[フィルムレビュー]懐かしい写り「LOMOGRAPHY CN 400」

フィルムカメラ

こんにちは「kio」です。

各社いよいよ「ISO400のカラーネガフィルム」の選択肢が無くなってきましたね、この記事を書いている2022年4月現在ISO400のカラーネガは富士フィルムは「SUPERIA PUREMIUM 400」のみ、Kodakは「ULTRA MAX400」と「PORTRA400」位でしょうか、その他海外のメーカー等はカラーネガを出している所もあるみたいですが中々取り扱いしているショップも少なく手に入り辛い状況です。

そんな状況の中今回は「Lomography CN 400」(以下Lomo CN 400)で日中スナップしてきた時の写真を見ながらこのフィルムの値段や購入方法、特徴等を書いていきたいと思っています。

Lomographyさんは現在でもISO100、400、800のカラーネガフィルムを始め、モノクロフィルム、120のカラー、モノクロ、110フィルム等沢山の種類のフィルムを販売しています。

では早速書いていきます。

撮影機材、フィルム

  • Rollei AMF 35
  • Lomography CN 400

「Lomo CN 400」の値段、購入方法

Lomo CN 400は現在「Lomography公式オンラインショップ」にて3本パック「4,980円」で発売されています。1本あたり「1,660と中々にお高い値段がしますが、今現在だとISO400にしては特に高くも安くもない値段ですね。

公式以外でもAmazonさん等結構色々なショップで購入することが出来ますが、たまに定価より高く設定されている場合もありますので購入の際はまず公式オンラインショップで値段を確認してから購入することをおすすめします。

「Lomo CN 400」の特徴

各社パッケージの色がそのフィルムの特徴を表していると言われていますがこのLomo CN 400のパッケージも「青」なので青に特徴があるフィルムなのでしょうか??

「青」が特徴というと、「KODAK ULTRA MAX 400」なんかを思い浮かべますがLomo CN 400はどうなのか?

ここから写真を見ながら特徴を見ていきたいと思います

まずは空の写真。青にそこまで派手な感じでは無いです、シャドー部分に少し青みを感じます。ウルトラマックスとは違う青です。

緑が青を足したような色味に見えます。

こちらの緑もちょっと癖がある緑です。

青はなんか重い、鈍い色味に感じます。

日陰は少し青味かかっています。木のテカっている部分の青の色味は独特に見えます。

赤の発色は控えめに感じますが、色ノリは良さそう

ガチョウかアヒル???

ここまでで皆さんはどう感じますでしょうか?

僕個人の感想ですが、以前の記事の「Lomo CN 100レビュー」にも書いた通り「彩度」は余り高くなく(でもこってり出る色もある)、コントラストは高め、と思います。メリハリのある描写だと感じました。

CN100が赤と黄色が特徴的と書きましたがこの「Lomo CN 400」に関していえば青も特徴はありますが緑も特に独特な発色のように感じました。シャドー部分にやや青が乗り、全体的に寒色系のフィルムかと。

それと、各色のバランスなのか何かわかりませんが、よく言えば「懐かしい」悪く言えば「古臭い」描写だと感じました。

まとめ

「Lomo CN 400」は富士のPRO400Hのさわやかな青、KODAK ULTRA MAX 400の鮮やかな青とも違う青でした。全体のバランスと相まって「懐かしい」雰囲気になるフィルムでした。

ISOも400ですので、日中はもちろん夕方や、頑張ればストロボなしで室内や明るい夜の街位ならいけそうです。

とりあえず「日中」スナップした写真を見ながらレビューしましたがこの「Lomo CN 400」で「室内」「夜」スナップした写真も今後レビューしていきたいと思います。

このフィルムは人工灯下だと自然光下とはまた違う描写でしたので次も見て頂けると嬉しいです。

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