タムキュー「52BB」でマクロスナップ!コダックULTRAMAX 400を減感現像してみた。

フィルムカメラ

こんにちは「Kio」です。

先日の「タムキューでマクロ撮影しないスナップ」の記事をアップした後、

「折角だしマクロ撮影した記事も書こうかな~」

と思い、ソメイヨシノも咲いてきていたので近所の公園へ【タムロンSP 90mm F2.5 MACRO(52BB)】を付けたOLYMPUS OM-2Nにコダックウルトラマックス400を詰めて撮影へ。

この時点ではまさかあんなことになるとは、、、、、、(大げさw)

OLYMPUS OM-2N×タムロン52BBマクロスナップ

前回は「OM-1」で52BBを使ったが、今回はOM-2Nに52BBの組み合わせで撮影する事に。

OM-2Nも52BBも中々コンパクトでつけた時の見た目もとても良いぞ!

52BBマクロもあるスナップ作例

まずは色々と撮った写真を見て貰う。

先日まで咲いていなかったソメイヨシノが一気に咲き始めたタイミング。

嫁Kiioは最近Canon EOS5 QDがお気に入り。50mmレンズを付けて「梅佳代」ごっこらしいが、妻よ、、、梅佳代のレンズは50mm F1.4なんだ、、、と心の中で細かいツッコミを入れているw

52BBは所謂「ハーフマクロ」なので大体これ位迄寄れる

かなり絞っているが流石に最短撮影付近だと背景も大きくボケる。

これは引いての撮影。ウルトラマックスらしい気持ちの良い爽やかな青だ。

指紋迄バッチリw

かなり小さい花だけど細かい所まで写る。

ちょっと離れて菜の花を。

ちょっと離れると背景のボケは少し硬いかもしれない。

駅前で見つけたステッカー。

ステッカーその2。

ド派手。

ハナモモ?なのかな。

夜に枝垂桜をストロボ撮影。

ハーフマクロなので大体近寄って撮るとこんな感じになる。

一段減感する事で、ウルトラマックス400ならぬウルトラマックス200になってしまったが結構良い写りだ。

因みに、減感する事で粒状感は変化するのかな?と思ってよく見てみたが変わらない気がするw

等倍マクロだとこの位寄れる

上記2枚の写真は同じくタムキューの「SP AF 90mm F2.8 MACRO Model172E」で手持ち撮影している。

やはりハーフマクロよりは被写体にグッと寄って写せるが、手持ちでプルプルしながらの撮影だったので、手持ちで気軽にスナップついでにマクロ撮影をするならハーフマクロで十分だと改めて思ったww

タイトルの「減感現像はどこに行った??」

安心して下さい!!!

ここからが「減感現像」の話。

先に載せた「OM-2N」の写真にヒントが。

わかるかな???

これならどうかな?

じゃあこれで、、、、、

そう、、、、

露出補正を+1にしたまま撮り切っちゃったwwwww

要するに「1段オーバー」で全ての写真を撮ったという事。

ソメイヨシノを撮るのに+1の補正をかけて撮影してそのままだったんだよね、、、、w

ぶっちゃけ、+1段位なら今時のネガフィルムは広いラチチュードがあるので全く問題は無いんだけど、、、なんだか悔しい、、、、

400のフィルムを1段オーバーに撮ってしまったという事はISO200のフィルムと同じ露出で撮ったという事!!!

なら自分で現像するんだしオーバー分を考慮して「減感現像」してしまえ!!!

というシンプルな理由で減感現像してみる事にw

丁度良く、MARIX C-41自家現像を始めてから「減感現像」ってした事無かったからデータも取れるし、、、、と何となくグズグズな言い訳をしながら処理する事にw

MARIX C-41現像キットの減感現像のデータ

MARIX C-41自家現像の取り扱い説明書を見返してみると「増感現像」は処理時間×1.3倍を基準と書いてあるが減感現像についての記載は無かったので、今までモノクロフィルムでのデータを基準に

処理時間×0.75倍

として処理してみた。

MARIX C-41の基準の処理時間は

38では3´30秒(210秒)

36℃だと5´45秒(345秒)

今回は36℃だったので基準の345秒に0.75を掛け出て来た数値は

258.75秒(4´18.75秒)

という数字なので処理しやすい様に4´15秒(255秒)で処理してある。

結果から言うと、ネガの濃度を見ても良い感じで、色の転び等も無く良く発色してくれているし成功なのではないかと思っている。

なので1段減感処理をMARIX C-41現像キットでする場合は

温度による規定処理時間×0.75倍

を一つの目安に処理しても良さそう。

処理中の温度低下等も加味すると0.7~0.75倍位で大体上手く行くのではないかと思っている。

まぁ、カラーネガフィルムの減感現像って、増感現像に比べてやる機会は少ないと思うが、もし減感現像する場合は上記時間を参考にして欲しい。

まだ1本しか処理してないから確実なデータとは言えないんだけどねw

最後に

そんなこんなで露出補正をしたままで悔しかったので1段減感処理をしてみた!!!

っていう割とどうでもよい話なんだがw

そして、前回の52BBでは敢えて、「マクロ撮影封印」してスナップして来たけど、一応ハーフマクロだとこんな感じに撮れるよ~と。

タムロンの90mmマクロはシリーズ通してやはり用描写だね。

中古でも探せばそれなりの状態の物が10,000円切って購入できるので機会があれば使ってみて欲しい。

ネガのスキャンもVALOI easy35を使い始めて各種フィルムに対応するプリセットを作ったので本当に爆速でキレイに反転現像をする事が出来るようになった。

要するに僕がこの記事で伝えたい事は

皆さんは露出補正した時はちゃんと補正戻そう

タムキューいいぞぉー

って事w

次はこのフィルム

FUJIFILM X-TRA 400が終売になり、代わりにラインナップされたフィルム「FUJIFILM 400」を手に入れたのでちょっとKodak ULTRAMAX 400と撮り比べしてみようかと。

何故ULTRAMAX 400と撮り比べするかというと、この「FUJIFILM 400」どうもMade in USAらしく、という事はKodakのOEMではないか?中身はULTRAMAX 400とか色々な憶測が飛び交っている。

そこで同じレンズで撮影、同時に自家現像して、同じ設定でスキャン、反転現像してみればハッキリするのでは無いかと思い検証してみる事に。

今月中には結果報告の記事書けるように頑張ろうと思うので気になっている方はお楽しみに!

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最後まで見て頂きありがとうございました。

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