こんにちは「kio」です。
JCH STREETPAN 400でスナップしてきたので現像データと共にご覧ください。
以前、今回使用するフィルム「JCHストリートパン400」のフィルムレビューも書いていますのであわせてどうぞ。
現像データに行く前にちょっとだけ今回タイトルにもある【EI】とは何か説明。
【EI】とは何か？
今回のブログのタイトルにもある【EI】について少し説明しておきます。
EI=Exposure Index(エキスポージャーインデックス)の略で、日本語では【露光指数】と呼ばれています。
ではこのEIとは何なのでしょうか？
EIとは簡単に言うと【実撮影時のISO設定】の事です。
通常ISO400のフィルムを使ったときはISO400とカメラで設定すると、そのまままISO400相当の露出で撮影します。
ですがEI200とは通常ISO400の露出で撮影する所をISO200相当の露出で撮影します。
これは普通は減感、増感現像等をするときによく使います。
ISO400のフィルムをEI200で撮影して、一段減感現像をしたり、その逆でEI800で撮影して増感現像する場合等ですね。
但し、今回使ったJCH STREETPAN 400をEI200で撮影したのは減感現像が目的ではありません。
EI200で撮影して、通常のISO400として現像します。
意図的に一段オーバーのネガを作って、描写の違いを見てみました。
上記にリンク貼ってある【フィルムレビュー】と比べて頂くとコントラストの違い等わかりますので是非見てみてください。今回はスキャン後のコントラスト調整はしていません。
次は現像データです
撮影機材
- Nikon F2アイレベル
- フォクトレンダーウルトロン40ｍｍ F2
使用フィルム 薬品
- JCH STREETPAN 400
- Rollei SUPERGRAIN
- FUJIFILM スーパー富士フィックス
- FUJIFILM QW
- FUJIFILM DW
現像データ
- Rollei SUPERGRAIN 1:12 21℃ 19‘00 (60/30/2)
- スーパーフジフィックス7‘00
- QW 1’00
- 水洗い 10’00
- DW 1’00
- 乾燥
作例
EI200撮影の結果は？
数点ビミョーにアンダー気味なカットもありますね、、、
これは僕の勘露出がポンコツなせいです、
露出と光の加減では柔らかく見える感じになった写真もありますが、これは現像液のせいでハイライトが残ってしまったため柔らかい雰囲気になったのかな？
実際に手焼きプリントする場合はちょっと焼き辛そうな濃い目のネガになりましたが、今現在手焼きプリントはしませんし、EI20でもスキャンしたままで良い感じのコントラストが得られました。
バチっと決まった時の黒の締りはとても好きな雰囲気ですね。
快調という点では物足りなくなりますが個人的にこのフィルムやっぱり好きです。
今度は他の現像液でシャドー潰して、ハイライト飛ばしてガツンとした高コントラストの写真狙って現像してみたいですね。
最後に
今回はJCH STREETPAN 400を一段オーバーで撮影してみました。
このフィムは高温現像で粒子をざらざらにしてもっとコントラストを強調しても表現の一つとして面白そうだと思いました。
まだ数本このフィルムは在庫がありますので試してみたいです。
最後まで見て頂きありがとうございました。
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