。

一時期は倒産したりしましたが、去年フィルムハーフカメラのEKTAR H35を発売したりと最近また頑張っているみたい。

「Kodak GOLD 200」36枚撮り1本約1,800円→1,440円(税込)

コダックゴールドは一時期より値段が落ち着いて値段が下がってきていますね。

ほんの数年前まではカゴで山積みになっていましたね。

暖色寄りで大きなクセもなくまぁ、普通のフィルム。

「Kodak COLORPLUS 200」値段が安定しなさ過ぎて書けません(泣)

元々アジア向けに流通していたフィルムだとか、写りは暖色寄りのコダックらしい感じ。

コダックゴールドと余り違いがわからない、、、

「ProImage 100」基本5本セットだが店によってはばら売りアリ。36枚撮り1本1,850円→5本パックで約15,000~

コダックプロフェッショナル用フィルム流石ISO100で粒状性も良い。

やはり暖色よりの色味で、余り派手な発色では無いがコントラストは良い。

「ULTRAMAX 400」36枚撮り1本1,760円→2,100円(税込)

かなり特徴的な「青」が出るフィルム。場面によっては真っ青になったりもします(笑)

とにかく「青空」なんかを撮ったら気持ちの良い位の綺麗な青が出ます。

24枚撮り1本1,420円→1,690円(税込)

「PORTRA 160」36枚撮り5本セットのみ12,390円16,380円(税込) 1本あたり2,478円→3,276円

コダックが誇る「プロフェッショナル用」ネガフィルム。メリハリがあり肌色も綺麗に出て、ストロボ撮影でも破綻無く美しい色味が出ます。

個人的には柔らかい太陽光の下での写りが一番好き。

「Kodak PORTRA 400」36枚撮り5本セットのみ14,220円18,800円(税込) 1本あたり2,844円→3,760円

こちらも定番のプロフェッショナル用ネガフィルム。

1本3,700円超えと、とても高価だが、流石の写り。

ISO400なので室内から野外迄幅広いシーンで使えるフィルム。

名前の通りポートレートではとても柔らかく美しい写りを見せてくれる。

「Kodak PORTRA 800」36枚撮り1本3,980円→4,190円(税込)

このポートラ800は元々高かったので、余り値上げした感じがしないが、、

ISO800のカラーネガフィルムの選択はこのポートラ800か後述するロモCN800位しか無いが、いかんせん値段が上がり過ぎて手を出しづらい、、、描写は、、、長い間使って無いので何とも言えないが多分良かった(笑)

「Ektar 100」36枚撮り1本2,590円→3,410円(税込)

コダックらしい暖色よりの色味で、発色が良く、コントラストも高く粒状感も滑らか。値段高めのフィルムではあるが一度は使って欲しいフィルム。

通常の街ラボでは店内現像は受けて貰えず、コダック指定現像所送りになると思う。

少なくともうちの近くのキタムラでは「エクター」「ポートラ」は外注扱い。

「LOMOGRAPHY」

ロモのフィルムに関してはロモグラフィーの公式ストアのリンクです。

会員登録はしなければいけませんが比較的安定して購入出来るみたいです。

lomograohy COLOR NEGATIVE 10036枚撮り3本パック3,980円→4,480円(税込)

ちょっと古臭い街並みなんかが妙に似合う独特の発色。

コントラストは高めで特に赤が特徴的な写りになる。

lomograohy COLOR NEGATIVE 40036枚撮り3本パック4,980円→6,280円(税込)

日陰などでは青く色カブリしやすいが、夜の街の光なんかは撮っても近未来的な雰囲気がある写りになる。

「lomography COLOR NEGATIVE 800」

「lomography COLOR NEGATIVE 800」36枚撮り3本パック5,980円→7,480円(税込)

今現在一般的に流通しているISO800のカラーネガフィルムはこれとコダックのポートラ800だけ。

日陰などの色カブリがちょっと目立ちシャッタースピードが高い機種ではないと日中使い辛いけどISO800として常用できる値段だと思う。

ISO800は室内や夜の街スナップ等で威力を発揮する。

ロモグラフィーより7/5日に発売されたばかりの完全新規フィルム

Lomo Chrome Color’92 36枚撮り1本 1,680円

ロモクロームカラー’92 ISO400

特徴的な写りのロモクロームシリーズの末弟。

ISOは400

ロモクロームシリーズらしく、独特のカラーシフトが楽しめる。

退色したような、淡い色味だが、コントラストは高め。

特に青と多めの粒状感が特徴。

↓購入リンクや、作例も沢山載せたので是非見て欲しい↓

「MARIX FILM」

最近新たに日本国内の会社がリリースしたカラーネガフィルム。

MARIXの公式HPかメルカリ、Yahoo!ショッピング、Amazon等で買える。

マリックスフィルムも大分認知され、大体の所では現像可能になってきた。

※全国のカメラのキタムラでは公式にマリックスフィルムの店内現像が可能になっている。

マリックスではキタムラにサンプルフィルムを提出して、品質チェックをして貰った上でOKが出ているが、たまに店員さんが知らない時もあるので、その時はちゃんと調べて貰おう!

そしてマリックスフィルムは下記に紹介する1本づつとは別に複数セットの展開もあり、少し安く購入できるので沢山使う方には嬉しい。

「MARIX 100D」36枚撮り1本2,250円 24枚撮り1本1,750円

エコパック36枚撮り1本 1,850円 エコパック24枚撮り1本 1,400円

コダックの映画用フィルムのカーボン層を除去して一般的なカラーネガ現像C-41を可能にしてあるフィルム。

映画用らしくちょっと独特な雰囲気で、強い光の周辺は赤っぽく滲む。

色はこってり目だけど割と落ち着いた感じに出て、赤が強めに出る。

MARIX 100D

「MARIX 400D」36枚撮り1本 2,250円 24枚撮り1本 1,750円

エコパックは36枚撮り1本 1,850円 エコパック24枚撮り1本 1,400円

こちらもコダック映画用フィルムを加工してC-41現像可能にしてあるフィルム。

100Dと特性は似ているが、400Dの方が赤が強めに出て色もよりこってりな印象。

MARIX 400D

更にマリックスさんでは「MARIX800T」と「Santa Color100」の2種類のネガフィルムも追加しています。

7/11日にMARIXフィルムさんから2種類のカラーネガフィルムが追加。

「MARIXエアカラー100」36枚撮り1本2,400円

シネマ用フィルム加工ではなく、コダック航空機用のカラーネガフィルムを使ったフィルム。

中身は同じくマリックスさんから発売されているサンタカラー100と同等の航空機用カラーネガフィルム「コダックエアロカラー」

「MARIX 320T」36枚撮り1本2,250円エコパックは36枚撮り1本1,850円

コダックシネマ用フィルムのカーボン層を除去して、一般的なカラーネガ現像を可能にしたフィルム。

まとめ

と、取り合えずこのあたりが一般的に流通が多く、入手性も良く、値段もまぁ、、何とかといったあたり。

その他、ロモグラフィーの「メトロポリス」「レッドスケール」「ターコイズ」「パープル」なんかもあります。このあたりはイメージからか店内現像たまに断られますので注意。

でもロモグラフィーのフィルムもちゃんとC-41現像可能なフィルムで、エフェクトフィルムでは無く、一般的なネガカラーフィルムと伝えれば大体大丈夫だと思う。

それぞれリンク貼っておきますので気になる方はチェックしてみてください。

更に「Cinestill」というメーカーがマリックスの様に映画用フィルムを加工してC-41現像出来るフィルムを各種販売していますが、1本3,000円以上するので同じ映画用フィルムであるマリックスを紹介しています。

同等品なので安いマリックスがおすすめ。

取り合えず入手しやすい物で今現在継続販売しているメジャーなメーカーのフィルムをまとめてみました。

2023年6月末現在の35mmネガカラーフィルムについて調べてまとめてみました。

まだまだ品薄ではありますが、しっかり探すと普通に売っていたりするので細かくチェックするのをおすすめします。

でも最近コダックゴールド200とカラープラスが200が以上に値段が安定せず高いので余りおすすめしないです。コダックゴールド200は最近見かけるようになりました。

それにしたって前回この記事を2023年の1月に公開しているのですが、半年ほどでこれだけ値上げが、、、、

それとこのサイトでも度々紹介している「MARIXフィルム」ですが、中々好調の様で今のところ安定して安価に購入出来ます。

更にマリックスさんでは、「カラーリバーサルフィルム」も販売を開始しています。

作例等も沢山載せましたので宜しければ見て下さいね。

くれぐれも転売ヤーから超高値でフィルムを買わない様に気を付けて下さいね。

最後まで見て頂きありがとうございました。

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